ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 市長の部屋 > 市長新年あいさつ(平成25年1月)

市長新年あいさつ(平成25年1月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年1月1日更新

新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと、心から お慶び申し上げます。柳井市長 井原健太郎

 さて、昨年を振り返りますと、欧州債務危機等により世界経済が不安定化する中、経済不況の荒波は本市にも及び、市内企業の閉鎖や離職者の発生等、まさに衝撃に揺れた一年となりました。
 自治体運営におきましても、少子化や生産年齢人口の減少、高齢社会の到来により、これまでのような右肩上がりの発想では立ち行かない状況に至っています。そして、今、地域経営に求められるものは「市民と行政の協働のまちづくり」であり、目指すべきところは、「自立」及び「自律」です。しかし、この「自立」と「自律」を実現していくには、人々の意識を大きく変える必要があります。
 その意識変革において大きな役割を果たしてきたのが、市長就任以来、週1回のペースで開催してきた意見交換会「市民と市長と気楽にトーク」です。この会は、これまで合計190回以上開催し、約3千名の市民の皆様にご参加いただきました。そして、回を重ねるに連れ、行政への陳情・要望だけではなく、地域の課題について問題意識を共有し、前向きで建設的な意見交換の場になってきたと実感しています。
 本市は、温暖な気候や豊かな海・山の幸に恵まれるとともに、自然災害の少ない暮らしやすい地域といえます。私は、これまで「柳井で暮らす幸せ」を実感できる仕掛けづくりや、それを持続できる仕組みづくりを進めてまいりましたが、この「柳井で暮らす幸せ」をベースに、まちづくりを担う人材を育成し、挑戦する人々が集う「チャレンジするまち柳井」を目指していきたいと考えています。
 そのために、医療・福祉の「医」、企業立地や起業支援、6次産業化、観光交流等による働く場の確保という意味での「職」、自然環境の保全や教育環境の整備、災害に強いまちづくり等による住みよさの「住」、この「医・職・住」を新たなキーワードとして、先人達が築き上げた本市の価値を守りつつ、新たな価値を付け加えていくための施策を、着実に実行してまいります。
 具体的には、昨年9月より7名体制でスタートした厚生労働省の委託事業である実践型地域雇用創造事業において、1億4千万円の補助金の交付を受け、本市の資源である「ひと・もの・自然」を融合させた6次産業化を中心に、151名の雇用創出を目指します。
 昨年11月には、市民の皆様のボランティア活動やNPO活動を応援し、協働のまちづくりを進めていくため、「やない市民活動センター」をスタートさせました。
 また、12月13日には念願の岩国錦帯橋空港が開港し、観光やビジネスに多くの人を誘う新たなチャンスが生まれています。今後は、本地域の温暖多日照という気候の特性に焦点をあてた「にっぽん晴れ街道」を新しい観光振興のキーコンセプトに据え、柳井ブランド「きんさい柳井」の情報発信や柳井広域の観光案内「すっぴん女子旅」による観光客誘致等の取り組みを推進してまいります。
 さらに、本年4月12日には、地域住民の自主的・主体的な取組によって実現に漕ぎ着けることとなった都市農村交流施設「ふれあいどころ437(よんさんなな)」がオープンします。当施設は、地元農作物の直売所や農家レストラン、交流のための設備等を備え、地域振興の拠点として活用を図ってまいります。
 また、柳北小学校の改築が完了する本年3月末には、本市の小中学校の耐震化率は90%に迫ります。さらに、新年度以降、新武道館の建設による青少年の健全育成やスポーツ振興による交流人口の拡大に取り組んでまいります。
 このように、様々な施策を講じてまいりますが、人づくりなくして本市の未来はないと考えています。就任以来、教育環境の充実による人づくりを目指し、特に教育分野には、優先的に予算配分を行ってまいりました。これからも、多様な夢や課題解決に向けて積極果敢にチャレンジする人材を育成し、応援していきたいと思います。そして、郷土の偉人、僧月性の説かれた高い志を育む教育を学校、地域、家庭との連携により推し進めることにより、ブランド力のある柳井の教育を実現してまいります。
 市民の皆様の力である市民力や市議会力、市役所力、さらには、本市出身の新知事が誕生された山口県の県民力も結集し、本市の発展のため本年も全身全霊で邁進してまいりますので、皆様におかれましては、引き続きご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げまして、新春のご挨拶といたします。

    平成25年1月

柳井市長 井原健太郎