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藤麻功さん 柳井市名誉市民に
市議会9月定例会における議決を経て、藤麻功さんに柳井市名誉市民の称号を贈呈することが決定しました。
藤麻さんは、旧柳井町に生まれ、山口県立柳井高等学校卒業後、家業の藤麻水産に勤務され、以降、水産業、飲食業の振興に尽力してこられました。
昭和31年4月、柳井商工青年会の結成において中心的な役割を果たされ、同会により提案、開催された「農村感謝祭」は、現在も「柳井まつり」として継承されています。
昭和33年4月には柳井商工会議所議員に就任され、昭和35年4月には常議員、昭和56年11月には副会頭、そして平成4年10月から令和3年6月までの28年8か月の間は、会頭として重責を担ってこられました。
会頭在任期間中は、産業振興はもとより、柳井駅北地域における空き店舗事業をはじめとした中心市街地活性化、次世代の経営者育成など多岐にわたって地域経済の発展に献身的に寄与されました。また、市として懸案であった国道188号柳井・平生バイパスについても、計画推進に当たっての長年にわたる強力なご支援が、令和2年度の事業化に結び付きました。
そのほか柳井市水泳連盟会長、柳井市体育協会会長、日中友好協会会長、「サザンセト・ロングライドinやまぐち」実行委員会会長、柳井市観光協会副会長などの要職を歴任され、体育、観光、国際交流など本市地域振興の広範な分野において、多大なる貢献をされました。
柳井市名誉市民とは
市民または市とゆかりの深い人のうち、市の発展に貢献された人または政治、学術、文化などの分野で全国的・国際的に優れた功績と名声をあげられた人で、市民が郷土の誇りとして等しく尊敬するに値すると認められる人に対してお贈りする称号です。
これまでの柳井市名誉市民受章者
松島詩子さん 白地照彦さん 小松茂美さん 平井龍さん 田舛彦介さん
●問い合わせ 総務課 電話22-2111内線430
特集 バドミントン界に柳井旋風!
祝 日本一
○令和3年度全国高校総体バドミントン競技/8月
▼女子学校対抗 優勝 柳井商工高校
▼女子ダブルス 優勝 明地陽菜選手・田口真彩選手(柳井商工高校)
○令和3年度全国中学校バドミントン大会/8月
▼女子シングルス 優勝 宮崎友花選手(柳井中学校)
この夏市内2校のチームによって、日本一の栄冠をはじめ全国大会での好成績がもたらされました。上記のほか、柳井商工高校は女子シングルスで水津愛美選手と明地陽菜選手が3位に、男子学校対抗で5位に、また柳井中学校も女子団体、女子ダブルスで5位に輝きました。
今回の特集では、監督や選手の声をお届けしながら、強さの秘密に迫ります。
●問い合わせ 生涯学習・スポーツ推進課 電話22-2111内線335
「春夏連覇を達成して真の日本一に」
今年3月の選抜大会と全国高校総体(インターハイ)で優勝し、春夏連覇を果たした柳井商工高校バドミントン部女子。主将の水津選手とダブルスで日本一に輝いた明地選手・田口選手の声をお届けします。
水津愛美 選手 /3年
〇好きな教科 体育
春夏連覇を達成してこそ真の日本一だと思っていました。家族や友人などたくさんの人に応援してもらい、感謝の気持ちを結果で示すことができ嬉しく思います。来年はどのチームよりもマークされますが、後輩たちには攻めの気持ちで連覇に挑んでほしいです。
明地陽菜 選手/2年
〇息抜き方法 友達との会話
インターハイダブルスでの1・2年生ペアの優勝は21年ぶりということで、嬉しさはもちろん驚いたというのが正直な気持ちです。大会前は本調子ではありませんでしたが、大会が始まると田口選手と声をかけあいながら持ち味のスピードを生かしたプレーができました。
田口真彩 選手/1年
〇好きな料理 チーズフォンデュ
1年生ということで思い切ってプレーできました。新たに主将を任されるので、自分からどんどんチームを引っ張っていきたいです。チームは普段から高い意識で練習ができているものの、課題の1つがパワー不足なので、まずは体作りから取り組みます。
チームカラーは「主体性」
2年前に行われた前回のインターハイでは女子学校対抗で3位に入り、今年は卒業生が日本代表に選出されるなど、高いレベルで実績を残す柳井商工高校バドミントン部。指導する竹光唯至監督に話を聞きました。
竹光唯至 監督
柳井工業高校では選手としてインターハイや国体に出場。平成19年、柳井中学校バドミントン部が正式な部として活動を始めた際の最初の指導者。平成24年より柳井商工高校バドミントン部監督。
-念願のインターハイ初優勝。感想を聞かせてください。
これまでの最高順位は団体3位。悔しい思いをしてきたので大変嬉しく思います。春の選抜大会で優勝しプレッシャーがかかる中、それに打ち克つ選手の成長した姿が印象に残っています。
-インターハイや選抜大会など全国レベルで継続して結果が出ています。勝因は何だと思いますか?
