ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 広報やない > バックナンバー > 平成25年度 広報やない > 広報やない平成30年4月12日号テキスト版01

本文

広報やない平成30年4月12日号テキスト版01

更新日:2018年4月12日更新 印刷ページ表示

広報やない平成30年4月12日号(P2~9)

特集
やないのおしゃべりとしょかん
さあ、新しい図書館についていっしょに考えましょう
 柳井商業高等学校跡地に新しい図書館をつくることになりました。毎日でも行きたくなるような場所になるように、studio-L・山崎亮氏の監修のもと、ワクワク、ウキウキするアイデアを出し合うワークショップ「やないのおしゃべりとしょかん」が開催されています。
 第1回は2月9日金曜日、サンビームやないで山崎氏を講師に迎え、柳井ひとづくりアカデミーとして開催し、約700人が参加しました。第2回は3月2日金曜日、やまぐちフラワーランドで開催し、約40人が参加して、前回よりもさらに踏み込んだ「図書館でやってみたいこと」について意見を交換しました。
 この「おしゃべりとしょかん」では、参加者の皆さん一人ひとりが主人公。子どもから大人まで、いろいろな人たちが新しい図書館について語り合っています。
 図書館はどう始まったのか。お金持ちが持っている本をみんなに見せてあげようと始めたのか。もしくは、一人ひとりが持っている本を集めてみんなで読めるようにしたのか。自分では買いそろえることができないほどの本がある図書館は、自分たちの生活をより良くするための情報が集まっている場所だと思います。そして、書籍以外の様々な情報源がある現代、本を読むこと以外のことができる図書館が必要です。自分の生活に必要な情報が得られる、活動、仕事、友達が増えるきっかけになる情報館=図書館を市民の皆さんとつくっていくことが必要です。
 私たちstudio-Lは、これまで図書館のプロジェクトを2~3つほどお手伝いしています。そのような中で、スマホで何でも情報が得られる時代になり、新しい概念で図書館をつくらないといけないのではと思っています。そうしないと、みんなに利用してもらえる図書館にはなりません。自分の子どもや孫の時代になったときに必要とされる図書館を考えてほしいです。想像力をつかって長いスパンで図書館のありかたを考えてほしいと思います。せっかくお金をかけて、新しい図書館をつくるのであれば、従来の図書館のイメージで考えるのではなく、そもそも図書館と呼ばないほうがいいぐらいの気持ちで考えてもいいのかもしれません。色々な事例を学びながら、柳井市にはどんな図書館が必要なのか。皆さんの生活実感と図書館でどんなことをやりたいのかを混ぜ合わせながら考えてください。

yamazaki ryo
山崎 亮
studio-L代表。東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科長)。慶応義塾大学特別招聘教授。1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築事務所を経て2005年にstudio-Lを設立。著書「まちの幸福論」は国語の教科書に取り上げられ、柳井市内の小学6年生も授業で学んでいる。

小学校6年生はこう考えた
柳井小学校6年生は-
遊べる広場、スポーツができる施設があったり、図書館の中は小さい子どもが遊べる部屋、集中して勉強できる部屋、自然を活かした部屋、飲食しながら本が読める部屋など、テーマ別の部屋があるといいなと思いました。体の不自由な方のためにスロープ等の設置も大切です。
大畠小学校6年生は-
誰にとっても魅力あふれる図書館になったらいいなと思いました。本が見つけやすかったり、子どもでも探しやすい工夫が必要です。高齢者や体の不自由な方、子ども連れの方にも使いやすい図書館が必要です。また見た目も大切。きれいな建物の屋外のハンモックで本が読めたらいいなと思いました。
伊陸小学校6年生は-
市民が集まる楽しい図書館にしたいと考えました。作家を招いた座談会や読み聞かせ等のイベントを開催したり、トランポリンなど室内で遊べる施設の設置、静かに勉強する落ちつける空間づくりなどが必要だと思いました。

理想の暮らしは?図書館でどんなことがしたい?
 柳井市での自分の理想の暮らしについて考え、それを実現するために図書館でどんなことをしたいかを考えました。栞とワークシートに各自書き込んだ後、会場の何人かに発表してもらいました。
 「理想の暮らし」では、休日にすることがいっぱいあるような賑やかな暮らしがしたい、地域の人と和やかに、ときにはお酒を飲みながら暮らしたい、平和でゆったりした生活がしたいという意見がありました。
 「図書館でどんなことをしたいか」については、無理をしない野菜作りや、運動の知識を図書館で得る、床暖房や足湯でぬくぬくしたい、図書館のまわりを散歩しながらスケッチしたり、俳句を読んだりしながらおしゃべりしたい、今やっている団体で活動したい、学生だけで話したり飲食したいなど、一人ひとりのやりたいこと、アイデアがたくさん出てきました。

