広報やない令和5年8月10日号(P18~24)
健康 & すくすく
夏の食中毒にご用心!
食中毒は年間を通じて発生しますが、特に梅雨時期から9月頃までは高温多湿な気候が続き細菌が増えやすいことから、細菌による食中毒が増加します。予防の3原則である、菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」を実践し、食中毒を防ぎましょう。
●問い合わせ 市保健センター 電話23-1190
細菌を食べ物に 「つけない」
▼調理を始める前、残った食品を扱う前、食卓につく前、トイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
▼加熱せずに食べるものを先に取り扱うなど、調理の順番を工夫しましょう。
▼肉や魚を保管する場合、他の食品と付着しないよう密封容器を使用するなどして分けて保管しましょう。
付着した細菌を「増やさない」
▼生鮮食品や惣菜などは、購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。
▼冷蔵庫を過信しすぎず、早めに食べましょう。
付着した細菌を「やっつける」
▼肉や魚、野菜などの生ものはよく加熱しましょう。
▼中心部を75℃以上で1分以上加熱することが加熱の目安です。
注意!家庭でも食中毒は発生します!
▼食中毒は家庭では発生しないと思われがちです が、そのようなことはありません。
▼家庭での発生は症状が軽く、風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒とは気付かずに重症化することもあります。
▼まずは基本的な予防法を実践し、それでも腹痛などの症状が発生した場合は病院を受診しましょう。
マシンを使った運動教室(要申込)
フィットネスマシンを使って運動します。
○日時 9月25日~11月6日までの毎週月曜日(10月9日月曜日祝日を除く)/14時30分~16時
○場所 アクアヒルやない
○参加料 1回800円
○定員 各回15人
○持参物 運動できる服装、室内シューズ
●申込・問い合わせ アデリーホシパーク 電話24-0025
体組成測定会(無料・申込不要)
体組成計で体のバランス、部位ごとの筋肉量などを測定します。
○日時 9月16日土曜日10時~16時
●場所・問い合わせ アクアヒルやない 電話24-0025
心配ごと相談(無料・市民対象)
○日時 9月5日火曜日9時30分~12時
○場所 市総合福祉センター2階会議室
○内容 家族、健康、福祉、医療などの悩みごと相談
●問い合わせ 市社会福祉協議会 電話22-3800
9月の健康相談(要予約)
■健康相談の日
○日時 毎週月曜日水曜日金曜日/9時~11時30分
※祝日は除く。
■乳幼児身体計測会
○日時 9月13日水曜日9時30分~10時30分日
○場所 いずれも市保健センター
●申込・問い合わせ 前日までに予約してください。
市保健センター 電話23-1190
未就園児親子や妊婦さんへの「子育て支援センター情報」は
市ホームページ「子育て支援センター情報」をご覧ください。やないDE子育てFacebookをシェアすると、最新の情報がお手元に届きます。
●問い合わせ こどもサポート課
電話22-2111内線187,188
9月は救急医療普及月間
救急車は適正利用を
9月9日土曜日は「救急の日」、同日を含む1週間(9月3日日曜日~9日土曜日)は「救急医療週間」、9月は「救急医療普及月間」とされています。
二次救急医療機関の機能を十分に発揮するためには、救急搬送が適正に行われることが重要です。救急車の適正利用に、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
●問い合わせ
▼救急車などの状況/柳井地区広域消防本部 電話22-0040(代表)
▼休日夜間応急診療所など/健康増進課 電話23-1190
■救急車を呼ぶときのポイント
119番に電話し「救急です」と通報すると、次のことをお聞きします。落ち着いて答えてください。
(1)現在地と、目印になる建物等
(2)傷病者の氏名、性別、年齢
(3)傷病者の容態
(4)かかりつけ医の有無等
(5)通報者の氏名と電話番号
▼サイレンが聞こえたら、状況に応じて道路に出て、救急車を誘導してください。
▼救急車が到着するまでに現場に居る人が適切な応急手当をすることができれば、救命効果に役立ちます。
明らかに軽症の場合は自家用車やタクシーを利用するなどして救急車の利用を控えることが、助かる命を救えることにつながります。
皆さんのご理解とご協力をお願いします。
■柳井地区広域消防組合の出動状況
令和4年中の柳井地区広域消防組合管内(1市3町/柳井市・周防大島町・上関町・平生町)の救急出動状況などは次のとおりです。
▼3,825件(管内人口の15人に1人に相当)
▼1位 急病(61.7%)
2位 一般負傷(15.8%)
3位 転院搬送(14.9%)