春夏連覇を目標にしてきたうえに、オリンピックでのメダル獲得など世界レベルでの活躍を見据えた練習が勝因だと考えています。また、新戦力である1年生の加入も大きな刺激になり、大会直前までチーム内で切磋琢磨することができました。加えて、小学生のジュニアクラブと中学校、高校で連携して強化してきたことも結果につながったのではと思います。
-力を入れて取り組んだ練習はありますか?
メンタルトレーニングには継続して力を入れてきました。具体的には試合前や勝負どころでのプレッシャーに対処するスキルを身に付けるトレーニングです。山口県体育協会から専門家を招き、実施しています。
-指導する上で大切にしていることはありますか?
自身で考え行動する「主体性」を大切にしています。そのため高校生は普段の練習において、自身の課題克服へ向けて黙々と取り組んでいますし、メンタル面でも各自が専門家に直接相談しています。そばで練習する中学生も、その姿を手本として主体的な練習ができるようになってきています。
-今後の目標を教えてください。
新チームとして新たな気持ちで頑張っていきたいです。具体的な目標は、まだ達成していないシングルス、ダブルス、団体の同大会3種目制覇です。さらにはその先にある、日本代表やオリンピックでのメダル獲得も見据えて指導していきます。
柳井全体が1つのチームに
近年、数々の好成績を残している柳井のバドミントン界。その秘訣は小学生のジュニアクラブと中学校、高校が連携し、一貫した指導体制で選手を強化する柳井独自の取り組みにありました。
小学校・中学校・高校での連携
約10年前、柳井のバドミントン界では小学生のジュニアクラブと中学校、高校が連携して強化に乗り出しました。以前から合同での練習やイベントでの交流は行われていたものの、選手を強化する目的で体系的に連携したことは初めてでした。竹光監督を中心に各学校などで連携しようと声があがったことで始まりました。
一貫した指導で選手を強化
この取り組みにより、柳井のバドミントン界では小学校、中学校、高校を通して一貫して指導する体制が整いました。クラブや学校の垣根を越えて、柳井全体で1つのチームになって練習するこの取り組みが、柳井の強さを支えています。
小・中学生には大きな刺激に
小学生は週1~2回合同で練習するほか、大会前には特訓のような形で練習を行っています。中学生も週3~4日、選手のレベルによってはほとんど毎日、高校生と緊張感のある練習を共にしています。全国トップレベルの選手と練習することにより、小・中学生は自然と日本一や日本代表を意識するようになっています。
県外から「羨ましい」の声
こうした取り組みは全国的にも珍しく、県外からも参考にしたいという声が届いています。中高一貫の私立学校などでは類似した体制が見られるものの、小学生のジュニアクラブと公立中学校、公立高校が地域で連携できていることが柳井の強みとなっています。
合同練習の様子。主にバタフライアリーナや旧柳井南中体育館、柳北小体育館で行われています。
山下新一さん
柳井市バドミントン協会理事長
現在の体制には、指導者としても指導に迷いがなくなる、試合の反省がしやすいといった利点を感じています。全国にこうした取り組みが広がり、高いレベルでプレーする選手が増えてほしいです。
「頼りになるチームメイトに支えられた優勝」
9月29日水曜日、日本一を達成した柳井中学校3年の宮崎選手と中本稔校長、バドミントン部女子の逸見雪乗監督が市長を訪問し、報告会が行われました。
報告会では、逸見監督が「序盤は緊張もあったが、次第にいつものプレーができるようになった。持ち味のコントロールの良さと心の強さを発揮できたことが結果につながった」と試合の様子を話し、井原市長は「出場報告の際に語られた目標どおりの優勝を心から祝福したい」と祝意を伝えました。
宮崎友花 選手
〇趣味 洋楽鑑賞
