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アルゼンチンアリ(特定外来生物)情報
更新日:2012年3月23日更新
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アルゼンチンアリ(特定外来生物)情報
アルゼンチンアリは、南アメリカに分布し、本来、国内には生息しないアリです。平成5年7月に広島県廿日市市で初めて生息が確認され、それ以降日本各地で新たな生息地域が確認されています。
柳井市においては、平成13年に馬皿地区において初めて生息が確認されました。
アルゼンチンアリの生態等
(1)形態的特徴体 長 | 働きアリ 2.2~2.8 mm 女王アリ 4.5~5.0 mm おすアリ 2.5~3.5 mm |
体 色 | 淡褐色から褐色 |
体 型 | 細長くスマート |
その他 | 毒針はありませんが、動きが素早く、行列をつくって採餌します。 |
アルゼンチンアリの見分け方 [PDFファイル/647KB]
(2)生態的特徴
生息環境 | 市街地の民家周辺、公園の植え込みなどを中心に分布しています。 |
営巣場所 | コンクリート壁の割れ目、石垣、石の下、鉢植えの下、玄関マットの下、ブルーシートの下、植物の根元などあらゆる隙間で確認することができます。 また、駐車中の自動車に侵入する事例も報告されています。 |
アルゼンチンアリ一斉防除マニュアル
アルゼンチンアリ対策を推進するため、山口、広島の関係自治体により平成18年3月に「アルゼンチンアリ対策広域行政協議会」を設置しています。(広島県、山口県、廿日市市、大竹市、広島市、府中町、岩国市、柳井市、宇部市、光市で構成)
これまで、協議会ではアリに係る調査を実施し、情報の共有化を図ってきましたが、平成20年度から22年度まで、国の「生物多様性保全推進支援事業」を活用し、各市の一定地区内において、住民参加の自主防除をモデル的に実施しました。また取組の成果として、自治会向けの「アルゼンチンアリ一斉防除マニュアル」を作成しました。
アルゼンチンアリ一斉防除マニュアル(1/3) [PDFファイル/4.21MB]
アルゼンチンアリ一斉防除マニュアル(2/3) [PDFファイル/9.77MB]
アルゼンチンアリ一斉防除マニュアル(3/3) [PDFファイル/3.87MB]
※アルゼンチンアリを見つけた時は市民生活課へご連絡ください。