阿月神明祭
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   阿月神明祭 -あつきしんめいまつり-

阿月神明祭

 阿月神明祭は、安芸の小早川氏庶流浦氏が、後に萩本藩毛利氏に仕え、正保元年(1644年)第10代
就昌の上関から伊保庄南村(現柳井市阿月)への移封により始まったとされる、360年以上の歴史を誇る
由緒ある行事です。昭和56年12月11日に山口県無形民俗文化財に指定され、その後平成21年3月11
日には、国の重要無形民俗文化財
「阿月の神明祭」として指定されました。
 現在では毎年2月11日の祝日に行われていますが、本来旧暦小正月(1月14日・15日)の行事であり、
宮中で行われていた左義長(民間で行われるトンド)に、伊勢神宮の御師のひろめた神明信仰、そして
小早川氏の軍神祭あるいは浦氏自体への顕彰が習合したともいわれる、地域をあげての盛大な火祭りと
なっています。
 地域では祭り自体をシンメイサァ・御神体を神明
-しんめい-または神明様-しんめいさま-等と呼び、東・西それぞれの神明宮前の浜に、大鉾を模した御神体を起し立てることにより開始されます。そして神明太鼓の披露、長持ちじょうげ神明踊り等が奉納され、いよいよ御神体に火を点けるはやし方が勇壮に行われ、祭りはクライマックスをむかえます。
 他の地域にも神明祭はいくつかあるようですが、阿月の神明祭は長い歴史の中で独自の進化を遂げた、
勇壮で美しい祭り といえるでしょう。

阿月神明祭の起こし立ての写真です

               
平成22年の日程

               
日時 平成22年2月11日(祝)午前8:00〜午後8:30頃

         
 場所 山口県柳井市阿月 東・西神明宮前の浜

日  程 東  方 西  方
起し立て 午前8:00 午前8:30
神明太鼓 午後1:20 阿月公民館駐車場
長持じょうげ 午後2:00 午後2:30
神明踊り(昼) それぞれ長持ちじょうげ終了後
神明踊り(夜) 午後7:00 午後7:40
はやし方(火点け) 午後7:20 午後8:00

                   荒天等の場合、翌2月12日に順延します。

               午前9:30〜午後9:00まで会場付近は車両通行止めになります。

〔ご神体〕
 東・西神明宮前の浜にそれぞれ1体づつ立てられます。
高さ約20m。中心部は松4本と竹等で構成され、周囲は椎葉、梅、橙(だいだい)、裏白等で造型されています。祭り当日には、御幣、五色の神帯、「かに」と呼ばれる願掛け飾り、薬玉等で飾られます。
 なお、ご神体の足となる木材を山から切り出すことを
「足出し」といい、大量の松、竹、椎の枝(葉)、裏白等も運び出します。概ね祭り2週間前の日曜日に行います。 【平成22年は、1月31日】
 また、木材等を縄で縛るなどして、ご神体を造り上げることを
「巻立て」といい、丸1日がかりの大変な作業です。概ね祭り1週間前の日曜日におこないます。 【平成22年は、2月7日】


じょうげの写真です
〔裸ん坊〕
 すべて白の、鉢巻、半袖シャツ、さらし、短パン、足袋という姿で、身を清め、起し立てを行う若者達をいいます。

〔じょうげ〕
 裸ん坊が起し立てを行う前に、酒樽をつけたT字型に組み合せた棒を肩に担いで、掛け声とともにお神輿のように練り歩くものです。

〔起し立て〕
 早朝、浜で横になっているご神体を裸ん坊が力を1つに合わせて起し立てることをいいます。
              ご神体の足にぶら下がり、よじ登る者、ご神体の胴あたりをカイゴ(はしご)で突っ張る者、
            10数本のロープを引っ張る者ご神体はホラ貝の合図で、太鼓がテンポよく鳴り響く中ゆっくりと
            起き上がり、朝焼けにその雄姿をくっきりと現します。



                  
〔水祝い〕
                    起し立てが済むと、この1年間に結婚した者(男性)を、裸ん坊
                    が冬の海に投げ込んで祝福する習わしがあります。

神明太鼓の写真です               〔神明太鼓〕
                    起し立ての際打ち鳴らす太鼓に由来する、
                   子供や大人の太鼓の演奏です。
                    ※現在は小学生のみで演奏しています。
 長持ちじょうげの写真です
〔長持ちじょうげ〕
 長持ちと花笠をつけたT字型に組み合せた棒を、派手な着物にさらし姿の若者3人が肩に担いで、独特の掛け声(掛け合い)に合せ練り歩くものです。

神明踊りの写真です
〔神明踊り(昼・夜)
 神明音頭と太鼓に合わせ、勇壮な武者踊り・華麗な笠踊り等が繰り広げられます。武者踊りでは、刀と槍 など2人1組が息の合った、キレのある踊りを披露 します。

はやし方(火付け)の写真です   
〔はやし方(火点け)
     夜の踊りの後、いよいよご神体に火が点けられると、火は
   勢いよく燃え上がり、夜空を鮮やかに照らします.。ご神体が
   炎に包まれた直後、結わえてあったロープを操作して、ご神体は海側に引き倒されま
   す。この時、燃えるご神体からお飾りを取って、お守りにする人が多くいます。家内安
   全、無病息災等の願い事が叶うと伝えられています。






    〔当日の付近の予定図〕
         

《交通案内》
 ◆お車で… ※臨時駐車場有
   ・光方面より国道188号線沿い「ゆめタウン柳井」右折(上関方面)へ約8km 
   ・岩国方面より国道188号線沿い「ビジコム柳井スタジアム(柳井市民球場)」左折
     (上関方面)
へ約7km

 ◆路線バスで…柳井駅(3番乗り場)より防長交通バス利用 
          【宇積】または【相ノ浦】行き乗車約20分【青木】バス停留所下車、徒歩5分
  ※当日路線バスはバイパスを運行します


 ★車両通行止め区間有 ( 9:30〜21:00 ) 上図参考




                
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