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神社仏閣
更新日:2012年3月23日更新
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神社仏閣
重道八幡宮(しげみちはちまんぐう)
平郡西の氏神です。祭神は神功皇后、仲哀天皇、応神天皇、産土神です。この八幡宮には市指定有形文化財の「棟札」が7枚あります。創建年代は不明ですが「棟札」の最も古いもので弘安3年(1280年)とあるため、それ以前の創建といわれています。また、北海道へ移住した人々が寄進した狛犬一対が参道を登りきったところにあります。円寿寺(えんじゅじ)
浄土宗の寺院です。祀られているのは阿弥陀仏様で、境内には観音菩薩、勢至菩薩があります。この寺には、市指定有形民俗文化財の魚類供養塔があります。これは豊漁の魚の霊を弔う意味で、明和9年(1772年)に佐伯屋吉右衛門が建立したものです。大漁と漁の安全を祈って、毎年夏に供養が営まれています。赤石神社(あかいしじんじゃ)
蛇の池の東側500mのところにあり、大国主命、事代主命、少名彦命が祀られています。島の人からは赤石様と親しまれており、その名のとおり大きな赤い石が御神体となっています。特に腰から下の病に効能があると言われ、昔は大勢の参拝者がおとずれました。旧暦の6月10日には赤石祭りが行われます。
参考書籍:新平郡島史(新平郡島史編纂委員会編)