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広報やない平成26年4月24日号テキスト版01

更新日:2014年4月24日更新 印刷ページ表示

広報やない平成26年4月24日号(P2~8)

市政だより

お知らせ

「健康マイレージ」に参加し、健康づくりに取り組みましょう
健康づくりの取り組みをポイント化。マイルを貯めて、お好みの健康グッズ等と交換しましょう。
○今年度の対象者 平成27年3月31日現在で20歳以上の市民
○参加方法 
(1)まずは応募はがき付のチラシをもらいましょう。
 配布場所は、市保健センター、各出張所・連絡所です。
(2)2マイル集めると健康グッズと引き換えることができます。2マイルの集め方は?
 ▼1マイル/「運動」・「食事」・「体のチェック」について、取り組むことを決め、提出時に実行した結果を記載しましょう。
 ▼1マイル/3つ以上の「健康づくり事業※」に参加し、「ポイントシール」を3枚集めましょう。
 ※「健康づくり事業」は、市保健センターの出前講座、にこにこ健康づくりシンポジウムなどの市主催事業のほか、各地区主催の健康づくり事業も対象となっています。詳しくはお問い合わせいただくか、ホームページをご覧ください。
(3)マイルと健康グッズを引き換えます。
 2マイルたまったら、12月15日月曜日までに、応募はがきを郵送または市保健センター、各出張所・連絡所に提出してください。平成27年1月19日月曜日~30日金曜日の間に、市保健センターで景品をお渡しします。
○その他
 ▼景品の引換は1人につき年1回です。
 ▼20歳以上40歳未満の参加者の景品は、アクアヒルやない利用券に限定しています。
●問い合わせ
 市保健センター 電話23-1190

住宅リフォーム工事費の一部を助成
市内施工業者に依頼して住宅をリフォームする工事費の一部を助成します。
○対象者 次のすべての要件を満たしている人
▼柳井市に住民登録のある人
▼柳井市内で自らが所有する住宅に、現に居住している人
▼市税を滞納していない人
※一度、住宅リフォーム工事費の助成を受けたことがある人は申請不可。
○対象工事 次のすべての要件を満たしている工事
▼柳井市に本社または本店所在地を有する法人、または、柳井市に住所を有する個人事業者で市内で1年以上継続して事業を営んでいる施工業者に依頼する工事
▼対象工事金額が10万円以上(処分費と消費税及び地方消費税を除く)の工事
▼補助金交付決定後に着工し、平成27年2月末までに完了する工事
※交付決定前に着工した工事は、対象外です。
○工事例(既存の住宅の改修工事) 屋根(太陽光発電装置設置を含む)、浴室・トイレの改修、塗装、防水工事など
○予算 500万円
○補助金額 対象工事金額(処分費と消費税及び地方消費税を除く)の10%(補助金上限額10万円)
※補助金額に千円未満の端数が生じたときは切り捨てます。
○申請受付期間 6月2日月曜日~10月31日金曜日/平日8時30分~17時15分
▼申請時の混乱を避けるため、初日(6月2日月曜日)で予算に達した場合は抽選とします。
▼2日目(6月3日火曜日)以降は先着順で受け付けます。
▼期間内であっても、予算がなくなり次第受付終了となります。
●申請・問い合わせ 詳しくはお問い合わせの上、申請受付期間内に、交付申請書に必要書類を添えて、市土木建築課へ直接提出してください(FAX、郵送、メール不可)。
 電話22-2111内線236
 http://www.city-yanai.jp/

~運転免許更新時講習~ 優良運転者の講習方法が、5月1日木曜日から変わります
講習区分が「優良」となっている人の講習方法等が変わります。
○変更内容
▼講師による講習形式に変更
▼講習受講日が指定されます
 柳井警察署の優良講習実施日は次のとおり(講習時間は30分で今までどおり)
 毎週火曜日/13時・13時45分・14時30分
 毎週金曜日/9時45分・10時30分・11時15分
●問い合わせ
 柳井警察署
 電話23-0110

ゴールデンウィーク期間中のごみ収集日程(再掲)は、PDF版または音訳でご確認ください。

5月は求人確保促進月間  
県は毎年5月を「求人確保促進月間」と定め、若者の県内就職について、各方面に採用の要請を行っています。
市では市内の企業・事業所に対し、新規学校卒業予定者の求人確保、女性、高年齢者、障がい者雇用、離職者の再雇用の機会確保に向けて、県や各関係機関と密接な連携のもとに要請を行っています。
○期間 5月1日木曜日~31日土曜日
●問い合わせ
 商工観光課
 電話22-2111内線362

