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学校の周りでは4年前からほ場整備が行われています。
子どもたちはそのようすを生活の中でいつも目にしています。
今日はその事業主体である中国四国農政局の方々による出前授業がありました。
田んぼが洪水や土砂崩れを防止したり、多様な生き物の生活の場になっていること。また、ほ場整備により生産性の向上が図れることや、(水位の調節が可能で)米以外の作物も栽培できるようになることなどを学びました。
後半は現場へ移動し、重機やドローンなどの操作体験。
圧巻はバックホウの操作。はじめは緊張の面持ちだった子どもたちですが、操作を繰り返していくうちにどんどん笑顔に。
エアコンの効いた操作室の中、両腕でアームを動かす姿はさながら巨大ロボを操作するアニメの主人公。どんどん穴を掘りすすんでいきます。
「これ学校にもってかえったら草取りが楽ですね」
・・・置き場に困りますが。
伊陸でのほ場整備事業はあと4年程度続くとこと。今回の学習を通して、いつも目にしていたこの工事がより身近に感じることができるようになったことでしょう。
もしかして、10年後どこかの現場で「バックホウ」を操作している人も現れるかもしれません。
そして、そのころもきっとたくさんの稲穂が伊陸の田んぼに実っていることでしょう。