(1~3位で全体の92.4%)
▼65歳以上(78.0%)
当管内での119番通報を受けてから救急車が現場に到着するまでの平均時間は11分0秒です。
1回の救急搬送が発生した場合、新たな体制を整えるために約1時間程度必要な場合もあります。その間に新たな救急要請が生じた場合、柳井消防署または他出張所からの応援となるため、さらに時間が必要になります。
■救急車を呼ぶか、病院に行くか迷ったときは
救急医療電話相談では、電話で看護師などが病気やけがの症状を聞き取り、救急車を呼んだ方が良いか、急いで病院を受診した方が良いか、受診できる医療機関はどこかなどを案内します。
※緊急・重症の場合は迷わず119番に通報してください。
●救急医療電話相談
▼こども(15歳未満)
/19時~翌朝8時
電話#8000 または
電話083-921-2755
▼おとな(おおむね15歳以上)
/24時間365日対応
電話#7119 または
電話083-921-7119
■発熱などの症状があるときは
▼かかりつけ医のある人
まずは、かかりつけ医に電話で相談してください。
▼かかりつけ医のない人、相談する医療機関に迷う人
受診・相談センター(#7700または083-902-2510/24時間365日対応)まで相談してください。近隣の受診可能な医療機関をご案内します。
■早めの受診を心がけましょう
体調が悪いときは、できるかぎり早めにかかりつけの医療機関を受診しましょう。時間外(休日等の昼間・平日夜間)に受診が必要な場合は、休日夜間応急診療所を利用してください。
●休日夜間応急診療所
中央一丁目10-17 電話22-9001
▼平日の夜間 19時~22時
▼休日の昼間(土曜日休診)
9時~12時,13時~17時
※受診の際は、必ず事前に電話し てください。
まちの出来事
6月22日 県スポーツ功労者賞を受賞
柳井市スキー連盟会長の松重年春さん(写真前列右)と柳井市テニス協会副会長の水田一郎さん(写真前列左)が、令和5年度県スポーツ協会スポーツ功労者賞を受賞しました。この賞は加盟団体の発展に永年尽力し功労が顕著な人などに贈られるもので、松重さんは「受賞は一緒に連盟を盛り上げてきた多くの仲間の支えのおかげ。近年積雪が減少しているが、今後も盛り上げていきたい」と話し、水田さんは「いろいろな大会の運営に携わってきた。競技スポーツに取り組む人が減少しているが、今後も頑張っていきたい」と話しました。
7月3日 アマモを通して海の豊かさを学習
柳井南小4、5年生が学校近くの海岸で「海のゆりかご」と呼ばれ稚魚の育成に大きな役割を果たす「アマモ」周辺にすむ生き物を観察し、身近な海への関心を深めました。この体験は環境について学ぶ総合学習の一環で、海岸に集まった児童らがアマモが育つ海に網を入れると約20種類の海の生き物が見つかりました。その後は校舎に戻り、見つかった生き物の種類などを学習し、講師を務めた県漁協柳井支店の酒井彰さんは「海の大切さを知ってほしい」と話しました。
◀児童は体験前に座学を受け、アマモについて学習しました。
7月3日 第73回「社会を明るくする運動」啓発キャンペーン
「社会を明るくする運動」は犯罪や非行を防止し、更生について理解を深め、安全で安心な地域社会を築くための全国的な運動です。この日は柳井保護区保護司会・柳井市更生保護女性会・柳井地区 BBS会の皆さんが市役所を訪れ、市長に内閣総理大臣のメッセージを伝達した後、ゆめタウン柳井で街頭運動を行いました。
7月5日 「市民と音楽のつどい」募金の寄附
柳井ライオンズクラブ(上林照雄会長・写真右から3人目)が、チャリティー演奏会で寄せられた募金183,431円を市に寄附しました。この募金は5月14日に海上自衛隊呉音楽隊を招いて行われた「第28回市民と音楽のつどい」の際に寄せられたもので、上林会長は「コロナ禍のため4年ぶりに音楽の集いを開催し、多くの人の来場があり喜んでいる。寄附金は青少年の育成に役立ててほしい」と話しました。なお、同クラブからは今回を含め計8,543,036円の寄附をいただいています。
7月13日 自転車ヘルメット着用促進キャンペーン
4月1日から自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されたことに伴い、その啓発キャンペーンが行われました。柳井警察署や柳井交通安全協会などの関係者約15人が、早朝のJR柳井駅周辺を通行する人に交通安全グッズを手渡し、ヘルメットの着用を呼び掛けました。キャンペーンに先立ち椋木則光柳井署交通課長が「ヘルメットは交通事故時の被害を確実に軽減する。まだまだ着用が定着しておらず、しっかり啓発に取り組みたい」とあいさつしました。
7月19日 余田少年少女防犯パトロール隊結団式
余田小5、6年生でつくる「余田少年少女防犯パトロール隊」の結団式が行われました。このパトロール隊は昭和42年の結成以来、余田地区の安全と明るい地域づくりのためにパトロールを行っており、隊長の内藤真帆さん(写真右)は「余田地区の伝統と先輩の意思を引き継ぎ地区の防犯に努めます」と宣誓しました。なおこの日予定されていたパトロールは悪天候のため中止され、児童はDVDで防犯などについて学びました。
