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10歳になった4年生をたくさんの方々が祝ってくださいました。
節目の10歳。これまでのことを振り返り、そして将来に向けて思いを馳せました。
参観日の「10歳ありがとうの会」。この会に向けてたくさんの準備を積み重ねてきた子どもたちです。
歌、リコーダー、将来の夢を毛筆で書く、大きな声での発表・・・
練習を重ねる内に言葉に気持ちがこもってくるのがわかります。発表の言葉を自分のものにするのにいくらかの時間は必要です。
そうしてむかえた「ありがとうの会」です。
「わたしは将来、看護師になりたいです。そのために誰にでも元気なあいさつができるようにしたいです。」
「ぼくは将来、大工になりたいです。大工になって・・・」
「ぼくは将来、小学校の先生になりたいです。そのためにも苦手の漢字の勉強を・・・」
堂々とした発表。どれも素敵な夢です。
もしかすると、これからの出会いによって新たな夢が生まれるかもしれません。それはそれで素敵なことです。
「あこがれをもつ」ことは大きなエネルギーになります。夢に向かう途中に必ずまちうけている困難を、粘り強い心で乗り越えてほしいと願っています。
あこがれのエネルギーは粘り強い心を育んでくれるはずです。
会の最後には、サプライズで家の方からの手紙が子どもたちに手渡されました。
教室に帰って、無言でその手紙を読む子どもの姿。
素敵な「10歳ありがとう記念の会」でした。子どもたちの前にはたくさんの可能性が広がっています。