ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広報やない > 広報やない平成27年2月26日号テキスト版01

広報やない平成27年2月26日号テキスト版01

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年2月26日更新

広報やない平成27年2月26日号(P2~5)

3月1日~8日は「女性の健康週間」です
厚生労働省は、毎年3月1日から3月8日までを「女性の健康週間」と定め、女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすために、社会で総合的に支援していく国民運動として展開しています。この機会に今一度、ご自身や周りの人の健康について考えてみませんか?
今回は女性特有のがんである「子宮がん」と「乳がん」についてお伝えします。「がん」の多くは高齢になるほど発症するリスクが高まるため、若い人にはあまり関係のない病気だと思われがちですが、女性特有のがん(「子宮がん」や「乳がん」)は若年化が進んでいます。

それぞれのがんの特徴
子宮がんには、子宮の入り口である頸部にできる「子宮頸がん」と、子宮の奥である子宮体部にできる「子宮体がん」があります。
●子宮頸がん
発症しやすい年代/30~40歳代(最近は20~30歳代で急増しています)
主な原因/性行為で感染するヒト パピローマウイルス(HPV)。(HPVに感染しても、全ての人ががんになるわけではなく、ほとんどの場合が自然に消失します。ごく一部のケースで長期にわたって感染が続き、数年~十数年を経てがんが発症するとされています)
●子宮体がん
発症しやすい年代/50~60歳代
主な原因/女性ホルモンの乱れ、食生活の欧米化など

柳井市のがん検診を受ける場合
(1)指定医療機関に市のがん検診を受けたい旨を伝え、予約します。
(2)予約日に健康手帳(保健センターで無料交付)と検診料金と保険証を持って受診します。

柳井市のがん検診
平成26年度版(平成26年4月1日~平成27年3月31日)
健(検)診の種類 対象者(柳井市民に限る) 指定医療機関(要予約) 受診者負担額(円) 69歳以下70歳以上
子宮がん検診(細胞診) 20歳以上(平成7年3月31日までに生まれた女性)※体部の検診は半年以内に自覚症状のあった人 周東総合病院(健康管理センター)・優クリニック・向井医院・光市立大和総合病院(健診科)
頸部のみ 1,400 500
頸体部 2,000 500
乳がん検診 (視触診とマンモグラフィ) 40歳以上(昭和50年3月31日までに生まれた女性) 周東総合病院(健康管理センター)・平生クリニック・光市立大和総合病院(健診科)
1,500 500
※どちらも2年度に1回の検診です。

●乳がん
乳がんは、日本人女性の12人に1人が、一生涯に一度は発病すると言われています。しかし、見つかるのが早いほど治りやすいがんです。
発症しやすい年代/30~60歳代
主な原因/食生活の欧米化、晩婚化、高年齢出産など
特に次のような人が乳がんになりやすいといわれています。
○家族(祖母、母、姉妹)が乳がんにかかったことがある
○本人が乳腺疾患になったことがある
○高齢初産(30歳以上)か、出産歴がない
○初潮が早く(11歳以下)閉経が遅い(55歳以上)
○閉経後の肥満
○長期間(10年以上)のホルモン補充療法(更年期障害の治療)を受けている
症状が現われた頃には、既にがんが大きく進行していることが少なくありません。そのため、何も症状のないうちに検査を受けることが、早期発見・早期治療のために大切です。「若いから」「症状がないから」「恥かしいから」…ではなく、2年度に1回は検診を受けましょう。
市が実施しているがん検診(右ページ下段)は、自治体が費用の一部を負担しているため、少ない自己負担で受けることができます。
また、職場や健康保険組合、人間ドックなどでがん検診を受けられる場合もありますので、お勤めの人の場合は、職場にがん検診の制度についてお尋ねください。
検診の内容
子宮がん検診は、子宮の頸部の細胞をこすりとり、異常な細胞がないか顕微鏡で見る検査です。
乳がん検診は、視触診とマンモグラフィ検査を行ないます。マンモグラフィ検査は、乳房専用のレントゲン撮影による検査です。乳房をプラスチックの板で挟んで圧迫し、X線撮影を行ないます。不安な場合は医師に相談しましょう。
また、乳がんは自分で発見できるがんです。月に1回(月経終了後1週間ぐらいに、また閉経後は日を決めて)は自己検診をしましょう。気になる症状がある場合は、早めに診察を受けましょう。
●問い合わせ
 市保健センター 電話23-1190

