令和6年度 柳井市功労者表彰
11月22日金曜日、柳井市役所で令和6年度柳井市表彰式を挙行し、柳井市の発展に功績のあった方を表彰します。本年度の市功労者は、次の方々です。
●問い合わせ 総務課 電話22-2111内線430
檜垣忠彦 さん 82歳
平成19年から現在まで中馬皿自治会長を、平成24年から令和6年まで柳井地区自治会長協議会会長を永きにわたり務められ、自治会相互の連携強化と組織の育成、良好な地域社会の維持・形成に尽力されました。また、平成25年から令和6年まで柳井市環境審議会会長を務められ、本市における環境保全等に関する調査審議に寄与されました。さらに、平成25年の柳北地区コミュニティ協議会創設以来会長を務められ、地域のコミュニティ活動の活性化に貢献されています。
井原善昭 さん 79歳
平成4年8月に社会福祉法人放光福祉会 放光保育園園長に就任され、今日まで30年余の永きにわたり施設の円滑な運営と児童の健全育成に尽力されました。また、少子化の中にあって、多様化している保育需要にも対応され、地域の児童福祉の向上に大きく寄与されています。
中元茂雄 さん 77歳
平成11年9月から平成17年12月まで大畠町議会議員及び柳井市議会議員として、地方自治の振興に努められました。平成16年8月からは、大畠町農業委員会委員及び柳井市農業委員会委員として、14年以上の永きにわたり農業振興に寄与されています。また、平成21年5月からうずしお母さんの店代表、大畠商工会会長、大畠産業振興協会会長を歴任、令和元年6月には大畠観光協会会長に就任され、地域経済の振興・発展に尽力されるなど、多岐に及ぶ分野において貢献されています。
大田佳子 さん 76歳
母子保健推進員として昭和58年4月から40年以上、民生委員・児童委員(主任児童委員)として平成6年1月から30年以上の永きにわたり地域の子育て支援及び児童福祉に取り組まれ、献身的に相談活動や支援活動に努めておられます。また、高齢者の見守り活動にも熱心に取り組まれ、母子保健活動の推進及び社会福祉の向上に寄与されています。
大下博 さん 71歳
平成19年の特定非営利活動法人松久会設立以来、同法人の理事長を務められ、施設の運営等を通じて障害者の社会参加促進に貢献されています。また、山口県身体障害者アーチェリー協会会長として、障害者スポーツの普及に、山口県身体障害者団体連合会会長として、障害者福祉の向上に寄与されています。
第67回柳井まつり
●問い合わせ 柳井まつり協賛会 電話22-2111内線361
◆無料送迎(シャトルバス)
南浜多目的グラウンド ⇔ JR柳井駅前
9時~17時/15分おき
■花傘おどり /13時-14時30分ごろ
麗都路通り商工会館前~本橋~町並み資料館先
■子どもみこしパフォーマンス
/10時40分-11時40分ごろ
麗都路通り商工会館前~オルゴールの館付近
■やない大福もちまき /15時30分ごろ
お祭り広場(特設ステージ)
※子ども(小学生以下)を対象とした会場も設置します。
■出展など(右上図(1)~(11))
(1)市文化福祉会館(救護所・授乳室あり)
/各種展示、体験コーナー
(2)アクティブやない(授乳室あり)
/柳井市学校美術展、はり・灸無料体験、花き展示販売会、金魚ちょうちん製作体験
(3)ストーンマーケット翠が丘公園駐車場
/福祉の市(作品展示・販売、パン・うどん販売など)、柳井平郡人会特産品販売、農林水産物展示販売
(4)白壁ふれあい広場
/地球温暖化防止PRコーナー
(5)みどりが丘図書館(授乳室あり)
/古本リユース市、子ども読書感想画・感想文展示
(6)町並み資料館周辺エリア(救護所・授乳室あり)
/こどもイキイキ!柳井金魚ちょうちんバザール、自衛隊車両展示・ミニ制服試着など、消防車両展示(はしご車搭乗体験)、安心・安全フェア、音楽&パフォーマンスステージ
(7)やない西蔵
/金魚ちょうちんづくり体験、柳井縞製作体験、柳井縞の会30周年メモリアル展
(8)白壁通りエリア
/白壁江戸祭り(お子様向けゲームコーナー)
(9)商工会館周辺エリア
/豊笑家おもしろ市場(G(地元)級グルメ屋台)、柳井地区広域消防音楽隊演奏(12時30分~)
(10)麗都路通り
/子どもみこしパフォーマンス、花傘おどり、屋台エリア
(11)お祭り広場 中央通り
/特設ステージ、柳井青年会議所×ハダシランド、 青年部ゲームコーナー、屋台村、やない大福もちまき
(12)オルゴールの館グリム周辺
/献血バス
◆詳しくは11月17日日曜日の新聞折込チラシをご覧ください。
特集
柳井に企業、次々進出
-企業誘致の取り組み-
市では長年にわたり、企業誘致に力を入れてきました。
近年、南浜の未利用地などへの企業進出が進み、取り組みの一定の効果が生まれています。
今号の特集では、進出した一部の企業などを紹介します。
●問い合わせ 企業立地・雇用創造推進室 電話22-2111内線369
企業誘致の効果
