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敬老の日を迎えるにあたって
ご長寿を、心よりお慶び申し上げます。
本来であれば、9月から10月にかけて市内各地で敬老会を開催するところですが、
本年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を勘案し、苦渋の決定として、
中止することといたしました。
皆様方は、長年にわたりご苦労され今日の柳井市を築いてこられました。私たちが
こうして豊かな生活を送ることができるのもひとえに皆様方のおかげであり、市民を
代表して心から敬意と感謝を申し上げます。
今後とも、豊富な経験と深い知恵によって後進をご指導くださいますようお願い申し
上げます。
世界的な感染症の影響下にあって、市では今、コロナ対策を最優先に取り組んでいます。
感染拡大を防止しつつ、社会経済活動を支えていく長丁場の対応となるなかで、ご不自由な
ことも多々あることと存じますが、くれぐれもお体を大切にされ、「柳井で暮らす幸せ」を
感じていただきながら、お健やかにお過ごしくださいますようお祈りいたします。
結びに、皆様の今後益々のご健勝、ご多幸を念願しお祝いの言葉といたします。
柳井市長
井 原 健太郎
米寿・100歳を迎える人に
敬老記念品などをお贈りします
敬老会の中止に伴い、敬老記念品や祝金を以下のとおり贈呈します。
■米寿
○対象 8月1日現在、市内に住民登録がある昭和7年生まれの人
→記念品を、自治会を通じて贈呈します。
■100歳
○対象 9月1日現在、市内に住民登録がある大正9年生まれの人
→祝金1万円と記念品を、市から直接贈呈します。
※8月1日時点、市外に居住していた人は祝金のみ
●問い合わせ
高齢者支援課 電話22-2111内線186
新型コロナウイルス感染症関連情報
新型コロナウイルス感染症専用相談ダイヤルが開設されました
新型コロナウイルス感染症に関する症状や感染予防、検査方法などの様々な相談に対し、直通で毎日24時間、専従スタッフによる適切な助言や情報提供が受けられる専用相談ダイヤルが開設されました。
感染の疑いがある人や、感染予防など相談がある人は、下記の専用相談ダイヤルを利用してください。
●山口県新型コロナウイルス感染症専用相談ダイヤル
電話083-902-2510
▼毎日24時間対応
▼専従スタッフによる適切な助言・情報提供
※専用相談ダイヤルの開設に伴い、これまでの各健康福祉センターの相談窓口はこの専用相談ダイヤルに一元化されました。
柳井市中小企業者等経営安定支援金(上限20万円)
申請受付期間を延長しました
○申請期限 8月31日月曜日 → 令和3年1月15日金曜日
※要件など詳しくは問い合わせてください。
●問い合わせ
商工観光課 電話22-2111内線364
新型コロナウイルス感染症に関する偏見や差別をなくしましょう
■偏見や差別が広がっています
新型コロナウイルス感染症が広がる中、不安や偏見により、感染者や医療従事者だけでなく、その家族に対する差別的な対応といった人権侵害が発生し、大きな問題になっています。
新型コロナウイルス感染症には未だ解明されていない点があり、ワクチンも開発中であることから、この感染症に対する不安や恐れをお持ちの人は多いと思います。
■偏見や差別は感染症拡大の原因にも
不安や恐れは身を守るために必要な感情だと言われています。しかし、その気持ちが大きくなりすぎると、冷静な判断や対応ができなくなり、特定の人を遠ざけたり攻撃したりして、安心感を得ようとするのです。こうした行為が広がることによって、症状に気付いても受診をためらう人が増え、さらに感染症拡大にもつながり得ます。
日本赤十字社は、感染症には「病気」「不安」「差別」の3つの顔があり、これらがつながることで感染が広がると警鐘を鳴らしています。また、身の回りに差別等につながる発言や行動があったときは、同調しないよう呼び掛けています
■コロナ差別にストップを
感染症は、誰もがかかる可能性があるものです。感染された人への差別や偏見は決してあってはならないことです。
感染症を拡大させないよう対応されている人たちに敬意を払い、一人一人が相手を思いやる気持ちを忘れず冷静に対応しましょう。
●問い合わせ
人権教育室 電話22-2111内線333
Pick UP
柳井市長選挙・柳井市議会議員補欠選挙の日程が決まりました
任期満了(令和3年3月26日)に伴う柳井市長選挙及び議員の欠員に伴う柳井市議会議員補欠選挙の日程は次のとおりです。
○告示日 令和3年2月21日日曜日/立候補の受付8時30分~17時
○投票日 令和3年2月28日日曜日7時~20時 ※平郡地区は2月27日土曜日7時~18時
○開票 令和3年2月28日日曜日21時~(柳井小学校体育館)
○選挙人名簿登録者数(人)※令和2年9月1日現在
男性 12,493人
女性 14,576人
計 27,069人
【立候補予定者説明会】
立候補予定者など関係者は必ず出席してください。
○日時 令和3年1月12日火曜日
▼10時~ 市長選挙
▼13時30分~ 市議会議員補欠選挙
○場所 市役所3階大会議室
○その他 原則として1候補者につき2人まで出席可能です。
●問い合わせ
選挙管理委員会事務局 電話22-2111内線260
10月診療分から
乳幼児・子ども医療費助成の所得制限がなくなります
子育て環境のさらなる充実を図るため、これまで所得制限により医療費の助成を受けられなかった未就学児・小学生の通院・入院、中学生の入院に対して、保険適用の自己負担額を助成します。対象者には、案内文書と申請書を送付します。
○対象者 未就学児、小学1年生~中学3年生
※中学生は入院のみ
※従来の医療費助成受給者は申請不要
○所得制限 なし