7月24日~28日 アデリーカップの開催
アデリーカップ西日本高等学校女子バドミントン選手権大会が開催され、全国大会5連覇中の柳井商工高校も出場しました。小野悟大会実行委員会代表は「全国から柳井に選手が集い感動している。さらなるバドミントン人気の高まりを期待する」とあいさつし、柳井商工高校の田口真彩主将(写真左)は「支えてくれる人へ全力プレーで恩返ししたい」と宣誓しました。大会には青森から鹿児島まで26府県の28校約300人が参戦して真剣勝負を繰り広げ、団体戦などで柳井商工高校が優勝を果たしました。
郷土史コラム
やないの先人たちの知恵と汗-古代編
知の拠点の完成に向けて(6)・ノーベル賞への知の連鎖
市教育委員会 社会教育指導員 松島幸夫
新知識を貪欲に吸収し、有用な人材になった事例を5回にわたって見てきました。最後に、幕末に知の拠点の役割を担っていた阿月の克己堂がノーベル賞にもつながっていることを見ておきましょう。
平成20年に益川敏英博士がノーベル物理学賞を受賞しました。原子の中の構造を一層明らかにしたのです。オスロでの授賞式の際には異例の日本語でのスピーチを行い、周囲を湧かせました。
ところで、ある時世界の物理学をリードする益川氏から柳井小学校の児童に対して勉強の心得が届けられました。「努力しなくても、のめり込めるものを見つける。それは向こうからはやってこない」。短文ですが学びの神髄をついた言葉で、ただひたすらに知識欲にのめり込んでいった彼らしい言葉です。「取り急ぎ用件のみにて失礼します」と謝罪しながらも、どうして多忙である大学者が柳井の子どもたちに自筆の封書をくれたのでしょうか。その縁は益川氏の恩師である坂田晶一博士と深く関係しています。益川氏の物理学者としての人生は坂田氏への憧れから始まり、彼に学び、彼の研究成果を発展させたことがノーベル賞受賞に結び付きました。益川氏は「このノーベル賞は坂田博士がもらうべきものでした」と涙をこらえながら話されたことがあります。その坂田氏の祖父は阿月に生まれ、克己堂で学び、討幕戦争で活躍しました。克己堂の進取精神と平等精神を受け継ぐ坂田氏は、ノーベル賞学者の湯川秀樹博士とともに当時の物理学をリードする双璧でした。阿月の面影山にある顕彰碑には、湯川氏の「知的創造性と人間社会をより良くしようとする情熱とをあますことなく発現され傑出した科学者坂田昌一博士の生涯はいつまでも私たちを感動させ続けるであろう」との賛辞が刻まれています。
さて次回からは柳井の通史にもどり、地頭が置かれた経緯を考察しましょう。
●問い合わせ 文化財室 電話22-2111内線333
休日夜間応急診療所 電話22-9001
受付は診療終了時間の30分前まで/土曜日休診
■休日昼間 : 9時~12時,13時~17時
■平日夜間 : 19時~22時
救急医療電話相談
こども(15歳未満)の相談 19時~翌朝8時
電話#8000(つながらないとき/電話083-921-2755)
おとな(15歳以上)の相談 24時間365日対応
電話#7119(つながらないとき/電話083-921-7119)
※緊急・重症の場合は迷わず119番に通報してください。
水道修理連絡先 電話090-9505-1140
市指定水道工事協同組合加盟業者
有限会社笹木設備、トオル電気株式会社、日昭住設株式会社、
ベルダ株式会社、株式会社一山電業
9月のけんけつ (400ml限定)
○日程
17日日曜日 ゆめタウン柳井 9時30分~12時/13時15分~15時30分
●問い合わせ 市保健センター
電話23-1190
市の人口
7月31日現在
29,803人
(前月比37人増)
男性13,914人
女性15,889人
15,296世帯
増 転入 70 人
出生 12 人
その他 0 人
減 転出 68 人
死亡 51 人
その他 0 人
それぞれに 光る個性 すてきだね
市職員の不祥事に関するお詫び
この度、本市総務部所属の男性職員が勤務時間中に女性職員を盗撮するという事案が発生しました。男性職員の行為は、地方公務員法に違反するものとして、本年7月6日付で停職1か月の懲戒処分といたしました。
法令等を率先して遵守すべき立場にある職員が非違行為に及んだことは、公務員としてあってはならないことであり、また市政に対する信用を大きく失墜させる行為であると極めて重く受け止めております。
被害に遭われた職員並びに市民の皆様に深くお詫び申し上げます。
本件によって失われた市政への信頼を回復する道は、日々の業務の中で、市民の皆様と全力で向き合い、地道な努力を積み重ねていくことのほかにないと考えております。今後、このような事案が再び発生しないよう、改めて綱紀保持及び服務規律の徹底に万全を期してまいります。
柳井市長 井原健太郎
しらかべポリスニュース
柳井警察署 電話23-0110
台風にご用心!