乳がんのセルフチェック(自己検診)の方法
(1)まず両腕を下げたまま、左右の乳房や乳首の形を覚えておきます。そして、両腕をあげて正面、側面、斜めを鏡に映し、次のことを調べます。
▼乳房のどこかに、くぼみやひきつれたところはないか。
▼乳首がへこんだり、湿疹のような、ただれができていないか。
(2)仰向けに寝て、右の乳房を調べるときは右肩の下に座布団か薄い枕を敷き、乳房が垂れず胸の上に平均に広がるようにします。
(3)乳房の内側半分を調べるには、右腕を頭の後方に上げ、左手の指の腹で軽く圧迫して、しこりはないかまんべんなく触れてみます。
(4)外側半分を調べるには、右腕を自然の位置に下げ、左手の指の腹で同じようにまんべんなく触れてみます。また、わきの下に手を入れて、しこりはないか触れてみます。反対側も同様に行ないます。
(5)乳首を軽くつまみ、血液のような異常な液が出ないか調べます。
※乳房を指先でつまむようにして調べると、異常がなくてもしこりのように感じますから、必ず指の腹で探ってください。

3月は 自殺対策強化月間 です
自殺は、家族や周囲の人に計り知れない深い悲しみと生活上の困難をもたらし、社会全体にとっても大きな損失です。
自殺の多くは、さまざまな不安、悩みなどが複雑に絡み合い、「苦しみを逃れるには死ぬしかない」と追い詰められ、孤立した状態で起こっています。自殺を防ぐためには、孤立を防ぎ、まわりの人とのつながりを保つこと、そして自殺予防に関心を持つことが大切です。
大切な命を守るために、私たちにできることを考えてみましょう。
■日本では、1日に75人が自殺で亡くなっています
我が国の年間自殺者数は、平成10年に急増して以降、14年連続して3万人を超えて推移していましたが、平成24年に3万人を下回り、以来減少傾向にあります。しかし、依然として多くの人が自殺で亡くなっている現実に変わりありません。
警察庁の統計によると、平成25年の自殺者数は、全国で27,283人、山口県では292人でした。1日当たりで計算すると、全国で毎日75人が自ら尊い命を絶っていることになります。
内訳は、男性が68.9%、60歳代が一番多く、次いで40、50、70歳代で、40~60歳代で半数を占めています。また、15~39歳の死亡原因の第1位が自殺であることも、深刻な問題です。職業別では、無職者(60.3%)、被雇用者・勤め人(26.7%)、自営業・家族従事者(7.8%)、学生・生徒等(3.4%)の順でした。
原因・動機が明らかなものでは、「健康問題」が13,680人と最も多く、次いで「経済・生活問題」4,636人、「家庭問題」3,930人、「勤務問題」2,323人の順でした(自殺者1人につき、3つまで計上)。 
■防げる自殺もあります
身近な人のサインを見逃さないことが大切です。自殺を考えている人は、「死ぬしかない」、「死んでこの苦しみを終わらせたい」という絶望感と、「本当は死にたくない」、「生きたい」という気持ちの間で激しく揺れ動いています。その葛藤から不眠や原因不明の体調不良などの自殺の危険を示すサインを発していることがあります。
元気がない、いつもと様子が違うなど気になる人がいるときは、まず声をかけてみましょう。