パブリックコメントを実施します
活動の点検・評価(案)と活動計画(案)を公表しますので、皆さんの意見をお寄せください。
なお、個別の回答はいたしませんのでご了承ください。
■平成25年度農業委員会の目標及びその達成に向けた活動の点検・評価(案)と平成26年度農業委員会の目標及びその達成に向けた活動計画(案)
○募集期限 5月23日金曜日(必着)
○閲覧場所 
▼市役所情報提供コーナー
▼各出張所・連絡所
▼市農業委員会事務局・同ホームページ
 http://www.city-yanai.jp/soshiki/45/ikemboshu.html
○提出方法 住所、氏名、電話番号を明記し、次の方法でお寄せください(様式不問)。
▼市農業委員会事務局へ持参
▼郵送(〒742‐8714市農業委員会事務局)
▼FAX・電子メール 
●問い合わせ
 市農業委員会事務局
 電話22-2111内線380
 FAX7474
 nogyoiinkai@city.yanai.lg.jp

障がい者等への軽自動車税減免制度
市では、4月1日時点の所有者に5月2日付で軽自動車税の納税通知書を送付する予定です。次の要件に該当する場合、軽自動車の税を全額減免します。
○要件
▼1台のみの減免
原則として(1)~(3)のいずれかの人が、AまたはBを運転する場合
(1)身体障がい者、精神障がい者本人
(2)障がい者と同一世帯の人
(3)障がい者のみの世帯の障がい者を常時介護する人
A/障がい者本人が所有する車
B/障がい者と生計を同一にする人が所有する軽自動車
※障がいの程度により減免できない場合があります。また、自動車税で減免を受けている場合を除きます。
▼所有者・使用者・台数にかかわらず減免
構造変更(車いすの昇降装置等)を施した軽自動車
○手続 所定の申請書を5月26日月曜日までに税務課へ提出してください。
○その他 自動車税の減免については柳井県税事務所へお問い合わせください。
 電話23-2121
●問い合わせ
 税務課
 電話22-2111内線131

PM2.5(微小粒子状物質)注意喚起についての情報提供
県では、呼吸器系への影響が懸念されている微小粒子状物質(PM2.5)についての注意喚起の情報を確認できるサービスを実施しています。
■テレフォンサービス
○電話番号
 電話083(922)1822
○電話での応答例 
▼発令等がない場合
 「現在、発令はありません」
▼発令等している場合
 「○時に○○地域に、PM2.5注意喚起を実施しました」
■メール配信サービス
 メール配信を受けるためには、登録が必要です。登録方法など詳しい情報は、県PM2.5情報ホームページをご覧ください。
 http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15500/monitor/pm_mail.html<外部リンク>
※メール配信は無料ですが、通信料は登録者負担となります。 
●問い合わせ
 県環境政策課
 電話083-933-3034

あなたの納める税金が市政を動かします。
~期限内の納税をお願いします~

市の仕事を円滑に進めるために、皆さんに納めていただく税金が重要な役割を果たします。
5月には固定資産税・都市計画税、軽自動車税、6月には市・県民税と国民健康保険税の納税通知書をお送りします。貴重な財源である市税を有効に使うため、納期内の納税にご協力をお願いします。                    ●問い合わせ 税務課 ☎2111内線131・132

市税の納付は
■指定金融機関
山口銀行
■収納代理金融機関
広島銀行 西京銀行 
南すおう農業協同組合
中国労働金庫 東山口信用金庫
もみじ銀行 北九州銀行
ゆうちょ銀行(郵便局)
山口県漁業協同組合柳井支店・東和町支店
■市の収納窓口
市役所(山口銀行柳井市役所出張所)
各出張所・連絡所
■便利な口座振替をおすすめします
一度手続をすると、口座を解約したり、納税義務者が変わらない限り翌年度以降も継続されますので、納め忘れがなく大変便利です。
■口座振替の手続方法は
▼手続に必要なもの
預貯金通帳・通帳使用の印鑑・納税通知書
▼手続ができる場所
預貯金口座のある市内の金融機関、税務課

安心・便利な口座振替の手続は、預貯金口座をお持ちの市内の金融機関や税務課などで受け付けています。

平成26年度の市税納期限一覧表
固定資産税
都市計画税
(1)6/2月曜日
(2)7/31木曜日
(3)9/30火曜日
(4)1/5月曜日

市・県民税
(1)6/30月曜日
(2)9/1月曜日
(3)10/31金曜日
(4)2/2月曜日

軽自動車税
6/2月曜日

国民健康保険税
(1)6/30月曜日
(2)7/31木曜日
(3)9/1月曜日
(4)9/30火曜日
(5)10/31金曜日
(6)12/1月曜日
(7)1/5月曜日
(8)2/2月曜日
(9)3/2月曜日
(10)3/31火曜日