企業誘致には税収の増加などの直接的なメリットのほか、次のような効果があります。
新たな雇用の場の創出
企業が進出すると、地元で新たな雇用の場が生まれます。実際に地元の高校生を毎年採用している企業があるほか、若者のUJIターンの促進につながることが期待されます。
地元経済の活性化
企業の進出は、地元に新たなモノやサービスの需要を生み出すとともに、柳井で暮らす人が増え、個人の消費支出が増加するなどの経済効果が期待できます。
企業誘致による実績(平成30年度以降)
○進出協定締結件数 18件
年度 件数
H30 2
R1 2
R2 2
R3 5
R4 5
R5 2
○従業員数 396人の増加
○固定資産税、都市計画税の課税額
1億4,300万円の増額
年度 総額
R1 約1,000万円
R6 約1億5,300万円
柳井に進出した企業
多くの皆さんの協力があり、柳井にはさまざまな業種の企業が進出しています。今回はそのうち4社を紹介します。
ビジコム柳井ラボ
▼所 在 地 神代4110-2
▼進出年月 平成31年3月
▼従業員数 10人(令和6年9月時点)
▼本 社 東京都新宿区
株式会社ビジコムが旧神西小学校の校舎に開設した物流・開発拠点。同社は店舗での商品販売時に商品名、価格、時間などの販売情報を収集し、在庫管理やマーケティング分析などができる「POSシステム」や、近年需要が高まっているキャッシュレス決済端末の開発・販売などを行っています。また平成21年11月から、柳井市民球場の命名権を取得し、「ビジコム柳井スタジアム」という名称は市民を始め広く親しまれています。
▲10月23日に施設命名権締結式が行われ、柳井市民球場の命名権の契約が令和9年10月31日まで更新されました(写真左が中馬浩株式会社ビジコム代表取締役)。 ※21ページに関連記事あり。
コクリエーションベース カラム
▼所 在 地 南浜一丁目3-18
▼進出年月 令和3年12月
カラム株式会社が周南市から移転オープン。起業やベンチャー企業の設立・運営支援を主な事業とし、そのための拠点となるコワーキングスペース※1を運営しています。また地元企業や地域の専門家と連携し、中高生などの若者を対象にIT人材※2を始めとする専門人材の育成に取り組んでいます。
※1 コワーキングスペース…さまざまな年齢、職種の人たちが空間を共有しながら仕事を行うスペース。所属の違う人が集まるため、利用者同士の有益な交流につながる。
※2 IT人材…コンピュータを使って電子データや情報の作成、伝達をするIT(情報技術)に精通した人材。
企業誘致向け
土地・建物 募集中
市ではさらなる企業誘致を進めるため、市内の未利用地や未利用建物の情報を募集しています。
土地 ※面積おおむね900坪以上
工場・倉庫 ※延床面積おおむね90坪以上
事務所 ※延床面積おおむね30坪以上
株式会社トクヤマ 先進技術事業化センター
▼所 在 地 南浜二丁目2-1
▼進出年月 令和2年6月進出
▼従業員数 137人(令和6年9月時点) ※派遣、請負労働者などを含む
▼本 社 周南市
周南市を創業地とする総合化学メーカーである株式会社トクヤマが、窒化ケイ素をはじめとする先端材料の事業化を目指して先進技術事業化センターを開設しました。当センターは地球環境保護やICTの普及に役立つ製品の事業化を手掛ける拠点で、これまでに「窒化ケイ素」「窒化アルミフィラー」「電解槽」「窒化ケイ素製ベアリングボール」の事業化に向けた取り組みを始めています。
働く人の声
先進技術事業化センターで所長を務める久府さんと、地元の高校を卒業し同センターで働く藤本さんにお話していただきました。
久府 真一 所長
長門市出身。苗字は親族以外にはいない、全国的にも珍しい苗字です。
■手厚い支援と恵まれた立地環境
企業人として、柳井には大きく2つの魅力があると感じています。
1つは用地の取得や地元の人材を採用した場合の補助など、進出時の支援が手厚いことで、進出を検討する際の好材料になりました
もう1つは立地環境が優れていることです。発電所やガス会社があるほか、日照時間が長く太陽光発電にも適しており、今後カーボンニュートラルへの取り組みを効率的にすすめることができるのではと感じています。
一方で、高速道路のインターチェンジや新幹線の駅が市の中心部から離れている点には不便さを感じますね。
■事業化の困難さは「死の谷」
当センターはさまざまな事業を開発から事業化へ進める研究を行っています。この過程は「死の谷」と言われるほど困難なもので、実際に事業化するまでには多くの障壁がありますが、それを乗り越えるべく日々業務に励んでいます。今後も開発をすすめながら、働き場の確保などの観点から地域に貢献できれば嬉しいですね。
藤本 航大 さん
かつての夢は「競馬の騎手」。実際に競馬学校を受験した経歴があります。
■希望していた地元就職
