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市長コラム(平成27年9月24日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年9月24日更新

市長コラム「柳井で暮らす幸せ」

弥栄の恵みをいただき

 私は毎朝起床してまずコップ1杯の水と、その後朝食と共にコーヒーをいただくのが習慣です。それらは、市販の水ではなく水道水を使います。
 本市は、若い世代の方々には想像ができないかもしれませんが、かつては水資源に乏しく、夏季には度重なる異常渇水に苦しんでいました。しかしながら、総事業費586億円の巨大プロジェクトであった広島県境の弥栄ダムからの32kmに及ぶ遠距離導水による用水供給のおかげで、断水とは無縁の、むしろ水に恵まれた地域となり今日に至っています。
 その一方で、それだけの設備に伴い、現在の水道料金は県内で最も高く県平均の約1.3倍(10㎥/月で比較)となっており、年末には15年ぶりに平均11.44%の水道料金の値上げをお願いさせていただいています。この背景には、人口減少や節水機器の普及による水需要の減少と同時に、高度成長期に整備された水道管の老朽化により、今後、年間2億円程度の更新事業が継続していくことなどがあり、独立採算の水道事業として、持続可能な形で運営していくための苦渋の選択となりました。
 大いに水を飲んでいただきたい、使っていただきたいというのは、経営側からの偽らざる本音でもあります。ペットボトルの水(500ml)と同じ容量の水道水は、価格にすれば税込「0.13円」程度であり、厳格な検査を経た安心な水が安定的に供給されているこうした環境に、市民の皆様には少しでも思いを馳せていただけましたら幸いです。

柳井市長  井原健太郎