ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらしの情報 > こんなとき こんな手続き > 子育て 家庭児童相談室からのおたより(8月号)の掲載について

本文

家庭児童相談室からのおたより(8月号)の掲載について

更新日:2025年8月1日更新 印刷ページ表示

相談員 M からのおたより(8月号) 

 毎日が異常な暑さです。暑さが続くと体力が奪われますので、水分と共に十分な栄養も必要ですね。

 才能と勤勉

 「天賦の才(てんぷのさい)」という言葉があります。生まれながらに備わっている才能や資質のことで、特別に才能のある人をほめる時に使われる言葉です。運動にしても学習にしてもキラリと光る才能を見せる子どもを目にすることがあります。きっと天賦の才をもった子どもなのでしょう。しかし、このキラリと光る才能を持ち続けることはかなり難しいようです。小学生の時は、キラリと光る才能を見せていたのに、年齢が上がるにつれてその才能がだんだんと目立たなくなったということはよくあります。その一方で、才能が衰えるどころかどんどん進化していく子どもも少数ながらいます。この差は何なのでしょうか。それはたぶん、「自分にはこんなに才能があるんだ」と満足してその才能を伸ばす努力をしなかった子と「自分は人より少しだけ上回っているぐらいなのだから、しっかりと努力を続けなければ」と満足せずに才能を伸ばす努力を続けた子どもとの差だと思われます。

 では、才能のない子どもはどうしたらよいのかということについてです。そこで、「勤勉」という言葉に目を向けてはどうでしょうか。「努力」というとその言葉のイメージには、他のことはとりあえず置いといて、自分の興味のあることにのみ全力で集中して、黙々と人一倍取り組むというものがあります。それに対して「勤勉」という言葉のイメージとしては、自分のやるべきことには手を抜かず、確実に取り組む真摯な姿勢というものがあります。この勤勉な生活態度の継続によって、自分の中に隠れていた才能が次第に表に出てくることがよくあります。「あの目立たなかった子がこんなに立派になったのか」ということです。「勤勉」とは、小さなスコップで毎日毎日、休むことなく土を掘るのと一緒です。1年間で、365回土を掘ります。10年で3650回土を掘ることになります。その穴の中を見ると、そこには今まで埋もれていたキラリと光る才能を見つけることができるでしょう。「勤勉」という小さながんばりが、いつの間にか積み上がり、自分でも気づかなかった才能を発掘することになります。

家庭児童相談室とは

 3人の子ども家庭支援員(家庭児童相談員兼務)が、妊産婦から18才までの子どもがいる家庭に寄り添い、必要な情報提供をしたり、子育ての悩みを聞いたり、地域の関係機関と連携しながら、安心して暮らせるようサポートします。

1 すべての子どもが心身ともに健やかに育つことを願い、家庭における子どもの養育や家庭の人間関係などさまざまな問題について相談に応じています。

2 家族の方々に限らず、幼稚園、保育園、学校、民生委員の方など、どなたからの相談にも応じます。

3 相談内容について秘密は厳守します。

4 18才未満の子どものことであれば、どんなことでも相談に応じます。

相談内容

1 心と身体の発達に関する相談(多動、神経質、自己中心的など)

2 心身障害に関する相談(ことば、知能、精神発達など)

3 学校生活の相談(集団生活への不適応、不登校、いじめなど)

4 非行・不良行為のある子の相談(夜遊び、万引き、薬物乱用(シンナー)、たばこなど)

5 児童虐待に関する相談(原因不明の傷、激しい泣き声や人見知りなど気になる家庭の子)

6 その他 (DV…配偶者等暴力・暴言など)

相談方法

 子どもや子育て等に関する心のモヤモヤを誰かに聞いてほしいとき、どこに言えばいいかわからないときは、ひとりで悩まず、お気軽にご連絡ください。3人の子ども家庭支援員が心を込めて対応します。

1 電話相談  柳井市役所 こどもサポート課 家庭児童相談室

          電話 0820-22-2111(内線325)
          直通 0820-23-1294 

2 来所相談  柳井市役所 3階 こどもサポート課内 家庭児童相談室

        受付時間 午前8時30分~午後5時15分(土日祝日及び年末年始は除く)

        家庭児童相談員(子ども家庭支援員)が対応します。できるだけ事前に連絡してください。

3 家庭訪問   必要に応じてご自宅にお伺いします。

 

大事なお知らせ

1 秘密は守ります。あなたの同意がない限り、個人情報や相談内容を第三者に提供しません。ただし、あなたやあなたの周りの方の身体や命に危険があると判断した場合など、緊急時には、警察などの関係機関に連絡して、相談内容を含む個人情報を共有する場合があります。

 ※相談内容は、個人が特定できないよう配慮し、加工した上で、相談対応の検証等に活用する場合があります。

2 急いで相談したいときは、家庭児童相談室 電話 0820-22-2111(内線325)、直通 0820-23-1294での電話相談をお願いします。

3 いたずらなどの目的外の利用と判断される内容のご相談には、対応できない場合があります。  

 

関係機関と連携  

 相談によって、児童相談所、教育委員会、学校、ことばの教室、保健センター、警察、人権擁護機関、民生委員児童委員、主任児童委員などと連携して、さまざまな制度をご紹介することができます。