もともと地元での就職を考えていて、就職活動は県内企業を中心に高校の先生とも相談していました。実際に入社が決まり、当センターに配属と分かったときは、実家から通勤できるということで嬉しく思いました。
■高校で学んだことを生かせる業務
担当する業務は主に窒化ケイ素製ベアリングボールの事業化に向けた研究開発です。高校時代は機械科で学んでおり、そこで学んだことが今の業務につながっています。
■働きやすい職場で休日も充実
職場は上司への相談がしやすく、またフレックスタイム制も導入されていて、プライベートの都合も考慮しながら仕事ができます。
休日は乗馬クラブで乗馬を楽しむほか、地域の草野球チームに所属するなど地元で充実した時間を過ごしています。
車の車輪などのスムーズな回転に役立つベアリング(中のボールがベアリングボール)。窒化ケイ素製ベアリングボールは通常のスチール製のものと比べ、軽量で優れた硬度や電気の通しにくさなどの特性があり、エネルギー効率の向上や機械の寿命延長への貢献が期待されています。
日鉄ドラム株式会社 柳井工場
▼所 在 地 南浜三丁目1-2
▼進出年月 令和2年8月
▼従業員数 61人(令和6年9月時点) ※運送業者(株式会社島商)従業員を含む
▼本 社 東京都江東区
日本最大手の鉄鋼メーカー日本製鉄株式会社のグループ企業で、ドラム缶の製造を手掛ける日鉄ドラム株式会社。千葉、相模原、名古屋、大阪に工場があり、中国地方の生産拠点として老朽化した子会社工場を移転し、新たに柳井工場を建設しました。柳井工場では、主に中国地方の化学、石油化学メーカーに向けたドラム缶を製造しています。また同社の進出にあわせ、ドラム缶の保管と運送を担う株式会社島商も同工場内に移転しています。
働く人の声
柳井工場の操業開始にあわせて配属された小玉さんと、工場長を務める齋田さんにお話していただきました。
小玉 淳也 さん
栃木県出身。最近はなかなか実家へ帰省することができていません。
■柳井工場操業開始に伴い柳井へ
もともと大阪工場で勤務していましたが、柳井工場の操業開始にあわせて柳井に転勤してきました。基本的な移動手段が車に変わるなど住環境が大きく変わりましたが、柳井は自然が近くにあって地元と似ており、親近感が湧きますね。
■柳井に来てから結婚
主にドラム缶を製造する機械の保守業務を行っています。柳井に来てから結婚して子どもが生まれ、現在は育休を取得しています。
■休日には柳井の街を散策
もともとインドア派で、柳井に来たころは外出も買い物などが主でしたが、結婚後は白壁の町並みや新たにできたみどりが丘図書館に行くようになりました。また先日は子どもを連れてやまぐちフラワーランドのイベントに参加しました。柳井は子育てをしやすい環境だと感じているので、今後もイベントなどに参加したいと思います。
齋田 文弘 工場長
住まいは茨城県で、現在単身赴任中。休日は登山を楽しみ、琴石山にも登りました。
■地域に感じる温かさ
古くから海上交通の要衝として栄えたと聞いていましたが、実際に白壁の町並みや茶臼山古墳などを見ると歴史を感じます。また地元選手のパリ五輪への出場や柳井商工高校女子バドミントン部の全国大会8連覇の達成など、スポーツの分野で全国区の印象があります。そして何よりも地域の皆さんが温かいですね。歩いていると、すれ違う小学生が「こんにちは」と挨拶をしてくれます。
■日々の業務で地域貢献
ドラム缶の生産という日々の業務を確実に行うことで柳井を盛り上げていきたいです。今年の柳井金魚ちょうちん祭りに参加したように、地域の行事にも積極的に参加したいですね。
柳井工場の操業開始以降、継続して地元の人材を採用しています。そうした社員にも就職して良かったと思えるような工場を目指していきたいです。
初参加となった柳井金魚ちょうちん祭りでのねぶたの爆走の様子。
※株式会社トクヤマもねぶたの爆走に初参加されました。
Pick UP
市の水道事業が変わります
令和7年4月1日から、柳井市を含む1市4町2企業団の水道事業を統合して、柳井地域広域水道企業団が水道事業を行います。
柳井地域の水道事業は、急速に進む人口減少や遠距離導水による高額な水道料金、水道施設・管路の老朽化、災害への対策、水道事業を担う職員の不足など、多くの課題に直面しています。
こうした課題に対応し、将来にわたって安全・安心で良質な水を適切な水道料金で安定的に提供するため、令和6年1月に柳井市、周防大島町、上関町、田布施町、平生町、田布施・平生水道企業団および柳井地域広域水道企業団で「柳井地域水道事業の統合に関する基本協定」を調印しました。
また市議会9月定例会においては、柳井地域の水道事業が経営統合するための柳井地域広域水道企業団規約の一部変更について承認されました。
今後は柳井地域広域水道企業団の規約の変更について、山口県の許可を経て、令和7年4月からの事業開始をめざすこととなります。
●問い合わせ 水道課 電話22-2111内線640,650
冬の寒さに備えて
窓の断熱工事をしませんか?
