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特集
暮らしに役立つみちづくり
~国道188号柳井・平生バイパス~
国道や県道などの幹線道路は、地域と地域を結ぶ重要な道路網を形成しており、皆さんが仕事や買い物等、日常生活をする上で欠かせないものとなっています。
また、人口減少社会にあっても、幹線道路を整備することで、周辺市町への交通の便が良くなり、広域的な連携が可能になります。
なかでも国道188号は、「重要物流道路」として皆さんの生活に必要なものを確実に運ぶ役割を担うとともに、災害等が起きた時には「緊急輸送道路」として避難や救助、物資供給等の応急活動を支援します。
国道188号柳井・平生バイパスを整備することで、安全で安心なまちづくり、皆さんの暮らしに役立つみちづくりになることが期待できます。
●問い合わせ 都市計画・建築課 電話22-2111内線231
※柳井・平生バイパス:柳井消防署前~平生町築廻交差点(対象区間 約2.2km)
国・県への要望活動を行っています
国道188号柳井・平生バイパスをはじめ、山口県東部地域の幹線道路整備実現に向けて、国土交通省等への要望活動を行っています。
●これまでの要望先
(1)山口県知事(令和元年7月)
(2)国会議員(令和元年8月)
(3)国土交通省(令和元年8月)
6つの効果バイパスを整備することで以下のようなさまざまな効果が期待できます。
1救急医療機関への速達性・確実性の確保
●救急搬送時間の短縮
●介護サービス等の向上
2交通安全の確保
●交通事故の減少
●安全な歩行空間の確保
3災害等に強い信頼性の高い道路ネットワークの確保
●災害時の走行性確保
4産業振興を支援するネットワークの強化
●企業誘致の促進
●雇用の拡大
5交通の円滑化
●交通渋滞の解消
●定時性の確保
6観光振興の促進
●観光周遊ルートの形成
●観光客の増加
※1~3の詳しい説明は次ページ
1救急医療機関への速達性・確実性の確保
救急医療機関へ早く着ける道路を!
柳井地区広域消防組合管内では年間約3300人が救急搬送され、その約5割が周東総合病院へ搬送されています。柳井地区広域消防組合は所管が広範囲であることから県内で搬送に最も多く時間がかかり、搬送時間の短縮が課題となっています。
柳井地区の収容までの平均所要時間 44.5分(県内最長)
県内平均 38.2分
県内最短(防府市) 29.6分
まちの声
●周東総合病院へスムーズに出入りできる道路が必要だと思います。
●周東総合病院に行くときに、何かあったらすぐに車が混んでしまうので大きい道路が必要だと思います。
バイパスを整備すると...
渋滞や事故による交通規制が減少することで、救急搬送時間の短縮を実現できます。
2交通安全の確保
交通事故の防止・利用者の安全性の向上を!
現在は急カーブがあるため見通しが悪く、また歩道未整備区間があるなど交通事故の危険性が高くなっています。
また周東総合病院前交差点を起点に渋滞が発生し、通勤車両や通学する高校生、病院への通院者などで混雑するため、危険な状況となっています。
まちの声
●学生の通学時の安全確保が必要だと思います。
●歩行者や自転車が安全に通行できる道路があったらいいです。
バイパスを整備すると...
渋滞が解消され、交通事故の減少や歩行者、自転車利用者の安全性が期待できます。
3災害等に強い信頼性の高い道路ネットワークの確保
災害時にも利用できる道路を!
平成30年7月豪雨災害の時には、岩国~下松間で山陽自動車道、国道2号などの主要幹線道路が通行止めになり、国道188号が迂回路として利用されました。
またJRも不通になり、その結果国道188号の柳井平生間でも渋滞が発生しました。
まちの声
●現道が通行止めになると迂回路がなく困ったことがあります。
●災害時のネットワーク確保が大切だと感じました。
バイパスを整備すると...
