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ジャンボタニシの防除
更新日:2019年4月26日更新
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ジャンボタニシの防除
ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)は、稲の柔らかい茎や葉を食べます。毎年田植え直後から稲が大きくなるまでの約4週間に食害が発生しています。また、越冬する時期にも防除をお願いします。
対策
- 貝や卵塊の捕殺:貝自体を採取し、防除します。稲の茎やコンクリート水路等に産み付けられた卵塊(ピンク色)は、水中にかき落とすだけで死滅します。ふ化直前の卵塊(白色)は、すりつぶして防除します。採取した貝は、水路等に放流しないでください。
- 貝の侵入防止:田の取水口、排水口に金網等を設置します。
- 越冬駆除:貝は地下0~5cmで越冬します。1~2月の厳冬期に、ほ場が硬い状態でトラクタ-の回転数を早くして2回程度浅く耕起することにより、貝が傷つき死滅率が向上します。
- 地域拡大防止:発生地域から発生地域外へ、トラクターなどを移動するときは、よく洗って拡大防止に努めてください。
卵塊 |
成長した貝 |
問い合わせ
柳井農林水産事務所農業部 電話0820-25-3293
JA山口県南すおう統括本部営農経済部 電話0820-22-9787