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柳井市健康づくり計画
「おいしい たのしい 元気やない」2
『なくそう むし歯・歯周病』
柳井市は、全国と比較すると40歳以上で自分の歯が20本以上ある人の割合が少なく、12歳児のむし歯の本数も県平均と比べて多いという現状にあります。
健康指標 現状値 平成33年度目標値
自分の歯が20本以上ある人の割合(40~50歳代) 84.5% 88%
一人平均むし歯の本数(12歳児) 1.53本 1本
成人の歯は親知らずを除いて28本ですが、20本以上歯があれば食生活にほぼ満足できると言われています。
歯を失う原因のほとんどが、むし歯と歯周病です。むし歯は一度できると自然に治ることはありません。歯周病は日本人の80%以上が罹っているとも言われ、痛みなどの自覚症状はほとんどありませんが、歯肉などが炎症を起こして破壊され、末期には歯が抜けてしまう怖い病気です。また、歯周病菌は唾液や血液に入り込み、心臓や肺などの病気を引き起こしたり、早産、低体重児出産、糖尿病の進行など、全身の病気に悪影響を及ぼす場合があります。
いつまでも、自分の歯で何でもおいしく食べ、食を楽しみ、元気で過ごすために、むし歯と歯周病の予防に取り組みましょう。
計画では、次の保健行動を推進します。
(1)歯の定期検診を受診しましょう
(2)歯科医師や歯科衛生士による歯磨き指導を受けましょう
歯科のかかりつけ医をもち、定期的に検診を受け、歯磨き指導やプロによるケアを受けることが大切です。
(3)フッ素入り歯磨き剤を使用しましょう
フッ素には歯質を強くする等の働きがあります。
(4)毎日子どもの仕上げ磨きをしましょう(小学校低学年くらいまで)
子どもが上手に磨けるようになるまでは大人が仕上げ磨きをし、磨き残しがないか確認することが大切です。
(5)一口30回噛んで食べましょう
よく噛んで食事をすることで唾液の分泌がよくなり、むし歯、歯周病を防ぎます。
(6)甘いものを食べすぎないようにしましょう
間食は控えて、3度の食事を規則正しく、バランスよくとることが大切です。
●問い合わせ 市保健センター 電話(23)1190