図書館でやってみたいことは?
バンドの演奏や練習ができるところがあったらいいな。映画の上映できる場所をつくってみんなで観られたり、子どもたちに読み聞かせができたり。柳井の商店とコラボしたり、動物と触れ合える場所もあったらいいなという意見が出ました。
子ども食堂など、料理ができて食事ができる場所があるといいねと盛り上がりました。ウサギなど動物と触れ合える場所、例えば自分のペット自慢ができたり、ペットを通じて人と人がつながるような命をつなぐイベントがしたいです。
館内に木のオブジェがあるなど、雨が降っても子どもが遊べるスペースがあるといいな。ボードゲームや将棋もできたり、屋外には芝生広場があって親子で遊べたり。自給自足のHow to(栽培~調理)を発信できる場所にしていきたいです。
スカイプなどで全国や世界とつながったりできたらいいな。緑=苔がある図書館もおもしろそうかな。時間帯で変わるバーやカフェやレストランがあって、最後はカプセルホテルで宿泊できるというのもいいねというアイデアが出ました。
図書館に行ったら「あれに会える、あれが見られる」というインパクトが必要。1人でまったりくつろぎたい場所と、みんなで集まって何かしたい場所をしっかりわけて、両方できる図書館になったらいいな。人と出会う図書館にしたいです。
歴史で人と人をつなぐ図書館をテーマに。文献で古代のお酒の作り方を調べて、実際につくってみたい。家にある不要な本を持ってきて、気に入った本を持って帰ることができたり、小中学校の情報を集約して発信できたらいいな。

■今日(2月9日)の発表会、講演会やワークショップはいかがでしたか
色々な世代の人が集まって、将来のことを考えるきっかけになった/今から何を取り組んでいくべきか、何をすべきかを示してもらったような気がした/小学生がこんなに考えてくれたのかと感動した/ 市民が真剣にアイデアを出していた

人と人とのつながりを生む仕掛けはマルシェです。各地域の特産品を発信できる場所に。外では軒下を使って、ベンチでゆっくりしたりカフェでお茶したり。バリバリ仕事ができるようにWi-Fiもある施設だといいねという意見が出ました。

山崎さんの講評「次世代の図書館をイメージしよう」
 AI(※)が進化していく将来、情報を手に入れるだけの図書館だったら必要なくなってしまいます。図書館の概念を広げて、次世代の図書館をイメージしてください。そして、完成後も図書館に関わってください。図書館ができて、そこで活動することで、健康で長生きできるようになったというのが理想です。
※人工知能(artificial intelligenceの略)。人間の知的能力をコンピュータ上で実現する技術。

これからの 「おしゃべりとしょかん」 は
 今夏あと2回、予定しています。山崎さんは「自分の人生が楽しくなる機会にしてほしい。役所のためでも、自分のためだけでもなく、その間が大事」と話されています。皆さんで新しい図書館について語り合いましょう。
 詳しい日程などは後日、広報・ホームページ等でお知らせします。
●問い合わせ 政策企画課 電話22-2111内線471

アンケート結果 (3月2日)
■今日(3月2日)のワークショップはいかがでしたか
ニックネームで呼ぶ事により、はじめからなごやかなスタートがきれた。図書館を中心にいろいろなアイデアが出てきて、とても楽しい時間だった/今日の活動の中でもつながりのきっかけが生まれた/いろんな人の意見を聞いて、視野が広がった。みんなでワイワイしながら楽しくおしゃべりできた/とても良い雰囲気の中で、色んなアイデアがでた。未来の図書館の姿をイメージすることができた
■印象に残ったこと(3月2日ワークショップ)
学生さん、現役社会人、家庭人、リタイアした人、様々な人が集まっていた/図書館の概念を変えていく必要を感じた。未来にも耐える図書館を考えることの楽しさと大変さ/情報をどのようにのせていくか、伝えていくか、共有していくか、「人が集まる場所」であることが大事だなと思う/柳井市がひとつになれるような図書館になればいい/年齢、立場の違う人の意見や思いが聞けて何よりだった/達成感を感じることができた


