5月15日(木)に、日積小学校で行われた『県立柳井高等学校弦楽部による音楽鑑賞会』に、3~6年生が参加しました。
1曲目は「ドレミの歌」・・・。最初の音が出た瞬間、「うわぁ!」という表情を見せた子どもたち。これまで弦楽器に直接触れることはほとんど無かったのですから、その表情の意味もよく分かりました。なんて美しく、なんて深い、なんて温かみのある音でしょう!そして、何ということでしょう!子どもたちは、弦楽器による音楽演奏にどんどん引き込まれていきました。音楽の授業で聞いた曲や、ディズニーアニメの曲など、「聞いたことのある曲」も多く、体を揺らしながら聴き入っていました。
途中、バイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバスの紹介もあり、弓が馬の尻尾の毛でできていることや、それぞれの楽器を弾く時の姿勢・それぞれが放つ音階などについて知ることができました。
会の後半では、各校の代表児童による指揮者体験も・・・。蝶ネクタイを付け、式台に立ち、弦楽部のみなさんの前に立って指揮棒を振った6年生。見事に「ラデツキー行進曲」の指揮をやり遂げました。体験後のインタビューで、
「緊張しました。でもできて嬉しかったです。」
と答え、笑顔を見せていました。
弦楽部のみなさんは高校生。児童にとって少し未来の姿です。その高校生が、心を合わせ、一つの「音」を作り上げていく“かっこいい姿“を見られたことは、まさにキャリア教育だと感じます。
すばらしいひとときを過ごした子どもたちでした。