市道等の維持管理へのご協力をお願いします
 市道の総延長は473kmあり、日頃から草刈など市民の皆さんにご協力をいただいています。
 団体が日を決めて市道や河川の草刈を実施する場合、事前にボランティア登録申請を行うとけがや対物への賠償ができる「市民賠償責任保険」を適用できます。また、刈払機を使用する場合、燃料の支給も行っていますので、登録申請時にご活用ください。
●問い合わせ
 土木建築課
 電話22-2111内線223・224

自然にやさしい浄化槽で快適なくらしを
生活用水の多くは、河川などの公共用水域に依存しており、その水質保全は極めて重要です。
汚れの主な原因は、家庭からの生活排水ですが、その生活排水を、下水道と同等程度の処理性能で処理するのが浄化槽です。
■浄化槽の維持管理
浄化槽の維持管理は、定期(保守)点検、清掃、法定検査に分かれており、浄化槽法で定期的な実施が義務付けられています。
○定期(保守)点検 浄化槽が正しく働いているか点検、装置の調整・修理、消毒剤の補充など/3~4ヶ月に1回以上実施
○清掃 浄化槽内の汚泥等の引き抜き、異物の除去、付属機器類の洗浄・掃除など/年1回以上実施
○法定検査 浄化槽が適正に維持管理され、本来の浄化機能が十分に発揮されているか確認/浄化槽使用開始から3~5ヶ月の間に水質検査を受け、その後は年1回定期検査を受検
■浄化槽設置補助金
浄化槽の設置費を補助しています。汲み取り式や単独浄化槽を使っている人は、合併浄化槽に交換しましょう。補助基数には限りがありますので、事前にご相談ください。
○補助対象地域 公共下水道認可区域及び農業集落排水事業の認可区域を除く市内全域
○補助対象要件 
▼一般家庭の専用住宅に設置される10人槽以下のもの
▼小規模店舗などの併用住宅に設置される10人槽以下のもの(住宅部分の面積が二分の一以上)
○補助金の交付 浄化槽の完成検査終了後に交付
○申請期限 平成27年2月末
●問い合わせ
▼適正管理については
 柳井健康福祉センター
 電話22-3631
▼補助金については
 市民生活課
 電話22-2111内線166

講座・教室

しらかべ学遊館 放課後子ども教室
■チャレンジし隊「折り紙を楽しもう」(要申込)
○日時 5月17日土曜日13時30分~15時30分
○場所 しらかべ学遊館
○内容 色紙できんぎょなどを折って楽しむ
○定員・対象 小学生15人(先着順)
○料金 70円(保険代、材料費等)
○持参物 手提げ袋、水分補給用のお茶
●申込・問い合わせ 5月9日金曜日までに電話でしらかべ学遊館へ申し込んでください。
 電話22-4518

中央公民館教室       
■小学生生活講座~種まきを楽しもう!~
○日時 5月24日土曜日10時~12時
○場所 市文化福祉会館1階会議室
○内容 ミニミニプランターを作って種まきをします
○講師 柳井友の会の皆さん
○定員・対象 小学生(2年生以上・15人(先着順)
○受講料 300円
○持参物 牛乳パック2本、厚紙が切れるはさみ、エンピツ、ものさし
●申込・問い合わせ 5月15日木曜日までに生涯学習・スポーツ推進課へ申し込んでください。
 電話22-2111内線331

天体観測会(無料・要予約)
火星・土星などを観察します。
○日時 5月24日土曜日20時~21時
※雨天・曇天の場合は中止します。天候がはっきりしない場合は実施日の17時以降にお問い合わせください。
○場所 星の見える丘工房
○定員 15人(先着順)
○その他 幼児・児童・生徒は保護者同伴
●申込・問い合わせ 5月16日金曜日までに電話で生涯学習・スポーツ推進課へ申し込んでください。
 電話22-2111内線331

ママ・パパ教室       
○日時・内容
(1)5月25日日曜日/お風呂の入れ方、妊婦の疑似体験など
(2)6月3日火曜日/小児科医のお話(赤ちゃんの応急手当 等)、先輩ママとの交流
 いずれも13時30分~15時30分
○場所 市保健センター
○対象 妊婦と夫
○定員 20組(先着順)
○持参物 母子健康手帳、1回目のみハンドタオル
●申込・問い合わせ 5月19日月曜日までに電話で市保健センターへ申し込んでください。
 電話23-1190