Pick UP

ゴールデンウィーク期間中のごみ収集日程
5月3日木・4日金の「可燃ごみ」の収集は実施しませんのでご注意ください。
5月3日木・4日金の「粗大ごみ」の戸別収集は5月7日月に実施します。
ゴールデンウィーク期間中のごみ収集日程表は、PDF版または音訳版でご確認ください。


中山間地域の農業者を支援します
中山間地域等直接支払交付金
中山間地域等の条件不利地の農用地の農業生産活動を将来に向けて維持するために、集落協定に基づいた活動組織を支援します。
○実施方法 農地を維持するための5年間の集落協定を市と結び実施します。
○活動事例
(1)耕作放棄地の発生防止
(2)若者などの参画による安定的な営農体制づくり
○交付単価
 田
 急傾斜(1/20以上) 21,000円/10a
 緩傾斜(1月10日0以上) 8,000円/10a
 畑
 急傾斜(15度以上) 11,500円/10a
 緩傾斜(8度以上) 3,500円/10a
○申込期限 6月29日金曜日
●申込・問い合わせ
 農林水産課 電話22-2111内線352


地域の手で農地・農業用施設を守ろう
多面的機能支払交付金
農地や農業用施設などの資源を守るため、地域の皆さんが活動組織をつくり、共同で保全活動に取り組むことにより、交付金を受けることができます。
■農地維持支払交付金
 水路の泥上げや道路の草刈り等の活動を支援します。
○交付単価 田3,000円/10a、畑2,000円/10a
■資源向上支払交付金(農業振興地域内の農用地のみ交付対象)
(1)水路、農道の軽微な補修や景観形成のための植栽などの共同活動を支援します。
○交付単価 田2,400円/10a、畑1,440円/10a
(2)水路の更新など農業用施設の長寿命化を図るための活動を支援します。
○交付単価 田4,400円/10a、畑2,000円/10a
※取組状況によっては減額される場合があります。
○活動の手順
▼活動範囲を決め「活動組織」をつくる
▼活動組織の規約を定めて「事業計画」(原則5年間)をつくる
▼市へ申請書類を提出し計画の認定を受ける
○申込期限 6月29日金曜日
●申込・問い合わせ
 経済建設課 電話22-2111内線373


固定資産税・都市計画税・軽自動車税は5月に
市県民税・国民健康保険税は6月に
納税通知をお届けします
皆さんに納めていただく税金は、市の仕事を円滑に進める上で重要な役割を果たします。貴重な財源である市税を有効に使うため、納期内の納税にご協力をお願いします。
■平成30年度の市税納期限
年 固定資産税
都市計画税
(1)5月31日木曜日
(2)7月31日火曜日
(3)10月01日月曜日
(4)12月28日金曜日
市・県民税
(1)7月02日月曜日
(2)8月31日金曜日
(3)10月31日水曜日
(4)1月31日木曜日
軽自動車税
(1)5月31日木曜日
国民健康保険税
(1)7月02日月曜日
(2)7月31日火曜日
(3)8月31日金曜日
(4)10月01日月曜日
(5)10月31日水曜日
(6)11月30日金曜日
(7)12月28日金曜日
(8)1月31日木曜日
(9)2月28日木曜日
(10)4月01日月曜日
■安心・便利な口座振替をお勧めします
▼口座振替の手続に必要なもの
 預貯金通帳、通帳使用の印鑑、納税通知書
▼口座振替の手続ができる場所
 預貯金口座のある市内金融機関、税務課
●問い合わせ
 税務課
 電話22-2111内線131,132


老朽危険空き家の除却費用を一部補助します
他にも要件等がありますので、詳しくはお問い合わせください。
●申込・問い合わせ
 都市計画・建築課 電話22-2111内線237
○対象となる空き家
 次の条件を全て満たす木造住宅で、不良度判定が基準を満たし、かつ周辺への危険があるもの(※)
▼常時無人の状態の戸建て住宅
▼2分の1以上が居住用
▼個人が所有する住宅 
▼所有権以外の権利が設定されていない住宅
▼法的措置を命じられている特定空家等でないこと
※申込後、事前に現地調査を実施し、住宅の不良度や周辺への危険度を判定します。
○補助対象者
 次の全てに該当する者(法人は除く)
▼老朽危険空き家の所有者または老朽危険空き家がある敷地の所有者(相続人・代理人を含む)
▼柳井市の市税の滞納がない者
▼世帯全員の市町村民税所得割額の合計額が304,200円未満の者
○補助対象経費
 市内に本店がある解体業者へ依頼し支払った老朽危険空き家の除却工事費用(住宅の一部を除却する工事、他の制度による補助金等の交付対象となる工事費用は補助対象経費に含まず)
○補助額 補助対象経費の額の3分の1、上限額30万円
○募集件数 10件
○募集期間 4月16日月曜日~5月31日木曜日
○注意事項
▼補助金の交付決定前に工事に着手した場合(契約を含む)は、補助対象外となります。
▼11月9日金曜日までに事業を完了できない場合、補助を受けられません。


