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まちの出来事
7月1日 第71回「社会を明るくする運動」啓発キャンペーン
「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行を防止し、更生について理解を深め、安全で安心な地域社会を築くための全国的な運動です。この日は柳井保護区保護司会・柳井市更生保護女性会・柳井地区 BBS 会の皆さんが市役所を訪れ、市長に内閣総理大臣のメッセージを届けました。新型コロナウイルス感染症対策のため、昨年に続き街頭運動は中止とし、地区別でのあいさつ運動やのぼり旗の設置などの啓発を行っています。
7月6日 市と株式会社サンラインが協定を締結
市初の企業版ふるさと納税、100万円を寄附
市と釣糸製造大手の株式会社サンライン(本社岩国市・中野郁夫社長)が地方創生に関する連携協定を締結しました。これは環境問題などさまざまな分野で協働し、地方創生の実現を目指すものです。中野社長は「会社としても企業版ふるさと納税は初めて。創業の地である柳井のために役立ててほしい」と話しました。
7月8日 伊陸小児童が海上保安業務を学習
伊陸小学校5・6年生の児童が柳井海上保安署を訪れ、「海を守る」をテーマに海上保安業務を学習しました。プログラムは海上交通の安全や海洋環境の保護などに関する映像を用いた概要説明と、巡視艇「くがかぜ」船内見学の2つで構成され、児童たちは興味津々の様子でした。今後は9月に大島商船高等専門学校で潮流について学習する予定です。
7月9日 余田小で三新化学工業株式会社社員が出前授業
三新化学工業株式会社の社員が実験を通して理科に関心を持ってもらおうと、余田小学校6年生の児童を対象に出前授業を行いました。児童たちはデモンストレーションでは感嘆の声を上げ、実験にも熱心に取り組むなど、大いに刺激を受けた様子でした。
7月9日 柳井南小でペッパーくんが出前授業
柳井南小学校の児童が、ソフトバンク株式会社の人型ロボットPepper(ペッパー)から海洋ごみの問題やプログラミングを教わりました。児童たちは普段とはひと味違う授業に意欲的に取り組みました。秋以降、柳東小や大畠小でもペッパーによる出前授業が開かれる予定です。
7月16日 警察局長から感謝状
交通ボランティアや柳井警察署少年相談員を務める末廣栄治さん(写真右)に、中国四国管区警察局長から感謝状が贈呈されました。これは末廣さんの長年にわたる交通安全活動や地域の防犯活動などが評価されたものです。末廣さんは「数年前、登校中の事故のニュースを聞き交通立哨を始めた。学校のある日は毎朝行っており、今後も続けていきたい」と話しました。
7月28日 市と市内郵便局が包括連携協定を締結
市と市内郵便局が包括連携協定を締結しました。これはさまざまな分野で連携して市民の生活の向上と地域の活性化などに取り組むための協定です。市内郵便局を代表して挨拶した原田均周東地区連絡会統括局長は「郵便局は地域と協力していくことが使命。今後はより一層地域に貢献していきたい」と話しました(写真は市内郵便局関係者の皆さんと井原市長)。
7月30日 全国道場対抗剣道大会県予選、国体県予選優勝を報告
第38回全国道場対抗剣道大会山口県予選を制した新庄少年剣友会と第76回国民体育大会山口県予選(剣道競技)次鋒の部を制し、県代表チームに選ばれた沖本淳樹さんが優勝を報告しました。同会の磯西清吾監督は「前回に続き優勝できて光栄。結果は道場のチームワークのたまもの」と話し、沖本さんは「緊張せず挑むことができた。国体では県の勝利に貢献したい」と話しました。なお、第38回全国道場対抗剣道大会は新型コロナウイルス感染症拡大状況などを踏まえ中止となります。
