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水曜日の放課後は地域の方による5,6年算数の学習会です。
この学習会は、「長い文章を読んで解答したり、思考のプロセスを説明したりする問題が苦手」という本校の学習課題を地域の方と共有する中で発足しました。
毎回ほぼマンツーマンで指導をしていただいたこの学習会も、今年度最後となりました。
ボランティアの方々には、毎回前もって問題と回答例をお渡ししてあります。
「これ 頭の体操になるわ」「わかっても説明できないといけないのね」
しっかり予習をされて臨まれているのがよくわかります。
子どもたちはわからなければ手を上げて気軽にヘルプをアピールしています。
「え、もうおわり?あっという間に時間が過ぎていく」
1年間でファイルにたまったプリントは40枚以上。かなりの厚さです。
それらには式、答え、図、説明の文章が書き込まれ、その一つ一つに赤ペンで丁寧に○がつけてあります。そして、教えてもらったのでしょう、ポイントとなるところに線が引かれたり図がかきこまれていたりもします。
「よく読んでごらん」ボランティアの方々が子どもたちによくかけていた言葉です。
問題を丁寧に読んでみると見えてなかったものが見えてくるものです。そのような取組が子どもたちに「粘り強さ」をはぐくんできました。
充実の時間でした。来年度もどうぞよろしくお願いします。