目標どおりの結果を出すことができ嬉しく思います。大会中は1人になる時間を作り、集中力を高める工夫をしました。頼りになるチームメイトの支えが大きな力になり、感謝しています。
柳井中バドミントン部は宮崎選手の優勝のほか、女子団体と女子ダブルスで5位、男子ダブルスでベスト16の成績を残しました。
柳井市 バドミントンの歩み
昭和50年ごろ、柳井市教育委員会が社会体育振興を目的とした大人向けのバドミントン教室を開始しました。その後、市内各地区でクラブや愛好会が誕生するとともに、小学生への普及を目的にジュニアクラブが結成されました。
昭和58年には柳井市バドミントン協会が発足し、翌年には県内でも小学生へのバドミントンの普及が進んでいた本市において、初の県大会「山口県小学生大会」が柳井市バドミントン協会の主管により開催されました。
平成に入ると、県全域で小学生の競技レベルの向上が図られ、多くの小学生大会が開催されるようになりました。本市においても小学生を中心に強化が進み、中学校、高校での好成績につながっていきました。
主な出来事
昭和49年 柳井工業高校(現柳井商工高校)が正式な部として活動を開始
昭和58年 柳井市バドミントン協会発足 第1回柳井オープン小学生大会(後の山口県小学生大会)開催
平成7年 市内クラブの小学生が全国小学生大会に初出場
平成19年 柳井中学校バドミントン部が正式な部として活動を開始
平成22年 柳井中学校バドミントン部女子が全国中学校体育大会初出場
平成23年 柳井中学校バドミントン部男子が全国中学校体育大会初出場
平成29年 柳井商工高校バドミントン部が国民体育大会(少年女子)で準優勝、初の決勝進出
令和元年 柳井中学校バドミントン部が全国中学校体育大会女子シングルス(明地陽菜選手)で優勝
Pick UP
やない子ども応援買物券を配布します
子育て世帯を支援するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ消費の早期回復を図るため「やない子ども応援買物券」を配布します。
●問い合わせ 政策企画課 電話22-2111内線466,467
発送予定日 11月15日月曜日
使用期間 期間11月15日月曜日~令和4年1月31日月曜日
■対象者 平成15年4月2日以降に生まれた18歳までの子どもで、令和3年11月1日時点で市に住民登録がある人
■配布額 1人あたり10,000円
【内訳】
▼共通券 5,000円分 ※すべての買物券取扱店で使用可
▼小規模店専用券 5,000円分 ※買物券取扱店のうち小規模店(売場面積が1000平方メートル未満の店舗)のみで使用可
■発送方法 買物券を対象者へ直接郵送します。
◆買物券取扱店を確認できます
買物券取扱店は市ホームページに掲載するほか、各店舗でポスターを掲示します。
〇送付先の変更が必要な人 親族などからの暴力を理由に避難されている人や、柳井市住民基本台帳に記録された住所地に受け取る人がおらず別の郵送先を希望する人などは、申出書や申請書の提出が必要となります。詳しくは市ホームページを確認してください。
令和4年 柳井市成人祝賀式を開催します
○日時 令和4年1月8日土曜日11時~11時30分(予定)
○場所 サンビームやない
○対象 平成13年4月2日から平成14年4月1日までに生まれた人で
▼市内に住民票がある人
▼市内中学校卒業者で、市外に転出しているが、市成人祝賀式に出席を希望する人
○案内 11月末日時点で市内に住民票がある人に、12月上旬ごろに案内状を送付します。市内に住民票がなく当市での式典に出席を希望する人は、10月25日月曜日以降、電話で生涯学習・スポーツ推進課へ申し込んでください。
●申込・問い合わせ
生涯学習・スポーツ推進課 電話22-2111内線333
高齢者おでかけサポート事業
路線バス・タクシー・平郡航路で使える共通助成券を交付します(要申請)