郷土史コラム
やないの先人たちの知恵と汗・古代編
般若姫物語の歴史的真相(5)・歴史的真実と脚色のはざまで
市教育委員会 社会教育指導員 松島幸夫
般若姫物語は歴史的な真実を核とし、創作的な粉飾を加えて、興味深い話に仕立てたものであることを見てきました。さて、どこまでが真実でどこからが粉飾なのか境目は微妙です。ただ明らかに創作と判断できる箇所もあります。楊枝から芽が出て柳の大木に育ったとか、寒中の大晦日に火の玉が般若寺へ飛んで行く話は、科学的にあり得ませんから眉唾です。一方で姫の菩提を弔ったとされる般若寺には現に伽藍が存在していますので、飛鳥朝廷が当地の重要性に鑑みて般若寺を創建したことは確かです。
ところで般若寺の起源に関して、先ごろ重大な発見がありました。寺伝には、用明天皇が息子である聖徳太子に命じて般若寺を建立させ、開祖(初代の住職)を聖徳太子の師匠であった慧慈和尚にしたとあります。寺伝だけでは信憑性に疑問が湧きますが、この度実際に慧慈和尚の坐像が観音堂に保管されていたことが確認されたのです。慧慈和尚は、推古3年(595年)に朝鮮の高句麗から来日した高僧です。百済から来た慧聡和尚と共に飛鳥で仏教を広めました。慧慈和尚は、聖徳太子が「法華経」・「勝鬘経」・「維摩経」を著わす際に手助けをしました。太子に大陸の文化を伝授し、推古30年(622年)に高句麗へ帰国しています。
さて般若寺で発見された慧慈和尚の坐像ですが、鼻筋が明瞭に通って小鼻が張っており、強固な意思を感じさせます。眼光鋭く、聡明さが滲み出ています。また顔の処々に皺を入れ、痩せた胸には血管を浮き上がらせており、苦労の程が窺えます。後世の着色や補遺が見られますが、全体的に良好な保存状態です。この像は、専門家の鑑定によって平安時代に造られたものと判明しました。坐像の発見と鑑定によって、聖徳太子の師匠である慧慈和尚が般若寺の開祖である可能性が高まったのです。般若姫にまつわる歴史的真相の解明は、今も進行しつつあるのです。
●問い合わせ 文化財室 電話22-2111内線332
休日夜間応急診療所 電話22-9001
受付は診療終了時間の30分前まで/土曜日休診
■休日昼間 : 9時~12時,13時~17時
■平日夜間 : 19時~22時
救急医療電話相談
こども(15歳未満)の相談 19時~翌朝8時
電話#8000(つながらないとき/電話083-921-2755)
おとな(15歳以上)の相談 24時間365日対応
電話#7119(つながらないとき/電話083-921-7119)
※緊急・重症の場合は迷わず119番に通報してください。
水道修理連絡先 電話090-9505-1140
市指定水道工事協同組合加盟業者
有限会社笹木設備、トオル電気株式会社、日昭住設株式会社、
ベルダ株式会社、株式会社一山電業
9月のけんけつ (400ml限定)
○日程
19日日曜日 ゆめタウン柳井 9時30分~12時,13時15分~15時30分
●問い合わせ 市保健センター電話23-1190
市の人口
7月31現在
30,784人
(前月比8人減)
男性14,356人
女性16,428人
15,505世帯
増 転入 69人
出生 10人
その他 0人
減 転出 53人
死亡 34人
その他 0人
しらかべポリスニュース
柳井警察署 電話23-0110
うそ電話詐欺にご用心
うそ電話詐欺の多くは、犯人からの1本の電話で始まります。
■うそ電話詐欺の手口(例)
〇還付金詐欺
官公庁職員などになりすまし「払戻金があるのでATMに行って手続をして」などと言い、ATMに誘導して「うそ」の操作を指示して送金させ、現金をだまし取る手口
〇架空料金請求詐欺