今年も台風シーズンを迎えます。被害に遭わないために、次のことに気をつけましょう。
■台風に備えて
○窓や雨戸は鍵をかけ、必要に応じて補強し、側溝や排水溝の水はけをよくしておきましょう。
○風で飛ばされそうなものは、固定または家の中に格納しましょう。
○非常持ち出し品などを日ごろから準備しましょう。
○普段から家族で連絡方法や避難経路、落ち合う場所などを決めておきましょう。
○最新の気象情報を確認しましょう。
■災害の発生が予想されるときは
〇避難指示を待たず、自らの判断で早めの避難を心掛けましょう。
〇市から避難指示が発令されたら、危険な場所からすぐに避難しましょう。
○避難の際は軽装で持ち物は最小限にし、両手を自由に使えるようリュックサックなどを使いましょう。
〇一時的に風雨が収まっていても、吹き返しのおそれなどがあるため、警戒を続けましょう。
新刊情報 図書館だより
■一般書(柳井図書館)
あなたの燃える左手で 朝比奈 秋
治験島 岡田 秀文
鈍色幻視行 恩田 陸
もっと悪い妻 桐野 夏生
日暮れのあと 小池真理子
デモクラシー 堂場 瞬一
フォトミステリー 道尾 秀介
ひむろ飛脚 山本 一力
〇 くもをさがす 西 加奈子
がんばらない効率化 諏訪 寿一
師匠はつらいよ 杉本 昌隆
アウトドア六法 中島慶二監修
■一般書(大畠図書館)
天空の魔手 濱 嘉之
哀しみに寄り添う 伊集院 静
〇 コメンテーター 奥田 英朗
〇 ヨモツイクサ 知念実希人
ボケずに大往生 和田 秀樹
■児童書(柳井図書館)
宿場町の一日 いわた慎二郎
カップねこ 塚本やすし
〇 プールにいこう! みうらとも
宇宙の学校 縣秀彦 監修
かげふみ 朽木 祥
季節のたより
7月5日 「柳井かるた」でふるさと学習
柳井小4年生が、柳井の名所や祭りなどを題材とした「柳井かるた」を使ったかるた大会を通して、ふるさとについて学習しました。このかるたは柳井中1年生(学年は制作時)で美術部所属であった安岡千聖さんを中心に制作され、柳井市白壁の町並みを守る会(木阪泰之会長)が、かるたを普及させ柳井の魅力を知ってもらおうと商品化したものです。大会はおおいに白熱し、児童は「改めて柳井の伝統は素敵だなと思った」と話しました。
町並みを彩る金魚ちょうちん
7月18日、第32回柳井金魚ちょうちん祭り(8月13日本祭り)を前に、白壁の町並みから麗都路通り周辺に金魚ちょうちんが装飾されました。飾られた金魚ちょうちんは約4,000個で、柳井学園高校の生徒を含む約50人で飾りつけました。
22日には点灯式が行われ、飾られた金魚ちょうちんに明かりが灯されました。金魚ちょうちんは8月31日まで飾られる予定です。
フラワーランドで奮闘中!
地域おこし協力隊 内村友美隊員コラム うっちーのやない散歩
普段、納豆やおにぎりで健康的?な生活を送る私ですが、JA南すおう主催の料理教室に参加し、本格カルボナーラを作ってきました。普段食べない高級チーズをふんだんに使い、グループのみんなで協力しながら作ります。私はニンニクをオリーブオイルで炒め、パスタを茹でるという大役を任されました。「私、料理できないのですが大丈夫でしょうか…」「大丈夫だよ~」。応援してもらいながら作ります。完成したカルボナーラは「おいしいね~♪」とみんなで食べました。1人で食べるごはんもおいしい!だけど誰かと一緒に作って食べると、いつもの何倍も楽しくおいしい!これこそ料理の秘訣!大事なのは食材や味つけだけではないことを学んだ1日でした。
「音訳しらかべの会」の皆さんによる「声の広報(音訳版広報)」を市ホームページに掲載しています。