新型コロナウイルス感染症の生活支援対策として、「高齢者バス・タクシー・へぐり共通助成券」を交付します。
●問い合わせ 高齢者支援課 電話22-2111内線186
■対象者
以下の(1)~(3)を満たす、申請時点で市に住民登録がある75歳以上の人
(1)65歳以上のみで構成される世帯に属していること
(2)自動車を持たない世帯に属していること
(3)障害者タクシー福祉乗車割引証の交付を受けていないこと
▼年度途中で75歳になる人は、75歳になる月の初日から申請可能です。
▼世帯は生活実態で判断します。同一敷地内に65歳未満の親族がいる人は対象となりません。
▼65歳未満の以下を所持または認定を受けている人のみが同居している場合は、(1)の世帯要件を満たしているとみなします。
身体障害者手帳1~3級/療育手帳/精神障害者保健福祉手帳/介護保険要介護認定で要介護4または5
■申請開始 10月28日木曜日
■使用期間 11月1日月曜日~令和4年3月31日木曜日
■助成額 助成額/内訳
住民税非課税世帯 10,000円/500円券×14枚,100円券×30枚
住民税課税世帯 5,000円/500円券×7枚,100円券×15枚
○1乗車(乗船)の利用上限額は1,000円です。
○おつりは出ません。
■申請方法 本人確認書類を持って、次の申請場所で申請してください。
◆本人確認書類 マイナンバーカード、健康保険証、介護保険証、年金手帳など
▼代理人が申請する場合、対象者と代理人の本人確認書類が必要です。
▼令和3年1月1日時点で市に住民登録がなかった人は、その時の住所地で発行可能な「令和3年度所得課税証明書」が必要です。
◆申請場所 高齢者支援課、各出張所・連絡所
▼高齢者支援課、大畠出張所以外の場所で申請した場合は、後日、申請した場所での受け取りとなります。
※市ホームページで概要を確認できます。
令和3年度 敬老功労者が表彰されました
長年地域のために尽力されてきた皆さんが、敬老功労者として表彰されました。各地区の敬老功労者は次のとおりです。
●問い合わせ 高齢者支援課電話22-2111内線186
柳井地区 浜田和子 さん 檜垣忠彦 さん
伊陸地区 藤山一成 さん
新庄地区 長見靜生 さん 田中祥子 さん
余田地区 河野勇 さん 森田武子 さん
伊保庄地区 青見とみ子 さん 中村ウタ惠 さん 新井喜代子 さん 西村香代子 さん 藤原紀美子 さん
阿月地区 古谷修 さん
やってみよう!シェイクアウト訓練
地震発生!とっさに自分の身を守ることはできますか?
11月5日は津波防災の日
全国一斉の緊急地震速報訓練に伴い、市内の防災行政無線から訓練放送が流れます。放送に合わせてシェイクアウト訓練(いっせい防災訓練)を行いましょう。
●問い合わせ 危機管理課 電話22-2111内線491
姿勢を低く 頭を守って 動かない
■訓練放送
○日時 11月5日金曜日10時ごろ
※状況等により予告なく放送を中止することがあります。
○訓練放送の内容
こちらはぼうさい柳井市です。
ただいまから訓練放送を行います。
『緊急地震速報チャイム音。緊急地震速報。大地震です。大地震です。これは訓練放送です。』(3回繰り返し)
こちらはぼうさい柳井市です。
これで訓練放送を終わります。
■シェイクアウト訓練とは?
シェイクアウトとは避難確保行動のことで、「姿勢を低く」「頭を守って」「動かない」という3つの動きで自分の身を守る訓練のことです。
■どうして3つの動きが大切なの?
地震による死傷者の多くは、家屋の倒壊、ガラスの破片や落下物が原因です。自分の身を守るため、日頃から3つの動きを身につけておくことがとても大切です。
■必ずみんなで助かるために
自分が助かれば家族を助けることができます。家族が助かれば周りの人を助けることができます。まずはシェイクアウト訓練から始めてみましょう。