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まちの出来事
11月5日 太陽光発電事業者が伊陸地区に寄附金贈呈
伊陸地区に太陽光発電所を有するAmp株式会社(マルティン シュタイン日本法人代表・写真右から4番目)が、地域貢献の一環として伊陸地区連合自治会(竹山晃会長・写真右から2番目)に対し950万円(LED防犯灯約140基の設置費用および20年間分の電気代に相当)を寄贈しました。シュタイン代表は「地域の人たちへの感謝の印。今後も交流を深めたい」と話し、竹山会長は「伊陸の明るい将来のため、有効に活用していきたい」と謝辞を述べました。
11月6日 水の浄化装置で文部科学大臣賞受賞
公益社団法人発明協会が優れた発明や指導・育成などに対して表彰する「中国地方発明表彰」において、安原環境テクノロジー株式会社(安原隆浩代表取締役・写真右)の「水の流れを利用した水中酸素溶解方法と装置」が文部科学大臣賞を受賞し、安原社長が市長に報告を行いました。安原社長は「大変名誉な賞をいただいた。世界で唯一の装置だと自負しており、国内外の環境改善に貢献していきたい」と喜びを語りました。
11月7日 やない教育合同表彰式
「税に関する絵はがきコンクール」および「税についての習字・作文」の優秀作品を表彰する「やない教育合同表彰式」が市文化福祉会館で開催されました。絵はがきでは小学生7人、習字では中学生4人、作文では中学生10人がそれぞれ受賞し、教育長からは「コロナ禍にも関わらず多くの作品が集まった。力作ぞろいの中から選ばれたみなさんの作品は本当に素晴らしい」とお祝いの言葉が贈られました。
11月11日 羽仁保育園で木のつみき贈呈セレモニー
木のおもちゃに触れることで自然の豊かさや緑の大切さを知ってもらおうと、公益財団法人やまぐち農林振興公社が、羽仁保育園に県産ヒノキで製作した木のつみきと絵本などを贈呈しました。セレモニーには3歳以上の園児が出席し、「ありがとうございました。大切に遊びます」と声を合わせて元気よくお礼を伝えました。
11月15日 大歳神社跡地をお披露目
柳井桜土手を守る会が主催する大歳神社跡地のお披露目会が、南浜で開催されました。会では、柳井にっぽん晴れ街道協議会の岸田稔明さんによる基調講演があり、「柳井市の干拓と大歳神社」と題して柳井の干拓の歴史や地域に伝わる人柱伝説などが紹介されました。その後は石見神楽や空手の演武、ダンスなどが行われ、来場者を楽しませました。
11月19日 令和2年7月豪雨災害義援金を寄贈
柳井中学校の生徒会執行部が、募金活動を行って集めた令和2年7月豪雨災害義援金25,356円を持って市長を訪問しました。この活動は、同部が約2週間かけて実施したもので、発案者の重中晶衣副会長(写真中央)は「コロナ禍で現地に行けない中、学生でもできることを考えた。学校の一部ではなく全体で実施することが大切であり、大変なこともあったがたくさん集まって嬉しい」と話しました。寄贈された義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ届けられます。
11月20日 平郡島に新たな特産品が誕生
平郡島のさつまいもを使ったアイスクリームが誕生し、協力販売店の佐川醤油店で販売が開始されました。この特産品は吉本興業所属のお笑い芸人で市地域おこし協力隊員の古谷勇人さん(芸名「ぶるぼん」・写真右から2番目)が中心となり、平郡東島おこし推進協議会と吉本興業が共同開発したもので、古谷隊員は「風味も食感もさつまいもそのもの。このアイスクリームをきっかけに、平郡島の良さを知ってもらいたい」と語りました。
11月27日 生活環境の改善で環境大臣表彰受賞
伊陸地区衛生推進協議会会長や市快適環境づくり推進協議会理事を務め、地域の環境美化活動に尽力してきた岩政卓造さん(写真左)が「循環型社会形成推進功労者等環境大臣表彰(生活環境改善功労者表彰)」を受賞し、市役所で表彰伝達式が行われました。岩政さんは「地区のみなさんを代表して受賞したもので、とても光栄。引き続き環境美化、防犯、交通安全のボランティア活動を続けていきたい」と力強く語りました。
11月27日 全国中小企業団体中央会会長表彰受賞