災害等に強い信頼性の高い道路となり、いざというときに代替路として利用できます。
バイパス整備に向けた都市計画手続きを進めます
本路線は昭和49年に都市計画決定されていますが、最新の道路技術基準などに適合させるため、幅員の見直しなどの都市計画変更が必要です。今後、説明会や公聴会などを開催しますのでご参加ください。
■手続きの対象となる都市計画道路
(1)県が変更する都市計画道路:裾の割線(国道188号柳井・平生バイパス)
(2)市が変更する都市計画道路:向地線(国道に接続する都市計画道路)
●都市計画変更素案の縦覧
○期間 10月18日金曜日~11月12日火曜日
○時間 8時30分~17時15分 ※土曜日、日曜日、祝日を除く
○縦覧場所
(1)裾の割線:県都市計画課、県柳井土木建築事務所、市都市計画・建築課
(2)向地線:市都市計画・建築課
●都市計画変更説明会(県・市合同)
○日時 10月26日土曜日10時~
○場所 市役所3階大会議室
●都市計画公聴会
公聴会で意見を述べるには事前に公述申出書の提出が必要です。提出がない場合は公聴会を開催しません。
○日時 11月12日火曜日19時~
○場所 市役所3階大会議室
○申出書の記述内容 意見の要旨・理由、住所、氏名、連絡先(様式自由)。
○提出期限 11月5日火曜日※消印有効
○提出先
(1)県:県都市計画課
〒753-8501 山口市滝町1番1号
電話083-933-3733
(2)市:市都市計画・建築課
〒742-8714 柳井市南町一丁目10番2号
電話22-2111内線231
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平成30年度
健全化判断比率・資金不足比率の公表
地方財政の健全化を図るため、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の規定により、毎年、健全化判断比率と公営企業ごとの資金不足比率を議会に報告し、公表することが義務付けられています。
平成30年度決算の各比率は以下のとおりです。
●問い合わせ
財政課 電話22-2111内線440
■健全化判断比率
区 分 健全化判断比率 早期健全化基準 財政再生基準
実質赤字比率 - 13.4% 20.0%
連結実質赤字比率 - 18.4% 30.0%
実質公債費比率 10.7% 25.0% 35.0%
将来負担比率 59.3% 350.0%
「-」は実質赤字額または連結実質赤字額がないことを表しています。
■資金不足比率
特別会計名 資金不足比率 経営健全化基準
水道事業会計 - 20.0%
簡易水道事業特別会計 -
公共下水道事業特別会計 -
農業集落排水事業特別会計 -
「-」は資金不足額がないことを表しています。
平成30年度の決算では、健全化判断比率・資金不足比率において、財政の黄信号を示す早期健全化基準、経営健全化基準を下回っており、柳井市の財政が概ね健全であることを表しています。
平成30年度
柳井地域広域水道企業団の資金不足比率の公表
平成30年度柳井地域広域水道企業団の資金不足比率も同様に公表します。
●問い合わせ
柳井地域広域水道企業団 電話28-5333
会計名 資金不足比率 経営健全化基準
柳井地域広域水道企業団
水道用水供給事業会計 - 20.0 %
「-」は資金不足額がないことを表しています。
【用語の意味】
◦実質赤字比率/一般会計等(普通会計)の実質赤字額の標準財政規模(※)に対する比率
◦連結実質赤字比率/一般会計や公営企業会計など全ての会計の実質赤字額の標準財政規模に対する比率
◦実質公債費比率/一般会計等が負担する地方債の元利償還金・準元利償還金(特別会計への繰出金のうち、地方債の償還に充てたもの等)の標準財政規模に対する比率
◦将来負担比率/地方債の残高をはじめ一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率
◦資金不足比率/公営企業会計に係る資金不足の事業規模(事業収入)に対する比率
