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学校の畑で先週収穫したジャガイモ。結局みんなで「ジャガバター」にして食べることにしました。
1,2年生は朝からそわそわしています。
「きょうはね"ジャガバター"をつくるんよ。来てもいいよ」
土のついたジャガイモを丁寧にあらって、包丁で切って、トレイにならべてオーブンに。
どの工程をとってみても慣れない子どもたちにとっては"大きな仕事"です。時間をたっぷりとかけてのお料理です。
オーブンに入れるとたちまち家庭科室の中はいいにおいがしてきました。
植えて、育てて、収穫して、調理してそして食べる。
今までで一番おいしいジャガバターだったようです。
おやおや、子どもたちが大きなお皿を手に職員室にやってきました。
「いつもおせわになっている先生に、ジャガバターをもってきました。食べてください」
「しおをつけるとおいしいよ」「バジルもいいよ」
ありがたいことに食べ方についていろいろアドバイスをしてくれます。
おいしいものをみんなで共有したい。そんな優しさを子どもの頃からちゃんともちあわせているものなのですね。
ごちそうさまでした。