○申請時に必要なもの
▼対象者の健康保険等の被保険者証(写し可)
▼印鑑
○申請期限 9月30日水曜日まで
○助成開始日 10月1日木曜日から
※10月以降に申請した場合は申請月の初日から助成を開始します。
○その他 乳幼児医療費助成は県の助成事業を優先するため、従来どおり保護者の課税状況を確認します。令和2年1月1日に市外に住所があった人は、その市町村で発行される「令和2年度所得課税証明書」またはマイナンバーを利用した税の情報連携に関する「同意書」が必要です。
●問い合わせ
市社会福祉課 電話22-2111内線184
10月から
屋外広告物の安全点検が義務化されます
近年、老朽化等を原因とした屋外広告物の落下等の事故が全国で発生しており、山口県においても屋外広告物の安全確保を図るため、10月1日から屋外広告物の設置者等に安全点検が義務付けられます。
表示・設置に許可を必要とする屋外広告物等に限らず、市内に設置されるはり紙等を除くすべての屋外広告物が対象となります。
〇点検対象 はり紙、はり札、立看板、壁面等に描かれたもの等を除くすべての屋外広告物
〇点検方法 おおむね3年ごとに目視や打診などにより状態を確認し、点検箇所が分かる写真と ともに記録・保存してください。
○改正に関する県ホームページ https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a18400/city-plan/okukaisei.html<外部リンク>
■屋外広告物の種類(主なもの)
屋上広告物、突出広告物、広告幕、立看板、壁面広告物、旗・のぼり、野立ての広告物、アーチ広告物、消火栓を利用する広告物、電柱広告物、はり紙、へい広告物、屋根面広告物
■危険な屋外広告物の例
▼支柱等のサビが顕著な状態
▼看板基礎のひび割れ
▼ポールの根腐れによる倒壊
みんなで屋外広告物の落下や倒壊による事故を防ぎましょう!
●問い合わせ
県都市計画課 電話083-933-3733
市都市計画・建築課 電話22-2111 内線232
地域で支える認知症
認知症みまもりシールを利用しましょう
認知症の人の中には、今いる場所が分からなくなったり自宅に帰ることができなくなったりする人がいます。ひとり歩きなどで行方不明になった高齢者を早期に発見・保護するため、「徘徊・見守りネットワーク」や「認知症みまもりシール(10月から交付開始)」を利用しましょう。
●問い合わせ
高齢者支援課 電話22-2111内線156,157
≪徘徊・見守りネットワーク≫
認知症の人が行方不明になり、家族が警察に捜索を依頼した場合、事前に登録をしておけば、行方不明者の身長や体格などの特徴を市から協力事業者などに提供することができます。速やかな情報収集・情報提供のネットワークを作っておくことで、行方不明者の早期発見・保護につながりますので、事前に登録しておきましょう。
■事前登録方法
事前登録申請書にひとり歩きの可能性がある人の氏名や身体的な特徴などを記載し、写真を添付して高齢者支援課に提出してください。
(1)事前登録の対象者
市内在住で、認知症などによるひとり歩きの可能 性がある高齢者など
(2)事前登録申請ができる人
登録対象者の家族、親族、後見人
(3)申請に必要なもの
▼登録対象者の写真(できるだけ新しいもの)
▼印鑑(本人・申請者)
▼通知先メールアドレス(3件まで)
■協力事業者を募集しています
ネットワークの趣旨に賛同し、通常の業務の範囲で気がかりな高齢者を見守り、ひとり歩きで行方不明になった高齢者などの捜索に協力していただく事業者を募集しています。
協力していただける場合は高齢者支援課に連絡してください。
【協力事業者例】(令和2年7月現在73事業者)
金融機関、新聞販売店、飲料配達事業者、ガス事業者、タクシー会社、仕出し業者、スーパー、医療機関、薬局、介護事業者など
≪認知症みまもりシール≫
徘徊・見守りネットワーク登録者に認知症みまもりシールを交付します。普段使っている衣類や持ち物に貼り付けてください(洗濯可)。
■シールを貼っていて、困っている様子の人を見かけたら
(1)声をかける(声のかけ方は右参照)。
(2)スマートフォンなどでシールのQRコードを読み取る。
(3)スマートフォンなどに表示された伝言板サイトに発見場所などを入力する。
(4)最寄りの警察署に連絡する。
■家族には
(1)自動メールが届く。
(2)発見者と伝言板サイトを介してやりとりができる。
(3)素早く迎えに行くことができる。
発見者と家族は、伝言板を介して24時間365日、直接やり取りができるため、家族は素早く迎えに行くことができます(家族のもとに早く帰れるように、発見者はあわせて最寄りの警察署へ連絡をお願いします)。
なお、発見者と家族は、ご自分の住所や電話番号などの個人情報を知らせる必要はありません。
≪3つの「ない」~認知症の人への対応の心得~≫
もしも街中で、認知症みまもりシールをつけていて何か困っている様子の人を見かけたら、「どうされましたか?お手伝いすることはありませんか?」とゆっくりと声をかけてください。
また、そのような時は不安と混乱をおこしやすい状態になっていることがあるため、「驚かせない」、「急がせない」、「自尊心を傷付けない」の3つの「ない」を心がけて、ゆっくりと、丁寧に、相手を尊重するような声かけを意識しましょう。
認知症は誰もがなる可能性があります。また、認知症であることを受け入れるのは、本人にも家族にもつらいことがあります。
しかし、家族や地域、専門機関などの支えがあれば、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らしていくことができます。
認知症について正しく理解し、本人の心に寄り添った支援の輪を広げていきましょう。