6月2日(月)。今回の「お話リレーin伊陸小」は、地域の方お二人にお越しいただきました。お話の内容は「当時の小学校生活」についてです。
最初に、伊東分校についてのお話を聞かせていただきました。複式学級だったこと。周囲を森に囲まれていて、その森が遊び場だったこと。また、給水塔があって、手押しのポンプで水を上げていたこと等、興味深いお話をたくさんしてくださいました。テレビはほとんどなく、ラジオでプロ野球放送を聞いていたことや、運動場に幕を張って上映された映画が楽しみだったことも子どもたちにとっては新鮮な驚きでした。
次に、当時の遠足のお話を聞かせていただきました。春の遠足では、バスに乗って海へ貝掘りに行っていたこと。そこでは、カブトガニも見ることができたこと。(カブトガニについては図鑑で説明していただきました。)秋の遠足では嶽山から祖生に向けて5kmくらい歩いたというお話も驚きでした。
冬にお弁当を温めていたという火鉢も持ってきてくださり、帰り際に子どもたちは興味深そうにぺたぺたと手でさわっていました。
今回も、伊陸小の歴史に「わくわく」した貴重な時間を過ごすことができました。
楽しいお話を、ありがとうございました。