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市長コラム(平成28年6月23日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月26日更新

市長コラム「柳井で暮らす幸せ」

備えても備えても、なお憂いあり

 この度の熊本地震では、二度の大地震とその後の余震により甚大な被害が発生しました。本震発生直後には、柳井地区広域消防組合から緊急消防援助隊として14名が熊本県南阿蘇村へ派遣され、行方不明者の捜索にあたりました。また、本市備蓄の乳幼児用紙おむつ4,036枚や義援金(6月16日現在、1,333,187円)を被災地へお送りし、市社会福祉協議会からは手話通訳者等が派遣されました。4月23日からは本市職員2名を約1週間交代で同県御船町へ派遣し、福祉課において各種業務の支援にあたっており、6月末まで継続する予定です。
 帰任した職員からは、現地においていかに地震の発生が想定外であったかなどの報告を受けています。罹災証明の発行が開始されたとのニュースを聞く一方で、工事業者の不足など復旧に向けての様々な課題も浮き彫りになっています。こうしたことは、決して他人ごとではない、いつ私たちの暮らす柳井のまちで起きても不思議ではないということを肝に銘じる必要があります。
 私たちは自分自身に問いかけなければなりません。今、災害が起きたらどうしますか。私たちの備えはできているでしょうか。災害心理学によると、人の心には危険を過小評価して心の平穏を保とうする強い働きがあるそうですが、「備えても備えても、なお憂いあり」の気持ちで準備しなければなりません。必要な備蓄をしましょう。防災メールに登録しましょう。たとえ屋外スピーカーからの音声が明確に聞き取れなくても、何かが起きていることは認識できるはずです。聞き取れなかった音声は「電話23-6400」で確認しましょう。ご自身で、ご家族で、隣近所で、地域コミュニティで、できることに地道に取り組みましょう。
 これからご自身で出来ることの一つとして、来月の「第13回柳井ひとづくりアカデミー」への参加があります。地震のメカニズムや県内の活断層の状況に詳しい金折裕司・元山口大教授を講師に迎え、7月13日水曜日午後6時30分からアクティブやないで開催します。多くの方々にとって、次に起きる大地震への備えを考えるきっかけにしていただきたいと期待しています。

柳井市長  井原健太郎