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新美南吉の「ごんぎつね」。「小学校で学習したお話の中でも強く印象に残っている」作品と多くの大人がこたえるお話の1つです。「自分も」と思われた方もいるのではないでしょうか。
こんなお話です。
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いたずら好きのごんが兵十の母の死をきっかけに後悔し、償いの気持ちから兵十の家に毎日食べ物を届けます。誰が届けてくれているのか不思議に思う兵十。ある日ごんが家の中に入っていくのを見かけた兵十は、またいたずらをしにきたにちがいないと、火縄銃でごんを撃ちます。そして土間に置かれた栗を見て、食べ物を毎日届けてくれていたのがごんだと気付くのでした。
二人の心がいつ通じるようになるのだろうと読み進んでいくのですが…。
廊下には愛知県半田市にある「新美南吉記念館」についての掲示がされています。
先生が実際に足を運んで写真をとってこられてとのこと。お話の舞台の様子やその背景についても授業の中でたくさん話してもらえそうですね。