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晴れ着姿で新たな門出-柳井市成人祝賀式-
平成31年柳井市成人祝賀式が1月6日日曜日、柳井クルーズホテルで開催されました。式典では井原市長が「今年は平成という時代が終わりますが、ここにいる皆さんは、これからの新しい時代においてもまた、話題を共有できる特別な仲間です。そのような仲間とのつながりを大切にして、これからの時代も力強く生き抜いてください」とお祝いの言葉を述べました。また新成人を代表して、國原出海さんと竹塚幸輝さんが抱負を発表しました。式典の後には懇親会が行われ、なごやかな雰囲気のなか、友人や恩師との久しぶりの再会を喜びました。
今年の新成人の対象は平成10年4月2日から平成11年4月1日生まれの333人で、この日はそのうちの256人(男127人・女129人)が出席しました。
新成人の抱負(要旨)
國原 出海 さん
私はこの春から柳井を離れます。新しい環境に不安も感じますが、常に向上心をもち、少しでも早く一人前の社会人へと成長していきたいと思います。この成人式を大人になるための一つのきっかけとできるよう、今日のこの日から、新成人として新たなスタートを切り、日々精進していきます。
竹塚 幸輝 さん
今日を境に我々は成人し、大人の世界に一歩踏み込みます。日々を後悔なく過ごせているか自信はありませんが、人生はたぶん長く、たくさんの寄り道をしながら目標も変化していくことと思います。死ぬまでに目標を達成している人生を歩みたいし、皆さんにも歩んでほしいと思います。
特集
柳井市子育て世代包括支援センター
「やなでこ相談室」を開設しました
やなでこ相談室は妊娠・出産・子育てに関するワンストップ総合窓口です。あなたの子育てを応援します。
※「やなでこ相談室」の名称は…「柳井で子育て」(やないでこそだて)から引用しています。
妊娠・出産・子育て期は、悩みや不安が尽きないもの
柳井市では昨年度196人の新しい命が誕生しました。そしてその数の新しい家族のかたちが生まれ、赤ちゃんとの生活が始まっています。子どもの成長はうれしく、楽しいものです。しかし、子育ては決して楽しいことばかりではありません。ひとたび子育てが始まると生活は一変し、子どもが泣き止まない、ミルクを飲まない、熱をだした、ケガをしたなど、心配ごとが増え悩みや不安は尽きません。子育ては24時間休みなしです。
そんな子育ての中で、「子どもはかわいいけど、なぜか辛い。イライラする」「やることがいっぱいなのに手が回らない、やる気が出ない」など感じることはありませんか。そのように感じることは、決していけないことではなく、一生懸命子どもと向き合っている証拠です。しかし、その悩みや不安をお母さんやお父さんがひとりで抱えていては、子どもにとっても辛いことです。大切なのは、悩みや不安を共有し、相談ができる人がいるかどうかです。
市では安心して妊娠・出産・子育て期を過ごしていただけるように、お母さんやご家族の方からの様々な相談をお受けする窓口、柳井市子育て世代包括支援センター「やなでこ相談室」を、2月1日に開設しました。
やなでこ相談室 へのご相談は
○開設時間
土曜日・日曜日・祝日を除く8時30分~17時15分
○専用電話
まずはお電話を 電話22-8705
○住所
南町6丁目12番1号(市保健センター内)
こんな悩みがある…
そんなときにこそご相談ください
妊娠・出産・子育て期の皆さんが、「こんな時はどこに相談したらいいのかな…」と悩んだときに、「やなでこ相談室だ!」と思い出していただけるような、より身近で気軽な相談場所を目指しています。
妊娠・出産・子育てに関する悩みや不安を、ひとりで抱え込まず、まずは相談してください。私たち保健師・助産師があなたに寄り添いながら、一緒にどうしたらいいか考えていきます。
「やなでこ相談室」が目指すこと
安心して妊娠・出産・子育て期を過ごせるように、この時期に多い不安の一つである「授乳」に視点を置き、保健師だけでなく助産師の専門性を活かした相談機能を高めていきます。
また、地区担当の保健師が母子コーディネーターの役割も兼ねて、妊娠・出産・子育て期の心配ごとや不安に寄り添い、皆さんが本当に必要とするサービスや支援につながることを今まで以上に重視していきます。
地域での子育て支援を担う「まちかどネウボラ」や「母子保健推進員」などと連携して、今まで以上に妊娠・出産・子育て期の皆さんのサポートができる体制を整備していきます。
授乳相談日Mの日 を始めます
お母さん(Mother)のための、助産師(Midwife)による相談日です。少しでも楽に、そして楽しく授乳できるように一緒に授乳方法を考えます。
詳しくはご相談ください。
「やなでこ相談室」の役割
妊娠初期から子育て期における総合相談窓口として、時期や必要性に応じて切れ目なく支援やサービスが受けられ、安心して妊娠・出産・子育て期を過ごせるよう、様々な関係機関と連携をとりながら、利用者の皆さんをサポートします。
(1)妊娠・出産・子育ての悩みや不安の相談に対し、ワンストップ総合窓口として、必要なサービスを提供、紹介していきます。
(2)原則として同じ保健師・助産師が継続的に関わり、顔の見える支援を行います。
(3)地域の子育て支援に携わる関係機関と連携を進め、子育てしやすい環境や仕組みをつくります。
▲相談機能を高めるために、授乳スペースやキッズスペースも整備し、気軽に来所でき、安心して相談できる環境を整えました。
切れ目のない支援・サービスの流れ
支援・サービスの流れの表は、PDF版または音訳版でご確認ください。
私たちがサポートします 柳井市母子保健推進員
母子保健推進員は市から委嘱を受けたボランティアです。楽しい子育てができるよう、子育ての不安や疑問へのアドバイザーとして家庭訪問や保健センターで行う乳幼児健康相談のお手伝い、育児学級での託児、また子育て輪づくり運動、イベントの開催など、子育て中のお父さんやお母さんの身近な応援団として活動しています。
子どもの成長をともに喜んでもらい
いっしょに子育てをしているようです
2歳、1歳を子育て中の神田さん
三重県から転入してきたため、知らない土地での子育ての始まりでした。そんな中、母子保健推進員の三戸さんが家庭訪問してくれて、地域の子育て情報や母子保健推進員さんの開催するイベントを紹介してくれました。そこで同世代のお子さんを持つご家族とも知り合うことができました。今でもお会いすると子どもの成長を喜んでくれ、いっしょに子育てをしているようで、安心できます。
オープニングイベントでは、母子保健推進員の皆さんが、参加者に足形アートをプレゼントしました。
地域の中での子育ての強い味方!
