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市長コラム(平成29年8月24日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年8月24日更新

市長コラム「柳井で暮らす幸せ」

どう最期を迎え、どう支えるのか

 7月21日、今年で第14回目を迎えた周東総合病院主催の合同情報交換会が、「希望する棲家で最期を迎える事ができる地域を目指すために~それぞれの役割で出来る事を考える~」をテーマに開かれ、私も出席いたしました。毎回、夜間にもかかわらず、柳井広域圏の医療、介護、民生委員、行政などの幅広い分野から、また、各町長さん方も参加され、今回は“在宅医療・看取り"について熱い議論を交わしたのです。
 出席された方からは、「(普段聞くことのない)町長さん方の個人的な体験談などを聞けたのは新鮮だった」、「(在宅医療・看取りは)難しい課題であると改めて感じた」等の様々な感想をいただきました。
 高齢化、核家族化のなか、個人の考え方や各家庭の事情はそれぞれです。高齢者の自宅療養は不安という声がある一方で、住み慣れた自宅等で最期を迎えたいという方々もおられます。(本市の在宅死亡率(過去3年間)=11~14%)ご本人・家族の希望に沿った出来る限りの支援をしたいと、医師や看護師、介護従事者といった支える側は、相互に個々の事例や課題を共有しつつ、研鑽を重ねてこられました。そうした意味では、柳井地域ならではのこうした研修・意見交換の場は、ベテランが経験を伝え、顔の見える関係をつくる非常に貴重な機会となっていると言えます。
 10年後には、本市の人口は約29,500人、高齢化率は約40%と予測されるなか、将来に備えて、今から連携を深めている地域や話し合いをしている家族と、そうでないところは、10年後に決して小さくない差が生まれるのではないでしょうか。
 終活やエンディングノートなどについて、私自身も親との会話で話題にのぼるようになりました。死をタブー視することなく、支えられる側の本人や家族が“自分ごと"として、「どう人生の最期を迎えたいのか」について考え、あらかじめ家族の総意の形成に努めることは、希望する最期を迎えるために今から出来るとても大切なことなのです。
市長サイン