本文
「ぼくはミヤマクワガタを10ぴきかっています」
「クワガタにはさまれたこと ありますか?」
「ありません」
「ぼくのところには かにがたくさんいます」
「はさまれたことありますか?」
「2回くらいあります」
「なきましたか?」
「なきました」
伊陸小と平郡東小の1年生同士の会話です。どっちがどっち?わかりますか?
2校をオンラインで結んで国語の授業を行いました。はじめは用意していた文章を一生懸命に読んでいた二人ですが時間がたつにつれて、”それ以外”のやりとりが始まりました。
「いかちにはクワガタがたくさんいるんだね。ぼくも1ぴきかってるよ。」
そう言いながら教室のどこかから飼育ケースを持ってきてクワガタを見せてくれました。1匹が木の下にかくれていました。
「クワガタつかめる?」
「つかめん。」
「かにはつかめるけどクワガタはつかめんの?(消しゴムをクワガタにみたてて)こうやって~せなかからやったらつかめるよ。」
さらに会話ははずみます。
「きょうしつのそとを見せて」
「うわ~~~~!」
そこに映っていたのは画面いっぱいの海と高い高い秋の空でした。
11月にはお互いの学校に行って交流することになっています。わくわくします。