【自殺につながるサインや状況】
○気分が沈む、自分を責める、決断ができない、不眠が続くなど(うつ病の症状)
○原因不明の身体の不調が長引く(うつ病による身体症状)
○飲酒量が増す(気分を晴らすため、眠るためにアルコールが増える)
○投げやりな態度が目立ち、安全や健康が保てない(事故やけがが増える、薬をのまなくなるなど)
○仕事の負担が急に増える(過労自殺)、大きな失敗をする、職を失う(自己の存在価値を失い自殺の危険が高まる)
○職場や家庭でサポートが得られない(自殺の多くは孤立した状態で起こっている)
○本人にとって価値のあるものを失う(家族、仕事、地位、財産など)
○重症の身体の病気にかかる(大病は人生の意味を大きく変化させ、自殺の危険が高まる)
○自殺を口にする(自殺した人の大多数は、最期の行動を起こす前に誰かに打ち明けている)
○自殺未遂に及ぶ(最も重要なサインで、直ちに専門家による治療が必要。手首を浅く切る、薬を多く飲む等の死に至らない自傷行為も、長期的には自殺につながる危険が高い)
厚生労働省「職場における自殺の予防と対応」をもとに作成

■周囲の人にできる自殺予防のための行動
~身近な人が、自殺を考えているのではないかと思い当たるとき
◆気づき ~周りの人の変化や悩みに気づいて、声をかける~ 
○家族や仲間の変化に注意して、心の悩みを抱えている人が発するサインに気づき、声をかけましょう。
○自殺を考えている人は「死ぬしかない」と視野が狭くなったり、孤立感を感じています。声をかけることで「決してひとりではない」ことに気づいてもらいましょう。
◆傾聴する(聴く) ~本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける~
 「声をかけ、話を聞くこと」は、絶望感を減らすための重要なステップです。時間をかけて、できる限り傾聴しましょう。
○誠実に、尊重して相手の感情を否定せずに対応しましょう。
○話を聴いたら、「話してくれてありがとう」や「大変でしたね」、「よくやってきましたね」とねぎらいの気持ちを伝えましょう。
○本人を責めたり、安易に励ましたり、 本人の考えを否定することは避けましょう。
◆つなぎ ~早めに専門家に相談するよう促す~
 問題や悩みを解決する方法を知らずに、死を選んでしまうことほど残念なことはありません。専門家の支援を受けること、さまざまな支援の輪を広げることが大切です。
○悩みや問題の解決の第一歩は、相談機関、医療機関等の専門家への相談から始まります。
○本人を理解してくれる家族、友人、上司といったキーパーソンと協力して、確実に相談につなげましょう。
◆見守り ~温かく寄り添いながらじっくりと見守る~
 専門家に相談しても、解決には時間がかかることもあります。一見元気になったように見えても、悩みは繰り返し頭をめぐるものです。本人が完全に乗り越えるまで、長期間見守る必要があります。「もう大丈夫」と油断せず、温かく見守りましょう。
○ひとりで対応せず、家族や地域、職場、専門機関が継続して協力し合いましょう。
○自然に応対するとともに、家庭や職場でのからだや心の負担が減るように配慮しましょう。
○必要に応じ、家族と連携をとり、主治医に情報を提供しましょう。
■ひとりで悩まないで、相談しましょう
 悲しいことや辛いことがあって、誰かに弱音を吐いたり助けを求めたりすることを恥ずかしいと思っていませんか。
 自分だけでは解決方法が見つからない問題については、誰かに相談するようにしましょう。市や県の相談窓口もあります。一人で抱え込まず、誰かに話すと気持ちを整理することができます。あせらずに、少しずつ先のことを考えていきましょう。
★1月22日に、「うつ病入門」というパンフレットを自治会を通じて各戸に配布しています。自殺と深い関係があるうつ病の予防のために役立ててください。
●問い合わせ
 市保健センター 電話23-1190

心とからだの健康に関する相談窓口
○柳井健康福祉センター
 電話22-3631
 月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)
 8時30分~17時15分
○柳井市保健センター
 電話23-1190
 月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)
 8時30分~17時15分

自殺予防のための電話相談
○いのちの情報ダイヤル“絆”(山口県精神保健福祉センター)
 電話0835-22-3321
 火曜日・金曜日(祝日、年末年始を除く)
 9時~11時30分、13時~16時30分
○山口いのちの電話
 電話0836-22-4343
 毎日16時30分~22時30分
○自殺予防いのちの電話(日本いのちの電話連盟)
 電話0120-738-556(通話料無料)
 毎月10日、8時~翌朝8時