高齢者向け水中運動教室(65歳以上・無料)
○日時 6月5日木曜日~26日木曜日の毎週木曜日(全4回)/10時30分~11時30分
○場所 アクアヒルやない
○内容 水中ウォーキング、アクアビクス
○定員 30人
○持参物 水着、水泳帽子、バスタオルなど
○その他 ロビーで受付後、10時30分にプールへ移動します。終了後のプール利用には、利用料(720円)または回数券が必要です。
●申込・問い合わせ 5月23日金曜日までに電話で保険年金課へ申し込んでください。
 電話22-2111内線157

催し

松島詩子の名曲を歌う会 谷本耕治を迎えて贈る2014
入場無料
名誉市民である故松島詩子氏を偲び、シャンソン歌手・谷本耕治さんを迎えて懐かしの名曲を楽しむ催しです。
○日時 5月1日木曜日13時30分~
○場所 市町並み資料館
○内容 
▼谷本耕治による松島詩子の名曲コーナー/「マロニエの木蔭」「喫茶店の片隅で」「マロニエの並木路」
▼一緒に歌おうコーナー
▼谷本耕治オンステージ
○主催 柳井市白壁の町並みを守る会
●問い合わせ 市町並み資料館 (月曜日木曜日休館)
        電話23-2137

おはなしの会「おまつりかみしばい」(幼児・児童向け無料)
○日時 5月10日土曜日10時~14時30分
○場所 市大畠総合センター1階(ふれあいうずしおまつりの一画)
○内容 読み語りボランティア「たまてばこ」などによる紙芝居、絵本の読み語り、簡単な工作など
○その他 5月は大畠公民館での開催はありません。6月からは毎月第1土曜日に実施します。
●問い合わせ
 大畠図書館
 電話45-2226

第17回ふれあいうずしおまつり
○日時 5月10日土曜日10時~
○場所 市大畠総合センター周辺
○内容 
▼販売コーナー/10時~
▼餅まき/ 12時~
▼海の幸が当たる大抽選会 /14時~(抽選券配布13時)
▼お楽しみイベントあり(午前・午後)
●問い合わせ 
 大畠観光協会
 電話45-2414

募集

広島広域都市圏 広島東洋カープ共同応援 
広島広域都市圏で「広島東洋カープ」を一緒に応援しましょう。
○日時 7月6日日曜日13時30分~(試合開始)
○場所 マツダスタジアム(現地集合)
○対戦相手 東京ヤクルトスワローズ
○定員 300人(多数の場合抽選、小学生以下の場合は保護者同伴)
○参加料 1,600円(3歳以上、外野指定席券)
○内容 外野指定席で、まとまって応援。スカイジェットバルーンをプレゼントします。
○申込・問い合わせ 往復はがきに、参加者全員(5人まで)の住所、氏名、年齢、電話番号を記入し、5月16日金曜日(消印有効)までに申し込んでください。。
 広島広域都市圏協議会事務局(広島市企画調整課内)
 〒730‐8586(住所記載不要)
 電話082-504-2017
※広島広域都市圏協議会は、柳井地域から広島県三原地域までの市町で連携し様々な取組を行っています。
 ホームページ「りーぶら」
 http://www.ri-bura.com/<外部リンク>

自衛官(自衛官候補生)    
○募集説明会の場所/日時
▼市文化福祉会館/
 6月7日土曜日13時~16時
 7月12日土曜日13時~16時
▼自衛隊柳井地域事務所(南町3丁目)/
 7月1日火曜日~9月9日火曜日16時~18時
○受付期間/試験期日
▼男子 通年/随時
▼女子 8月1日金曜日~9月9日火曜日/9月25日木曜日~29日月曜日のいずれか1日
○応募資格 18歳以上27歳未満
○その他の募集種目 自衛官候補生以外は次のとおり。
 防衛大学校学生、防衛医科大学校医学科学生、防衛医科大学校看護科学生(自衛官コース)、航空学生(海・空)、一般曹候補生、高等工科学校生徒
※詳しくはお問い合わせください。
●問い合わせ
 自衛隊柳井地域事務所
 電話22-8199

工事

県営広域農道を作っています
農業振興や周辺農村部から市街地へのアクセスの改善を目的として、県営事業により大畠住吉地区から柳井上田地区まで約6.6kmの農道を整備しています。
このうち大畠住吉、上原地区及び柳井白潟、大屋地区はすでに工事が完了し供用開始しています。全線開通は平成27年秋頃を予定しています。
引き続きご理解とご協力をお願いします。
●問い合わせ
 経済建設課
 電話22-2111内線374
 県柳井農林事務所
 電話25-3295