「企業組合うずしお母さんの店」の宇野素代子理事長(写真右から2番目)が、同組合の成長・発展に努め、全国中小企業団体中央会の役員として農産加工関連企業組合の振興・発展に尽力するなどの功績を評価され、「全国中小企業団体中央会会長表彰(組合功労者表彰)」を受賞し、市長に報告しました。宇野さんは「地域を活性化し、この店から情報発信したいという思いで頑張ってきた。このような賞を受賞できたことは大変光栄」と喜びを語りました。
11月27日 健康増進に関する協定を締結
「健康増進に関する連携協定」の締結式が市役所で行われ、明治安田生命保険相互会社徳山支社(宮副弘明支社長・写真左)と本市が協定書を交わしました。この協定により、市の取組事業の周知への協力や健康に関するセミナーの開催などが実現します。宮副支社長は「より地域に密着した取組みを行うためには、市との協定が重要。ここからがスタートで、がん対策や各種測定会などを実施し、地域に貢献していきたい」と語りました。
郷土史コラム
やないの先人たちの知恵と汗・古代編
~柳井茶臼山古墳・埴輪によって判った王宮の様子~
市教育委員会社会教育指導員 松島 幸夫
柳井茶臼山古墳の墳頂部には、種々の埴輪が立てられていました。その中で2番目に多いのが、壺の形をした埴輪です。飲み物や食べ物を入れるための容器です。王が亡くなってからも飲食に困らないように壺形の埴輪を立てたのです。私たちが仏壇にご飯やお茶を供えるのと一緒です。
また居住にも困らないように、王の居場所を埴輪によって再現しました。発掘調査で出土した埴輪の破片を継ぎ合わせると、5種類の建物があったと確認できました。もちろん実際の建物は残っていませんが、埴輪によって王宮の様子が推察できるのです。
最も重要な建物は、政治を執行する正殿です。建物群の先頭に建てます。王が重臣たちに命令をしたり、他国からの使者を迎えたり、儀式を行ったりする場所です。また、大鏡を持って民衆の前に立ち、神の意思を伝えた場所でもあります。正殿は、逆台形の大屋根を乗せた切妻造りです。威厳を高めるために、立派な破風と鰹木を付けています。正殿の後ろに位置する建物は王の居宅で、王が飲食をしたり就寝したりするプライベート施設です。王の権威を誇示するために、屋根を複雑な形状の入母屋造りにし、模様を刻んだ飾り板を屋根に付けています。その後方には、王の居宅と同一の様式ですが、2階建の建物があります。
なぜ2階建てなのでしょうか。これは、神に近づくためだと考えられます。巫女が下界から神聖な2階へ上がり、失神するほどに一心不乱に祈って神と同化し、神の意志を会得したのです。建物群の最後尾には2棟の倉庫が建てられていました。この建物には窓がなく、板壁で囲まれています。宝物や武器、食料を収納しました。
これら建物の周囲には蓋形埴輪が並べられていました。蓋とは仰々しい飾りを付けた日傘です。王専用の傘で囲んで、王宮エリアであることを表示したのです。
●問い合わせ
文化財室 電話22-2111内線332
休日夜間応急診療所 電話22-9001
受付は診療終了時間の30分前まで/土曜日休診
■休日昼間:9時~12時,13時~17時
■平日夜間:19時~22時
救急医療電話相談
こども(15歳未満)の相談 19時~翌朝8時
電話#8000(つながらないとき/電話083-921-2755)
おとな(15歳以上)の相談 24時間365日対応
電話#7119(つながらないとき/電話083-921-7119)
※緊急・重症の場合は迷わず119番に通報してください。
水道修理連絡先 電話090-9505-1140
市指定水道工事協同組合加盟業者
有限会社笹木設備、トオル電気株式会社、日昭住設株式会社、ベルダ株式会社、株式会社一山電業
令和3年1月のけんけつ (400ml限定)
○日程
17日日曜日 ゆめタウン柳井 9時30分~12時,13時15分~15時30分
●問い合わせ
市保健センター 電話23-1190
市の人口11月30日現在
31,128人(前月比66人減)
男性14,563人
女性16,565人
15,547世帯
増 転入 42人
出生 13人
その他 0人
減 転出 82人
死亡 39人
その他 0人
人権標語
辛いなら 味方になるから 頼ってよ
優しさは 幸せつなぐ 滑走路
しらかべ ポリスニュース
柳井警察署 電話23-0110
年末年始の交通安全県民運動
