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市長コラム(平成28年10月27日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年9月22日更新

市長コラム「柳井で暮らす幸せ」

小6授業で、人生初の教壇に立つ

 数学の小テストに苦戦したり、掃除をしたり、給食を食べたり、長縄跳びをしたり、野球部のノックで手のマメが潰れたりと、どれもよき思い出です。ただこれは少年時代の話ではありません。数年前、本市の教育環境や小中学校整備計画について検討する参考にしようと、柳井中と日積小でそれぞれ丸一日、生徒・児童になりきって、学校生活を実体験したときのエピソードです。
 そして先月、このたびは“教師役”として、新庄小学校6年生(52人)の国語の授業に臨みました。「町の未来を描こう~町の幸福論~」と題し、約一か月にわたり柳井の未来を考えていこうという内容です。私はその初回で、少子化や高齢化、人口減少などの市の現状について解説しました。私自身まさに、小学6年生のとき国語で学んだ田中正造の物語に感銘を受け、このことが政治家を目指すきっかけとなったことから、子どもたち一人ひとりが自分の将来や地域の未来について、自ら考えるきっかけになればとの思いを込めて話しました。「市長の仕事とは」「なぜ市長になろうと思ったのか」「市長の給料はいくらか」など質問は多岐にわたり、あっという間に時が過ぎていきました。
 以下は、児童の一人が書いた感想文からの抜粋です。「井原さんは、今回教えるだけではなく、少し自分達で考えさせようとしていました。(中略)50年後もし、柳井がなくなっていたとしたら、今から真剣に考えた方が良いので、ぼくは、ぼくにできることをしようと思います。これから柳井がどうなるかは、市長さんが動かしていくのもあるけど、本当は、ぼくたちが動かしていかないといけないんだと思いました。これから柳井を作っていきたいです。」
 純粋で前向きな反応を受けて、この子たちのために私たちも頑張らねばと思います。結局は、先生役の私の方が学ばせていただいた場となりました。授業は、11月にまちづくりに対する考えをまとめて終わります。

柳井市長  井原健太郎