ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 広報やない > バックナンバー > 平成23年度 広報やない > 広報やない平成23年8月25日号テキスト版01

本文

広報やない平成23年8月25日号テキスト版01

更新日:2012年3月23日更新 印刷ページ表示

広報やない平成23年8月25日号(P2~3)

9月は救急医療普及月間
救急車の適正利用をお願いします

5年前に勤務医の過重労働と医師不足を背景に、いわゆる周東総合病院の小児科問題が発生し、夜間における患者に対応するため、平成19年12月に休日夜間応急診療所を開設しました。このことにより、休日・夜間等における周東総合病院での受診者は減少しています。
しかし、救急搬送による患者は増加傾向にあり、しかもその35.6%は軽症患者です(※平成22年度柳井地域救急医療対策協議会運営委員会資料)。
救急搬送が適正に行われるよう、ご協力をお願いします。■9月は「救急医療普及月間」
救急医療や救急業務を正しく理解していただくため、9月9日を「救急の日」、9月9日を含む1週間(9月5日~11日)を「救急医療週間」、9月を「救急医療普及月間」としています。

■柳井地区広域消防組合の出動件数
平成22年中における管内(1市3町)での救急出動の状況などは次のとおりです。

▼件数 3,378件(管内人口の21人に1人に相当)
▼搬送種別 1位 急病(60.7%) 2位 一般負傷 3位 交通事故(1~3位で全体の83.1%)
▼年齢別 1位 65歳以上(69.1%)

■救急車の配備状況
現在柳井地区広域消防組合には、7台の救急車を配備し、救急隊員が日夜救急活動に従事しています。

▼救急車の配備状況
柳井消防署本署(南町)・2台
同東出張所(神代)・1台
同南出張所(上関町室津) ・1台
同西部出張所(周防大島町三蒲)・1台
同中部出張所(周防大島町安下庄)・1台
同東部出張所(周防大島町内入)・1台 
本署以外の各出張所への救急車の配備は1台です。また、通常、1回の救急搬送が発生した場合、新たな体制を整えるために1時間~2時間必要です。その間に新たな救急要請が生じた場合、他からの応援となるため通常の平均到着時間5分40秒よりさらに時間を要することになります。
 
■救急車を呼ぶときのポイント
119番に電話し、「救急です」と通報すると、次のことをお聞きします。落ち着いて答えましょう。
また、当管内では、救急車が現場に到着するまでの平均時間は5分40秒です。その間、現場に居る人が適切な応急手当をすることができれば救命効果に役立ちます。
(1)所在地と、目印になる建物等
(2)傷病者の氏名、性別、年齢
(3)傷病者の容態
(4)かかりつけ医の有無等
(5)通報者の氏名と電話番号
※サイレンが聞こえたら、状況に応じて道路に出て、救急車の誘導等をしてください。
明らかに軽症の場合は、自家用車やタクシーを利用するなどし、救急車の利用を控えることが助かる命を救えることにつながります。皆さんのご理解とご協力をお願いします。

体調が悪いときは早めの受診を心がけましょう

体調が悪い場合は、できるかぎり平日の診療時間内にかかりつけの医療機関などを受診しましょう。通常の診療時間中であれば、医療機関で専門的な検査や治療を受けることができます。
なお、時間外に受診をする際に、比較的軽症と思われる場合は、休日夜間応急診療所をご利用ください。

■一次救急医療
一次救急医療としての休日夜間応急診療所は、休日等の昼間と平日夜間の応急処置的な医療や入院加療を必要としない軽症患者等に対応するために設置しています。
そのため、患者さんの症状や当番医師の専門科目によっては、二次救急医療機関の総合病院等で受診していただくことがあります。
なお、小児については県小児救急医療電話相談窓口もご利用ください。
診療日・診療時間
区分 診療日 診療時間
休日昼間
日曜日・祝日・盆(8月15日)・年末年始(12月30日~1月3日)
 9時~12時(受付:11時30分まで)、13時~17時(受付:16時30分まで)
平日夜間
 月~金曜日
 19時~22時(受付:21時30分まで)
※土曜日の診療および上記の日曜日・祝日・盆・年末年始の夜間診療はありません。

県小児救急医療電話相談 電話083(921)2755 受付時間:19時~23時

■二次救急医療
入院を必要とする救急患者を受け入れるものです。
主に救急搬送によるもので、病院群輪番病院(周東総合病院)で対応しています。

●問い合わせ 
救急車等の状況について 柳井地区広域消防組合消防本部 電話(22)0040(代表)
休日夜間応急診療所等について 健康増進課 電話(22)2111