※地方公共団体が通常水準の行政活動を行う上での必要な一般財源で、標準税率で算定した税収入額と譲与税などの税外収入に地方交付税を加えた額
11月5日火曜日から
住民票とマイナンバーカードに旧姓(旧氏)が併記できます
本人からの申し出により、住民票の写し、マイナンバーカード、公的個人認証サービスの署名用電子証明書に「旧姓(旧氏)」を併記できるようになります。
旧姓併記を希望する人は旧姓が記載された戸籍謄本などを用意し、11月5日火曜日以降に市民生活課に申請してください。
※旧姓(旧氏)とは過去の戸籍上の氏のことで、その人の戸籍または除かれた戸籍に記載されています。
●問い合わせ
市民生活課 電話22-2111内線163,164
11月5日火曜日は津波防災の日
緊急地震速報訓練に合わせシェイクアウト訓練を行いましょう
全国瞬時警報システム(Jアラート)による全国一斉の緊急地震速報訓練に伴い、市内の防災行政無線から訓練放送が流れます。放送に合わせてシェイクアウト訓練を行いましょう。
●お問い合わせ
危機管理室 電話22-2111内線431
■訓練放送
○日時 11月5日火曜日10時ごろ
※状況等により予告なく放送を中止することがあります。
○訓練放送の内容
「こちらは、ぼうさい柳井市です。ただいまから訓練放送を行います。
『緊急地震速報チャイム音。緊急地震速報。大地震です。大地震です。これは訓練放送です。』(3回繰り返し)
こちらはぼうさい柳井市です。これで訓練放送を終わります。」
■シェイクアウト訓練
参加の意思さえあれば「場所を問わない」、「時間がかからない」、「家庭、学校、職場の実態に応じて実施できる」訓練です。
地震の際の安全確保行動
「まず低く、頭を守り、動かない」
を身につけましょう。
南海トラフ地震の発生確率は今後30年以内で70%~80%となっています。
いざという時のために防災・減災対策に取り組みましょう。
☑防災・減災対策チェックリスト
□家具や棚などの転倒防止
□3日分以上の食料、飲料水(1日1人3L)、生活必需品の備蓄
□近くの避難場所と危険箇所の確認
□地震発生時の連絡体制と集合場所の確認
●災害用伝言ダイヤル171
(1)「171」にダイヤル
▼ (音声ガイダンス)
(2)録音の場合「1」/ 再生の場合「2」を入力
▼ (音声ガイダンス)
(3)携帯電話番号または固定電話番号を入力
□会社やオフィスなどから屋外への避難経路の確認(従業員やお客様の避難誘導訓練)
□住宅用火災警報器の作動確認
公共交通に係る意見交換会を開催します
利用者の減少、運転手不足、市の財政負担の増加などから、公共交通を維持できない危機的な状況となっています。市では本年度中を目標に、市全域における持続可能な公共交通のあり方に関する計画(地域公共交通網形成計画)づくりを進めています。
皆さんからの意見を計画に反映させるため、公共交通の現状と課題、今後の基本的な方針案について説明を行い、意見をお聞きする意見交換会を開催します。
お住まいの地区に関係なく、どの会場にも参加できますので、ぜひご参加ください。
開催日時 場所
11月 6日水曜日 10時~11時 平郡西集会所
11月 6日水曜日 13時~14時 平郡東小学校多目的室
11月 8日金曜日 13時30分~14時30分 柳東文化会館
11月11日月曜日 19時~20時 阿月公民館
11月12日火曜日 14時30分~15時30分 新庄公民館 ※
11月13日水曜日 19時~20時 伊陸公民館
11月14日木曜日 14時30分~15時30分 余田公民館 ※
11月19日火曜日 13時20分~14時20分 柳北小学校コミュニティルーム ※
11月26日火曜日 13時30分~14時30分 市文化福祉会館
11月27日水曜日 15時30分~16時30分 伊保庄公民館 ※
11月28日木曜日 13時30分~14時30分 日積公民館 ※
11月29日金曜日 14時~15時 ふれあいタウン大畠 ※
※会議の趣旨上、できるだけ公共交通機関を利用してお越しください。
●問い合わせ
商工観光課 電話22-2111内線363