人権作品
人権尊重の推進を目的に募集し優秀賞を受賞した作品を紹介します。
「祖父を通じて感じたこと」 
柳井中学校 三年 松重 省吾 
※学年は、平成25年度受賞時のものです
 私の祖父は、ベッド上の生活が長く続き、最近では認知症の症状がでてきています。今まで、認知症は、全く私にとって無縁のことで、少し偏見の目で見ていたところもありますが、そういった考えは、人権問題に値するものではないかと思い、人権について考えようと思ったことがきっかけです。
 祖父は、昭和五年生まれの八十三歳です。つらい戦争時代を経験し、小さい頃は勉強よりも、労働することの方が多く、大変な時代を生きてきました。
 教員生活を三十年以上勤め、退職後は、魚釣り、旅行、囲碁、写真、畑作りなどの趣味が多く、おもしろいことを言ったりして、笑わせてくれ、家族の雰囲気を和やかにしてくれました。
 私が小さい頃は、公園や温泉に連れて行ってくれたり、自転車の乗り方を教えてくれたり、勉強を教えてくれたりしました。中学生になってからは、勉強や部活動などで忙しく、会うことが少なくなりましたが、お正月やお盆などの節目の日には、必ず周防大島町にある祖父宅に集まり、楽しい時間を過ごしていました。
 今年二月、突然入院をよぎなくされました。今まで元気だった祖父が病気になることが、信じられませんでした。しかし、日がたつにつれ、時間を理由に病院に行く回数が減ってきました。こちらが言ったことが伝わらなかったり、祖父が言っていることが分からなかったりして、私もだまりこんでしまったことがありました。祖父が大きな声を出したり、手でベッドの柵をつかんで音を立てて反発をしたりしていました。その姿を見ると、悲しく思う部分と、あきれる部分がありました。これも、理由の一つかもしれません。しかし、その行動は、私たちに分かってもらうため一生懸命やっていることなのです。さらに、ナースコールを何度も鳴らし、看護師さんにも分かってもらうように、意思表示をしていました。
 そのような祖父を見て、恥ずかしい思いを何度もしましたが、元気な祖父も祖父であり、病気の祖父も祖父であることを改めて思いました。今まで、偏見の目で祖父を見ていた私が恥ずかしく思うようになりました。母も、手がかかるせいか、イライラしたり愚痴を言ったり、病院に行くことを嫌がったりすることがありました。しかし、今では気持ちを切り替え、祖父への接し方が変わりました。最近では、食事のとき、祖父の話題が多くなりました。
 私は、少しの時間があると祖父に会いに行きます。なるべく多く話しかけたり、手足をマッサージしたりと、少しでもコミュニケーションをとるようにしています。自分なりに考えています。たまに、いつもの笑顔を見せてくれる祖父の顔を見ると、うれしくてたまりません。
 八月十四日から十六日のお盆の日に、帰省することができました。祖父を合わせて十三人が集まり、食事を一緒にしました。病院では刻み食とおかゆの食事なのですが、大好きな寿司や魚のてんぷらを食べられたことがうれしかったようです。特に印象的だったのは、夕食後のとろみコーヒーを飲んだ後に、「こりゃ、おいしい。」と、はっきりした口調で言ったことです。今でも、何十年たっても、忘れることはないと思います。祖父は喜び、いつもの笑顔を見せ、最高の時間を過ごすことができました。あっという間の三日間でしたが、とても充実した三日間でした。あれから数日たちますが、私も家族も、祖父の顔を一目でも見ようと病院に行っています。これが病気を治すきっかけになってほしいと思います。
 好きな人もいれば、好きではない人もいるのですが、偏見の目で見ると、表情に表れたりするので、公平に接していくことが大切だと思いました。高齢者や障害者など、相手がどんな状況であっても、どんな立場であっても、相手のことを考え理解し、相手の立場になって考えることも大切だと思います。常に自分中心ではなく、相手のことを優先に考えていこうと思いました。思いやりの心を持ち、どんな人にも同じよう接することのできる人でありたいと思います。人権とは、「全ての人が当然もっているべき人間としての権利」なのです。とても重みのある言葉で、生きていくうえで最も大切なことだと思います。
 祖父は、毎日病気と闘っているので、私も一日一日を大切にして、これから一歩ずつ前進していこうと思います。
●問い合わせ 
 人権教育室 電話22-2111内線333