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「見てくださ~い!」
遠くから呼びかけられて近寄ってみると水そうの中に何かとびはねています。
「バッタです!」
「何匹いるのですか?」
「10匹です!」
「自分でつかまえたん(の)ですか?」
「○○くんがつかまえました。バッタをとるのがすごくじょうずなんですよ!」
「何で○○くんはじょうずなんですか?」
「こうやってシュッシュッとあみをやってるんです!」
なるほど動きをよく観察しています。
「ほかには?」
「???」
○○くんを見ているととにかくいろんなところをうごきまわって、バッタのいそうな場所がなんとなくわかっているようにも見えます。
ぜひひみつを聞いてみたいところです。インタビューしてみました。
「○○くんバッタとるのがすごくじょうずなんだって?」
「そうよ。ぼくバッタとるのうまいんよ。よく見てバッタがとんだら、あみでシャッてやるんよ。バッタ10にんもつかまえたんですよ」
すかさずとなりの友達が
「10ぴきじゃろ~」
「そう、10ぴき!」
中庭では子どもたちのいろいろな言葉がとびかっています。もちろんすごく楽しそうです。