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市長コラム(平成28年3月24日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月24日更新

市長コラム「柳井で暮らす幸せ」

市民そのものが観光資源に

 本市には、明治30(1897)年に柳井津駅として開業した現在の柳井駅を始め、柳井港、大畠と3つの鉄道駅があり、合わせて一日平均6,370人(平成26年度)の乗降客があるなど、山陽本線と共にまちが発展してきた歴史があります。
 列車の魅力は、なんと言っても、車窓から流れゆく風景を眺めながら考えごとをしたり、読書をしたりと、自動車とは違った思い思いのゆったりとした時間が過ごせることです。私も学生時代には、青春18きっぷで東京柳井間を何度か往復するなど、列車の一人旅の思い出は多く、今も鉄道にはロマンをかきたてられます。
 そうしたなか、昨年6月からJR西日本が運行するツアー団体専用臨時列車「特別なトワイライトエクスプレス」が、柳井駅へ停車(上下線合わせて33回)し、乗客の皆様にはその都度、白壁の町並みを観光していただきました。その際の有志の方々によるおもてなしと町並みの魅力、さらに、乗客の方の「もっと長い時間ゆっくりと散策したい」との声があいまってJRに伝わり、停車時間は当初の1時間から2時間程度へと延長されました。この一事をもって、観光も人が大切であり「市民そのものが観光資源」であると実感しています。
 私も何度か列車の見学に行ってみました。車掌さんを始めクルーの方々からは、列車のグッズを頂戴し、娘たちとも気さくに写真撮影に応じて頂くなどふれあうことができ、益々ファンになりました。
 2月29日夕刻、この日の気温は2℃で時折小雪も舞うなか、最終の列車を多くの鉄道ファンや地元柳井の方々と見送りました。後日、柳井市観光ボランティアの会、柳井縞の会、柳井UJIターン応援の会へJRからこれまでのおもてなしに対する感謝状が送られました。来春からは、新たな豪華臨時列車「トワイライトエクスプレス瑞風」が導入されます。当初は県内では2箇所(東萩、岩国)のみの停車のようですが、これまでの思いが通じて、いつかまた多くの乗客を柳井駅へお迎えしたいと願っています。その際の有志の方々の熱烈歓迎ぶりが、今から目に浮かびます。

柳井市長  井原健太郎