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広報やない平成23年11月10日号テキスト版06

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年3月23日更新

広報やない平成23年11月10日号(P11)

人権作品

市が平成22年度に人権尊重の推進を目的に募集し、優秀賞を受賞した詩を紹介します。
●問い合わせ 人権教育室 電話(22)2111内線333


「過去の体験からの未来への想い」 中学校 二年 
  
 みなさんはよく「いじめ」や「差別」という言葉を聞きますか?また、その言葉についてどう思いますか?私はその言葉が嫌いです。それには、一つだけ、理由があります。
 それは、私の身の周りでも起こっているからです。私は実際、友達からいじめられたことや軽い差別をされたことがあります。ある出来事が原因で、私以外のクラスの女子たちや一部の男子との仲が悪くなりました。その間、物を隠されたり、壊されたり、黒板に悪口を書かれたり、文句が書かれた手紙をわたされたりと、毎日毎日、ひどいことばかりされていました。「何でこんなことされなきゃいけないんだろう。」と思いました。でも、一人だけ私を本気で心配してくれる人がいました。そのたった一人のおかげで、毎日休まずに学校へ行くことができました。今はもうみんなと仲が良く、楽しく学校へ行くことができています。
 私はいつも、「自分がやられて嫌なことは人にはしない。」という自分だけのモットーを心の中で決めています。以前、私を特にいじめていた友達が、今度はクラスのほとんどの人からいじめられるようになっていました。普通の人ならやり返すと思いますが、私はいつもその友達に普通に話しかけたり、優しく接したりしました。みんなから「何で優しくするの?昔いじめていたのに。」と言われたときは、「みんなと仲良くしたいから。」と答えていました。だから私は、「いじめ」や「差別」をすることに反対なのです。そんなことをしたとしても、いずれ自分がやり返されるだけなのですから。みんなと仲良くしていれば、ほとんどそのようなことは起こらないと思います。今はその友達も、みんなと普通に話をしたり、遊んだりしています。
 また、「差別」では、私の場合は軽すぎることですが、少し嫌なことがあります。多分、私だけじゃなく、私以外の女子の何人かが同じような気持ちだと思います。それは、女子の一部が、「この人は好き、この人は嫌い。」と言って、あまり仲良くしなかったり、何か土産などを買ったりするときも、「この人には買って、あの人には買わない。」というようなことがよくあります。学年の人数が少ないこともあり、そういうのは、あまり良くないんじゃないかと思うし、私は嫌いです。でも、これがなかなか口に出して言えないのです。
 このように、身近で起こる人権問題を、私は無くして欲しいのです。もしもみなさんの周りで「いじめ」や「差別」をしている人、もしくはされている人がいれば、助けてあげてください。それが本当の友達だと思います。「いじめ」や「差別」は、大きく言えば「戦争」や「核兵器」と同じようなものだと思います。そんな必要の無いものは無くしたいと思いませんか?それは、今すぐに私達の気持ち次第で変えることができるのです。「みんな平等、みんな仲良し」という心を持っていればきっと大丈夫です。みんなで変えませんか?「いじめ」「差別」の無い世の中に。