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「せんせい!向こうが楽しそうです!」
向こうというのは(同じ建物内の)公民館側のことです。何が楽しそうなのでしょう。
のぞいてみると、大人たちがクリスマスリースを作っているところです。室内にはクリスマスの音楽も流れています。
子どもたちのアンテナはたいしたものです。
さっそく中に入らせてもらいました。そもそもみなさん顔見知りの方ばかりです。歓迎される子どもたち。
「この前のお祭りすごくがんばってたね。野菜たくさん売れたね!」先週のフェスティバルのことを誉めてもらいました。
まつぼっくり、杉の葉、木の実、ドライフラワー…机の上には箱に入った材料がたくさん置かれています。
大人たちが、それらをうまくアレンジして素敵なクリスマスリースを作っています。それがとにかく楽しそう。
作品のクオリティの高さにびっくりする子どもたち。
「作るときにはボンドをたっぷりたっぷりつけるのがコツですよ。」これは講師の先生が子どもたちに”特別に”教えてくれました。
公民館は伊陸小学校の「びっくり箱」です。
大人が楽しむ姿は子どもたちを安心させます。わくわくさせます。