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10月25日(木曜日)は、地域参観日の日でした。今回は人権教育参観日として、1・3年生も5・6年生も高齢者福祉について学びました。
1・3年生は、ディサービスセンターの職員や来所者の方々に来校して頂き、ディサービスセンターの仕事内容や、そこで朝から夕方まで過ごす来所者の思いなどについて話して頂きました。職員の方の説明を聞いたり、子どもたちが直接質問したりし、高齢者の生活や願いなどについて直接、学ぶことができました。後半では、子どもたちが高齢者に対する思いを作文やお手紙として読みました。中には、涙を流しながら聞いている方もおられました。
5・6年生は、高齢者の疑似体験をすることにより、高齢者がどんな気持ちで生活しているかについて想像したり、高齢者が過ごしやすくするためには、どんな工夫や配慮が必要かについて考えたりしました。ゴーグルやサポーターなどの疑似体験グッズを身に付けると、感覚が鈍くなったり、違う感じ方をしてしまうことを実感を持って学ぶことができました。参観者の方々とも交流することを通して、自由にコミュニケーションをとることの難しさも感じることができました。高齢者に自分たちができることや、高齢者に優しい社会づくりについて子どもたちの考えを述べ合って授業は終わりました。
本校の参観日は、保護者だけでなく、地域の方々にたくさん来て頂くことが特徴です。地域の方々に子どもたちの学びを支えて頂くとともに、地域の方々にもスクール・コミュニティとしての学校の存在価値を理解していただくよい機会となっています。