-断熱リフォーム工事費の一部を補助しています-
○対象工事(主な要件) 窓の断熱改修工事と、あわせて実施する屋根、天井、外壁、床の断熱改修工事
●問い合わせ 対象工事の他の要件や申請方法など、詳しくは市ホームページを確認するか問い合わせてください。
都市計画・建築課 電話22-2111内線235~237
補助金額
▼対象工事金額(消費税および地方消費税を除く)の20%
▼補助上限額50万円
みどりが丘図書館 イベント情報
●問い合わせ みどりが丘図書館 電話22-0628
敷居の低い読書会(無料・要申込)
○日時 12月6日金曜日19時~20時
〇内容 好きな小説などについて語りあい、新たな本との出会いを楽しむイベント。お気軽にお越しください。
〇定員 6人程度
知的書評合戦 第2回柳井市中学生
ビブリオバトル大会(無料・申込不要)
ビブリオバトルとは、出場者が面白いと思った本を発表し、発表を聴いた観戦者が1番読みたいと思う「チャンプ本」を投票で決めるゲームです。一緒に観戦しませんか?
○日時 12月14日土曜日13時30分~16時
〇定員 40人程度(当日先着順)
■大会出場者を募集します(要申込)
詳しくはホームページをご覧ください。
○対象 市内中学校に通う生徒
〇申込期間 11月15日金曜日~12月6日金曜日(先着順)
おはなしの会(無料・申込不要)
○日時 12月14日土曜日
▼乳幼児向け13時30分~
▼幼児・児童向け14時30分~
映画上映会(無料・要申込)
■子ども向け/上映作品「すみっコぐらし」(とびだす絵本とひみつのコ)
○日時 12 月21 日土曜日10時 ~ 11時10分
■一般向け/上映作品「リボンの騎士(アニメ)」
○日時 12 月21 日土曜日14時 ~ 15時10分
◆申込が必要なイベントは、みどりが丘図書館窓口または電話(電話22-0628)で申し込んでください。
○申込開始 11月20日水曜日9時30分~
(先着順。ビブリオバトル出場者募集除く)
マイナ保険証を利用しましょう
12月2日月曜日より現行の保険証は新たに発行されなくなります
国の方針に基づき、従来の健康保険証は12月2日月曜日より新規発行を終了します。医療機関を受診するときは、マイナ保険証(健康保険証として利用できるよう登録したマイナンバーカード)を利用してください。
○マイナンバーカードを健康保険証として利用するための事前登録は、スマートフォンなどから手続きができるほか、市民生活課(市役所1階5番窓口)でも登録の支援をしています。
○国民健康保険・後期高齢者医療以外の保険加入者は、詳しくは各保険者に問い合わせてください。
国民健康保険・後期高齢者医療に加入中の皆さんへ
マイナ保険証移行に伴うお知らせ
■お持ちの健康保険証は、記載の有効期限まで使用できます。破棄しないでください。
■離職・就職などで国民健康保険に加入・脱退するときは、これまでと同様、手続きが必要です。
※12月2日以降の取り扱いや限度額認定証などについては、PDF版または音訳版で確認してください。
○長期入院該当、特定疾病療養受療証はマイナ保険証の有無にかかわらず申請が必要です。
○マイナ保険証を持っている人でマイナ保険証での受診が困難な人(入院中や施設入所中の人など)は問い合わせてください。
●問い合わせ 市民生活課 電話22-2111
▼内線150,151(国民健康保険) ▼内線168(後期高齢者医療)
▼内線163(マイナ保険証申込、マイナ保険証登録状況確認)
●マイナンバーカード全般に関する問い合わせ
マイナンバー総合フリーダイヤル
電話0120-95-0178(デジタル庁)