「名義(権利)を譲ってほしい」などと言われた後、名義(権利)を譲ったことが原因でトラブルが発生したように装い、トラブル解決料などを名目に現金を送付させ、だまし取る手口
■被害防止のポイント
〇非通知や知らない番号からの電話には出ないようにしましょう。
〇ATMで還付金手続をするという電話は詐欺!警察に通報をお願いします。
〇だまされない対策(ナンバーディスプレイ・留守番電話の活用、防犯機能付き電話機の設置)をお願いします。
〇留守番電話で相手の用件を聞いて電話に出ましょう。
〇電話で「お金」「通帳」「キャッシュカード」「振り込み」の言葉が出たら詐欺です。
新刊情報 図書館だより
柳井図書館 電話22-0628/大畠図書館 電話45-2226
■休館日:毎週月曜日
柳井図書館/祝日の翌日、8月31日火曜日
大畠図書館/祝日
新刊図書の一部をご紹介します。
このほかは柳井市立図書館ホームページをご覧ください。
■一般書(柳井図書館)
琥珀の夏 辻村 深月
作家と犬 平凡社編集部
スモールワールズ 一穂 ミチ
ブレイクニュース 薬丸 岳
三毛猫ホームズの懸賞金 赤川 次郎
罪の因果性 横関 大
宗棍 今野 敏
もう一杯、飲む? 角田光代ほか
5文字で百人一首 すとうけんたろう
山口のトリセツ
イチからわかる牛の放牧入門 平野 清
時をつむぐ旅人萩尾望都 小谷真理ほか
■一般書(大畠図書館)
めぐりんと私 大崎 梢
最高のアフタヌーンティーの作り方 古内 一絵
全員悪人 村井 理子
あるヤクザの生涯 石原慎太郎
ピットフォール 堂場 瞬一
■児童書(柳井図書館)
ハミガキクエスト 山岡ひかる
とうもろこしぬぐぞう はらしままみ
ナキウサギの山 本田 哲也
まるごときゅうり 八田 尚子
正吉とヤギ 塩野 米松
表紙の説明
白壁の町並みやレトロスクエア、柳井川河川公園の一部に金魚ちょうちん約500個が飾られました。残念ながら昨年に続き柳井金魚ちょうちん祭りは中止ですが、今年は市内小学生による、コロナ収束を願う短冊を添えた金魚ちょうちんが柳井の夏を彩ります。やまぐちフラワーランドにも金魚ちょうちん約300個が飾られています。
編集後記
夏本番。うだるような暑さにくじけそうな今日この頃。クーラーの効いた部屋でアイスを食べながらテレビをつけるとオリンピックや高校野球で暑さに負けず奮闘する選手たちの姿が。真剣なまなざしに、思わず背筋が伸びました。(と)
季節のたより
7月14日 500個の竹灯籠を点灯
山口県東部海域にエコツーリズムを推進する会(藤本正明会長)が、柳井川河川公園(通称お散歩公園)で「七夕の祈り」と題し、天の川を模した竹灯籠500個に明かりを灯しました。当初は七夕に合わせて7月7日の実施を予定していましたが、悪天候によりこの日に実施されました。当日は幻想的な雰囲気に誘われた人々が足を止め、夏の一時を楽しみました。
7月21日 園児がとうもろこし収穫を体験
羽仁保育園の年少から年長約40人の園児が、とうもろこしの収穫を体験しました。この行事は長年、地域住民の協力を得て開催されています。夏空の下、園児一人ひとりが元気いっぱいにとうもろこしをもぎ取っていました。
やまぐちフラワーランド
電話24-1187
ベゴニア ドラゴンウイング
シュウカイドウ科 多年草
ベゴニアのドラゴンウイングを花車「花くるりん」に植栽しています。
「花くるりん」は、直径15.5m、四季折々の花をのせた24個のゴンドラが回転するフラワーランドのシンボルです。大きな花、多花性の花、色の鮮やかな花を使うことで、存在感のある演出を行い、写真スポットになるようにしています。
「音訳しらかべの会」の皆さんによる「声の広報(音訳版広報)」を市ホームページに掲載しています。