下水溝清掃にご協力をお願いします
●問い合わせ 市民生活課 電話22-2111内線165
■自治会の皆さんにお願いすること
▼泥土堀上作業、泥土回収場所(車両が通る道路)までの運搬作業、収集車への泥土積込作業(午前中に終わるよう計画してください)、自治会内の泥土回収場所への収集車の誘導をお願いします。
▼下水溝を消毒するときは、使用者が直接医薬品販売店で購入し、薬剤師・販売業者から説明を受け、購入者自らが散布してください。誤飲事故を防止するため、絶対にペットボトルなどで小分けして配布しないでください。
▼家庭ごみ(粗大ごみ、庭木・草等)など下水溝清掃以外のものは出さないでください。
▼作業中はけがをしないように互いに声掛けをして、無理をせず十分に注意してください。
■実施日(雨天決行)
○5月13日日曜日
 白潟東一・白潟東二・白潟西下・白潟西二・江の浦東・江の浦西・宮本東・宮本西・宮野・大屋・大屋東・千才・野地・琴風・琴風団地・片野東・片野西・北中開作・姫田・今市・新町・上田・東後地・西後地・尾の上・和田・サントピア・国清・迫田・下馬皿・中馬皿・土手・北浜・亀岡・魚町・久保・金屋・古市・中野・愛宕・洲崎・小野下後・神出・小木尾上・小木尾中・小木尾下・上浜・伊保庄みどり・高須住宅・旭ヶ丘
○5月20日日曜日
 詳しくは各出張所にお問い合わせください。
▼新庄地区(5月27日日曜日実施自治会以外)
 新庄出張所 電話22-0069
▼大畠地区(実施地区)
 大畠出張所 電話45-2211
○5月27日日曜日
 南中開作・東土手・新天地・山根・山根西・忠信・広瀬・一丁田団地・北町・新市六・新市中・新市三・天神二・天神北・天神南・南浜・東大才・中大才・西大才・みずほ・柳町・スイートレジデンス柳井駅前・東樋の上・西樋の上・サントノーレ柳井中央・中塚・箕越東・コープ柳井・箕越南・グラン・シエロ柳井駅南・グランビュー南町・ヴィークス柳井駅南・瀬戸側・土穂石・西土穂石・東向地・西向地・浜の内・新生・築出東・築出西・築出北・西高須・西田布路木
 
大畠地区の下水溝清掃は5月20日日です
 下水溝清掃は各地区の皆さんの自主活動で実施されています。皆さんのご協力をお願いします。
○日時 5月20日日曜日(雨天決行)8時~収集開始
○実施地区
▼中筋・西本谷・東浜・西浜・宮岬団地・瀬戸・石神・串の下
▼住吉・天神・本町・本町団地
▼天王・東村・蛭子町・遠崎本町・御旅・西里・杉の木・宮の下
○お願い
(1)トラックへは必ず自治会で積み込んでください。
(2)消毒用乳剤の散布は環境に配慮し実施しません。
(3)家庭ごみ、粗大ごみは絶対に出さないでください。
●問い合わせ 大畠出張所 電話45-2211


将来、農業法人等で就職したい人を募集します
 平成30年度 農業インターンシップ事業
 農業法人等に就職したときの具体的なイメージを持つために、市内の農業法人等のもとでの就業を体験します。詳しくはお問い合わせください。
○実施期間 原則7日間
○就業先 市内農業法人等(農林水産課が受入先等を調整)
○就業内容 時期や農作物の品種等により異なるため内容は受入先の方針による
○応募資格 18歳以上(未成年者は保護者同意が必要)
○募集人数 2人(先着順)
○報酬 受入先との雇用契約による
○就業時間 受入先の就業規則による
○参加費 無料(交通費・宿泊費等は自己負担)
○募集期限 12月28日金曜日執務時間内
●申込・問い合わせ
 農林水産課 電話22-2111内線353