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10月9日(水曜日)に平郡出張所との共催で「人権教育講演会」を開催しました。講師として戎谷和彦先生にお越し頂き、長年にわたる郷土に伝わるわらべ唄などの研究の成果の一端をお話しして頂きました。前半は、会場の参加者と一緒に本校の子どもたちも、手遊びをしながら、わらべ唄を歌って楽しみました。童心に戻って唄を楽しむ地域の方々の姿も印象的でした。
お話の中で、平郡島のいのこ歌や祝い歌などについても触れられ、会場の方々も嬉しそうに話を聞いておられました。戎谷先生の「将来、創造的な仕事、オリジナルな仕事に取り組むときに、必ず自分は何者かを自ら問いかけなければならなくなる。そんな時、郷土で育まれた唄のもつ感性が必要。」「子どもたちが自分を見つめ、オリジナルで創造的な仕事や人生を歩む自分探しの手助けのために、子どもの頃歌ったわらべ唄を伝えてほしい。」というメッセージは心に響きました。