広報やない平成24年4月26日号テキスト版08

広報やない平成24年4月26日号（P13）

ふるさと学生応援奨学金の奨学生を募集します(再掲)
市では、学業成績が優秀であるにもかかわらず、経済的な理由で修学が困難な人に対して奨学金制度を設置し、奨学生を募集します。
○対象　次の全ての要件を満たす人
▼大学、短期大学、専修学校のうち修業年限2年以上の専門課程および高等専門学校(第4学年、第5学年および専攻科に限る。)に在学する人
▼他の奨学金の貸付を受けない人
▼市内に2年以上住所を有する人に扶養されている人
○募集人数　4人(選考による)
○貸付金額(月額)　▼一般奨学金：3万円▼定住促進奨学金：1万円
※定住促進奨学金制度：大学等の卒業後、市内に定住したいと考えている奨学生に対し、一般奨学金に上乗せ(合計4万円)して貸し付ける制度です。
○貸付期間　在学する大学等の正規の修業期間
○返還方法　卒業の6か月後から毎月の返還で、貸付期間の2.5倍の期間(最長10年)内での返還
○申込期限　～6月8日(金曜日)　市役所執務時間内
●申込・問い合わせ　期間内に学校教育課備付の申請書を同課へ提出してください。
　詳しくはお問い合わせください。学校教育課　電話(22)2111内線312

人権作品
人権尊重の推進を目的に募集し、優秀賞を受賞した作品を紹介します。

「大切なパートナー」
柳井小学校　四年　西村　美鈴(平成23年度受賞時)
　最近、「イクメン」という言葉をよく耳にします。テレビのコマーシャルや新聞などで子育てをすすんでやっている男の人が紹介されています。子供といっしょに遊んだり、料理を作ったりするなど、家族のために家の仕事もする男の人を「イクメン」というそうです。
　私のお父さんは、まさにイクメンです。仕事がお休みの日は、いつもいっしょに遊んでくれたり、料理をしてくれたりします。私は、料理が大好きなので、お父さんがいっしょに作ってくれると、いろいろなことをおしえてくれるので、すごくうれしいです。お父さんが一番上手な料理はオムライスです。また、家族のたん生日にはいつもデザートのパフェを作ってくれます。お母さんも弟も私も、みんな楽しみにしています。お父さんのたん生日パフェは、わが家のおきまりです。
　弟もお父さんが大好きです。いつもいっしょにトランプをしたり、竹馬で遊んだりします。お父さんが料理をすると、弟も料理をします。お父さんがそうじ機をかけ始めると弟もいっしょにそうじ機をかけます。休みの日はいつもいっしょです。最近、笑い方までにてきました。お父さんと弟がねているすがたを見て、お母さんが、
「ね顔までそっくりだね。」
と笑いながら言いました。私は、弟もしょう来お父さんみたいにイクメンになるだろうなと思いました。
　社会の中でも、イクメンがふえているそうです。男の人も女の人も仕事をして、家でもいっしょに家事や子育てをすることは、とてもいいなと思います。それは、仕事をしているお父さん、お母さんをみると、がんばっているんだなと思うし、家族でいっしょにすごす時間は私にとってとても楽しい時間だからです。
　私もしょう来やってみたい仕事がたくさんあります。仕事をしながら家族も大切にできる大人になりたいです。
　私はお父さんに、
「なんでお父さんは、家のこともするのか。」
と聞きました。するとお父さんは、
「お父さんとお母さんは、おたがいにそん重しあっているからだよ。相手のことをおたがいに考えて、おぎない合いたいと思っているんだよ。」
と教えてくれました。
　私のクラスでは、男女の仲がいいです。もっと仲よくなるために男の子も女の子も相手の気持ちを考えて、助け合っていくことが大切だと思います。そのためにまず私は、困っている友達がいたら助けてあげたり、男女関係なく仲良く遊んだりしたいです。そして、おたがい大切なパートナーとして、楽しくあたたかいクラスになったらいいなと思っています。
●問い合わせ　人権教育室　電話(22)2111内線333