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こころの健康

更新日:2025年3月13日更新 印刷ページ表示

こころの健康について ~ひとりで悩んでいませんか~

🌼9月10日~9月16日は自殺予防週間です。

🌼3月1日~3月31日は自殺対策強化月間です。

 

 柳井市では「誰も自殺に追い込まれることのない柳井市の実現を目指して」を基本理念に、市民への啓発活動やゲートキーパーの養成講座などの自殺対策に取り組んでいます。

目次

気になる項目をクリックしてください。

1. みんなに知ってほしい。自殺のこと。

2. 心の相談窓口について

3. あなたにできること~ゲートキーパー養成出前講座~

 

🍀みんなに知ってほしい。自殺のこと。

令和5年中(1月~12月)の日本の自殺者数は21,818人(暫定値)、交通事故死亡者数の約8倍となり、高い水準が続いています。

自殺は、心身の病気などの健康問題、過重な労働環境や仕事上の問題、多重債務などの経済的な問題など、さまざまな原因やきっかけが複雑に絡み合って起こります。自殺を個人の問題ではなく、社会の問題として捉え、1人1人が大切な命を守るために考えていく必要があります。

※気になる欄をクリックしてください。

「つらい」「もうがんばれない」等と感じたら

身近な人の様子が「いつもと違う」と感じたら

子育てを頑張るあなたとご家族へ

~もしかして”産後うつ”?~

中高年男性の自殺が多いことを知っていますか?

 

「つらい」「もうがんばれない」と感じたら・・・

日々の生活の中で、強いストレスを受けたり、自覚がなくてもストレスにさらされる状態が長く続いたり重なったりすると、体や心に様々な影響があらわれます。
つらいと感じた時は、まずは睡眠や休養などをしっかりとり、健康を保つことを意識しましょう。また、一人で抱え込まないで誰かに相談しましょう。

次のようなサインがあり、日常生活に支障が出ていたり、不調が2週間以上続いている時は、我慢や自己判断をせず、早めに専門機関に相談や受診をしましょう。

【こころの不調のサイン】
  • 気分が沈む、憂うつ
  • 何をするのにも元気が出ない
  • イライラする、怒りっぽい
  • 理由もないのに、不安な気持ちになる
  • 気持ちが落ち着かない
  • 胸がどきどきする、息苦しい
  • 何度も確かめないと気がすまない
  • 周りに誰もいないのに、人の声が聞こえてくる
  • 誰かが自分の悪口を言っている
  • 何も食べたくない、食事がおいしくない
  • なかなか寝つけない、熟睡できない
  • 夜中に何度も目が覚める

参考:こころの病気について理解を深めよう (ncnp.go.jp)<外部リンク>より

 

身近な人の様子が「いつもと違うな」と感じたら・・・          

こころの不調は自分では気づきにくい場合もあります。悩んでいる様子があったり、身なりや表情、言動などにいつもと違う様子が続いたり、動けない・ミスが続くなどで生活に支障が出ている場合は、「どうしたの?」と声をかけてみましょう。そして相手の話をよく聴いて、必要であれば早めに専門機関に相談するよう勧めましょう。

悩んでいる人の話を聴くポイント

◎真剣に話を聴きましょう
つらい気持ち・悩みは、誰にでも言えるものではありません。「この人なら、この気持ちを受け止めてくれる」と思って打ち明けているのです。時間をかけて真剣に話を聴きましょう。

◎話に共感して聴きましょう
相手の言葉やその背景にどのような気持ちがあるかを理解するよう努め、「つらい思いをしているんですね」など、共感していることを伝えましょう。

◎本人の気持ちに耳を傾ける
聞き役になることが大原則です。話をそらさず、否定する、安易に励ます、自分の考えを押し付けることを避けます。相手が黙りこんだ時は待ちましょう。

◎励ましたり、気晴らしを勧めるのは避けましょう
今まで本人が十分頑張ってきたことを認め、相手の気持ちに寄り添いながら、「自分自身を責める必要は全くないですよ」という気持ちで接していくことが大事です。
またストレス解消にと気晴らしを勧めたくなるかもしれませんが、気晴らしも重荷になることがありますので、控えてください。

◎専門医、専門家への相談、受診を勧める
十分に話を聴いた後、専門医、専門家への相談、受診を勧めることが大切です。
本人が拒否した場合は、無理強いせず、本人が信頼している家族、友人等から勧めてもらうのもひとつの方法です。
本人ではなく、家族や親戚等が電話相談等を利用することもできます。

 

 

~ もしかして ”産後うつ”? ~ 

“産後うつ”の原因ははっきりとは分かっていませんが、出産を境に起こる急激なホルモンの変化が心に影響を及ぼす原因のひとつになっていると言われています。
マタニティブルーも原因は同じですが、ごく一時的です。たいていは産後すぐから始まり、数日間から2週間程度でいつの間にか治ります。
“産後うつ”は、多くの場合、産後2~3週間後から始まり、最低でも1ヶ月、長いと1~2年と年単位で起こり、生活の中で今までできていたことができなくなる、食欲がなくなる等の症状が出てきます。

産後うつは自分では症状に気づけず、家族など周囲の人が様子の違いに気づくこともあります。

 家族や身近な人の”産後うつ”が心配なとき~ 

◎“産後うつ”のセルフチェック

以下の項目のうち、1,2に該当し、その下の □ の項目にいくつか当てはまる場合は、産後うつの危険性があるとされます
まずはセルフチェックをしてみましょう。

 