子育て支援センターが「まちかどネウボラ」に認定
ネウボラとは…
フィンランド語で「アドバイスの場所」を意味し、妊娠期から就学前までの子育てを切れ目なくサポートする仕組み・拠点のことです。山口県は今年度、「やまぐち版ネウボラ」をスタートし、研修を受けるなどして相談機能を充実強化した拠点(子育て支援センター)が、「まちかどネウボラ」に認定され、日常的な相談と合わせて、母子保健相談もできるようになりました。
ぞうさんよちよちクラブ(ルンビニ保育園内)
安心して遊べる空間、相談できる仲間がいる、そんなほっとできる場所です。センターに来れば素敵な出会いがあります。自然あふれる緑の園庭で外遊びも楽しみましょう。
場所:柳井2202-2 電話22-1078
グリーンディ(若葉保育園内)
専門スタッフが子育て中のママ達をしっかりサポートします。温かい雰囲気の中、楽しい活動を通してお子さんの成長を共に感じ、喜び合いましょう。遊びに来ませんか?
場所:柳井4395-1 電話22-1178
遊ぼう 話そう(伊陸保育園内)
未就園児とその家族を対象に、遊びの場やほかの家族との出会いの場を提供し、育児の不安や悩みを一緒に考え、情報を交換したりするなど、子育ての応援をしています。
場所:伊陸6215-2 電話26-0825
トライアングル(ひづみ保育園内)
子育て中の親子や、これから子育てをする方、少し子どもから手が離れた方々が集い、ホッとできる時間・空間を楽しんでいます。
場所:日積5551-1 電話28-0428
ひだまりクラブ(ルンビニ第二保育園内)
こじんまりとした陽だまりのような空間で、育児のあれこれを専門のスタッフと話しませんか。たくさんの人との出会い、育ち合い、笑顔でハッピーになりましょう。
場所:柳井961-1 電話22-9900
ホットみなみ(市立柳井南保育所内)
遊び場の開放や園児との交流、季節に応じた活動をしています。忙しい日々のなかでホッとできる場、おしゃべりが楽しめる場として、気軽に遊びに来てください。
場所:伊保庄2530-3 電話27-0030
大畠キッズステーション(市立大畠保育所横)
明るく広々としたログハウスで、一緒に遊んだり子育てについてお話ししたりしませんか?ママ友サークルなどでの、ふれあいや情報交換の場としても気軽に相談できます。
場所:神代2966-25 電話45-2619
▲オープニングイベントでは、子育て支援センターの7施設が、山口県から「まちかどネウボラ認定証」を交付されました。
産婦人科入院中に教えてもらい利用するようになりました
3歳、1歳を子育て中の橋本さん
子育て支援センターを利用するようになり、顔見知りの人が増えました。顔見知りになっていると、支援センター以外のイベントで出会ったときにも話ができます。柳井市には子育て支援センターがいくつかあり、自宅から近くだったり興味のあるイベントだったり自分にあった場所を選択することもできます。支援センターに行くと親子ともに気分転換にもなるので、たくさん利用しています。また、子育てのイベント情報等も他のママからもらえたりするので、情報交換の場にもなっています。年齢別のイベントが開催されているので、同年代の子どもや親と触れ合う場にもなっています。
保育士さんにも相談しやすい雰囲気なので、安心して利用できます。
産後訪問のときに、保健師さんからの紹介で利用するようになりました
1歳、0歳を子育て中の岩井さん
子育て支援センターに遊びに来るとたくさんおもちゃもあって、子どももとても楽しそうに遊んでいます。家だとママにべったりな子も、支援センターではのびのび遊んでいて、親も子も気分転換になります。また、同年代の子どもと遊ぶ機会がなかなかないため、支援センターに来ると刺激になります。ママ同士も悩みを共有できたり、話ができるので毎月とても楽しみにしています。
保育士さんが親身に話を聞いてくれます。子どもがイヤイヤ期真っ只中ですが、対応に困ったときのアドバイスをくれたり、話を聞いてくれるので気持ちが楽になることもたくさんあります。普段からたくさんの子どもたちを見られているので、相談しやすく心強いです。