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マリーゴールド、サルビア、日々草、ペチュニア…玄関前の花壇にみんなで夏の花を植えました。
低学年の児童から順に好きな苗を選んで植えていきました。
両手でそっと苗を植える子どもたちの仕草を見るとなんだか心が温かくなるってきます。
学校では植物を育てる機会が多くあります。
1,2年生は毎朝のあさがおの水やりに大忙しです。あの小さな種から芽が出て葉をひろげ大きく育っていくのです。それは驚きと不思議に満ちた出来事です。そのうちつるが伸びてきて大きな花を咲かせることでしょう。そのときの子どもたちのようすが目に浮かんできます。
3,4年生はゴーヤを育てています。ポットに植えた種がなかなか芽を出してくれません。どうしてなのか考えています。
5,6年生は稲を育てています。もみは芽を出し、育苗箱の中で整然と育ち、田植えの時をじっと待っています。
成長の条件やプロセスを科学的に確認していくことはもちろんですが、その時間の流れを感じることは子どもたちにとって大きな学びです。
植物には植物の時間が流れています。
玄関前の夏の花はまだ頼りなく植わっていますが、きっとそのうち大きく成長したくさんの花を咲かせてくれるはずです。
植えたり、水をやったりする体験で子どもたちは”当事者”になります。
花を植えた後には畑に行ってキュウリの苗も植えました。
「このキュウリいつできるん?」キュウリの収穫も楽しみです。