1.気分がすごく落ち込む

2.今まで関心があったものに対して興味がわかない

    □ いつも疲れているような気がする

    □ あまり眠れない

    □ 不安な気持ちになることがよくある

    □ イライラする

    □ 将来に希望が持てない

    □ 集中力や記憶力が弱くなったと感じる

    □ 食欲がない

    □ こどもやパートナーに愛情を感じられない 

(参考:岡野禎治氏による産後うつの自己診断表)

 

◎ 産後うつは“やすめ”のサイン

子育て中は赤ちゃんのお世話に追われ、毎日くたくたです。疲れや不安を感じたら、無理をせず、周囲の手助けを得ましょう。
また、「赤ちゃんがなぜ泣くのか分からなくて、つらい」「赤ちゃんが病気をしたのは自分のせい」など、自分を責めたり、罪悪感を抱いたりすることもあるかもしれません。でも子育ては、思うようにいかないのが普通です。
ひとりで抱え込まず、今の気持ちを誰かに話してみましょう。

 

◎ 専門医の受診も考えて

不眠、やる気がでない、集中力、行動力が低下している、食欲がない等の症状があり、家事、育児に影響があるときは、専門医(精神科、心療内科)の受診も視野にいれましょう。

 

家族や身近な人の”産後うつ”が心配なとき

普段の様子に当てはまることないかチェックをしてみてください。知らないうちに身近な人へサインを送っているかもしれません。

  □ ため息が増えた

  □ 以前より服装にこだわらなくなり、メイクもしなくなった

  □ 以前より料理を作らなくなった

  □ 外出しても楽しそうではない

  □ いつも疲れている様子がある

  □ 授乳などで夜中に起きると、そのまま眠れず、昼間にボーとしている

  □ 気分転換をしたがらない

 

◎ 産後うつ予防のために、周囲の人ができること

育児は家族や周囲の人の協力が不可欠です。洗濯・片付け・掃除・食事作りなどの家事、子どもの入浴・着替え・おむつ替えなどの育児は、家族で分担しましょう。とくにママの疲労が強い時、授乳などで眠れていない時は、家事や育児の負担を少なくして休めるようにしましょう。

また、不安や心配事があるときは、真剣に話を聴いてもらうだけでも随分気持ちが楽になります。~悩んでいる人の話を聴くポイント~も参考にママの話をしっかり聴く機会を設けましょう。

 

不眠、やる気がでない、集中力、行動力が低下している、食欲がない等の症状があり、家事、育児に影響があるときは、専門医(精神科、心療内科)の受診も必要です。産後うつは本人に自覚がなかったり、受診する気力が持てなかったりすることもあります。「専門家に相談してみよう」と周囲の人から声をかけ、できれば一緒に受診してあげてください。

また、様々な問題に対応した相談窓口もありますので、お気軽にご利用ください。

ご家族の方が相談することも可能です。

 

 

中高年男性の自殺が多いことを知っていますか? 

~あなたの声がけで、救われる人がいるかも知れません~

自殺者の中でも多いのが、中高年男性です。中高年男性の自殺者数は例年3月に増加するとされ、3月の自殺対策強化月間に合わせて啓発活動が行われています。

啓発コンテンツ「中高年男性の自殺が多いことを知っていますか? ~あなたの声がけで、救われる人がいるかも知れません~」では、悩みを抱える中高年男性に特化し、周囲が対応する際のポイントなどが紹介されています。

中高年男性は、周囲に助けを求めづらい傾向があるとされます。コンテンツでは、悩みを話しやすくなるポイントとして、「まずは体調面を聞く」「自分から先に弱音を吐く」など、声かけの方法が紹介されています。周りの人で「口数が減った」「眠れていない」など、様子の変化が気になる方がいたら、こちらのコンテンツをご覧いただき、声をかけてみてください。

中高年男性の自殺が多いことを知っていますか?(啓発チラシ)

【自殺対策強化月間】中高年男性の自殺対策のための啓発コンテンツを作成 │ 啓発・提言等 │ 厚生労働大臣指定法人・一般社団法人 いのち支える自殺対策推進センター (jscp.or.jp)<外部リンク>

🍀こころの相談窓口について

 

 
こころの相談窓口の掲載先 添付ファイル・リンク先等

柳井市自殺対策チラシ(令和7年3月配布)

 悩んでいる人がいたときにできることや、相談窓口・専門医療機関等を掲載しています。

あなたの大切な人のいのちを守りましょう [PDFファイル/1.13MB]

山口県ホームページ

 県内の相談窓口について、若者向けのSNS(LINE)相談窓口についてなどを紹介しています。

精神保健福祉・こころに関する相談窓口について - 山口県ホームページ (yamaguchi.lg.jp)<外部リンク>

ひと、くらし、みらいのために 厚生労働省 Ministry of Health, Labour and Welfare

不安や生きづらさを抱える方への電話やSNSの相談窓口を紹介しています。

厚生労働省自殺対策ホームページ「まもろうよこころ」 https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/<外部リンク>

働く人のメンタルヘルスポータルサイト「こころの耳」

働く方・ご家族の方・事業者の方・部下を持つ方・支援する方に向けて、メンタルヘルスケアに関するさまざまな情報や相談窓口を提供しています。

こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト (mhlw.go.jp)<外部リンク>

 

🍀あなたにできること ~ゲートキーパー養成出前講座について~

柳井市保健センターでは自殺対策の一環としてゲートキーパー養成出前講座を行っています。特別な資格はいりません。身近な人のこころといのちを支えるために、ゲートキーパーについて学んでみませんか。

 💕『こころのサインに気づきましょう』柳井市ゲートキーパー養成出前講座の申し込みについて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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