12月10日木曜日から令和3年1月3日日曜日までの間、「年末年始の交通安全県民運動」が実施されます。
過去5年、12月は県内で最も多く交通死亡事故が発生し、夜間歩行中に被害に遭われる方が多い月です。
ドライバーの方は早めのライト点灯とハイビームを上手に活用することで危険を早期に発見し、歩行者の方は明るい色の服と反射材を活用することで年末年始を無事故で過ごしましょう。
■運動重点
○子どもを始めとする歩行者の安全と自転車の安全利用の確保
○高齢運転者等の安全運転の励行
○夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転等の危険運転の防止
○横断歩道における歩行者優先の徹底
新刊情報 図書館だより
柳井図書館 電話22-0628
大畠図書館 電話45-2226
■休館日:毎週月曜日
柳井図書館/祝日の翌日、12月28日月曜日~1月4日月曜日
大畠図書館/祝日、12月28日月曜日~1月4日月曜日
新刊図書の一部をご紹介します。
■一般書(柳井図書館)
回廊亭殺人事件 東野 圭吾
小説真景累ケ淵 奥山景布子
サバイバル家族 服部 文祥
夜明けのすべて 瀬尾まいこ
とわの庭 小川 糸
象牛 石井 遊佳
犬がいた季節 伊吹 有喜
白い病 カレル・チャペック
世界の児童文学をめぐる旅 池田 正孝
ニャン生訓 貝原 益軒
学校弁護士 神内 聡
もっと知りたい文鳥のすべて 汐崎 隼
■一般書(大畠図書館)
黒猫と歩む白日のラビリンス 森 晶麿
私が結婚をしない本当の理由 志駕 晃
疑装 堂場 瞬一
女子の品格 石川真理子
荻原博子の家計引きしめ術 荻原 博子
■児童書(柳井図書館)
なぞなぞのにわ 中上あゆみ
鳥箱先生とフゥねずみ 吉田 尚令
あばれネコ キューライス
過労死しない働き方 川人 博
クリスマスの小屋 ルース・ソーヤー
表紙写真の説明
11月28日土曜日、やまぐちフラワーランドの入園者数が160万人を突破しました。節目の入園者となった下松市在住・森野斗真さんとそのご家族には、記念品として園内の草花を使用した押し花額とシクラメンの鉢植えが贈られました。
編集後記
そろそろ年越しの準備をしないと、と思いながら
ぼやぼやしていたら、あっという間に12月も中頃
に。必ず来ると分かっていながら、前もってなかな
か行動できないもので…。やるべきことはたくさ
んありますが、新たな気持ちで新年を迎えるため、
しっかり準備したいと思います。インフルエンザ
やコロナに負けず、楽しい年末を過ごしましょう。
(高杉)
季節のたより
11月12日 巨大金魚ちょうちんソーラーバルーンで街を応援
柳井商工高等学校の文化祭に金魚ちょうちん型の巨大ソーラーバルーンが出現しました。柳井を一望できる立地を生かし、医療従事者や地域の人たちに元気と希望を届けたいという思いで企画され、同校建築・電子科2年生が約1週間かけて製作しました。赤いビニール袋や農業用マルチシートなどを接合し、風船内の空気が日光で温められると浮く仕組みで、好天の下、日差しを浴びた金魚ちょうちんバルーンはふわふわと浮かび、風にゆれながら柳井の街を見守っていました。
11月13日 手を繋げないなら心をつなごう ~学園祭と飲食店が、互いに応援~
柳井学園高等学校で開催された学園祭に市内飲食店を中心に6店舗が出店し、カレーやうどん、クレープなどを提供しました。これは、同校生徒会(前歩乃加会長)がコロナ禍の飲食店を応援するために企画したもので、盛況ぶりを目の当たりにした前会長は、「盛り上がって嬉しい。生徒たちの思い出になり、各店舗に足を運ぶきっかけになってくれれば」と喜びを語りました。出店事業者には同校美術部員の古谷胡桃さんがデザインした「金魚ちょうちんアマビエ」(右写真)が贈呈されました。
ガーデンシクラメン
多年草 サクラソウ科
秋冬のガーデニングに人気のあるガーデンシクラメン。花持ちがよく耐寒性もあるため、冬の屋外でも楽しむことができます。霜や寒風を避ければきれいな状態で長く楽しめます。やまぐちフラワーランドでは入園ゲートから回廊にかけて、ガーデンシクラメンの寄せ植えを展示しています。
●問い合わせ
やまぐちフラワーランド 電話24-1187
≪年末年始の休園期間≫
12月27日日曜日~令和3年1月1日金曜日
「音訳しらかべの会」の皆さんによる「声の広報(音訳版広報)」を市ホームページに掲載しています。