本文
家庭児童相談室からのおたより(7月号)の掲載について
相談員 M からのおたより(7月号)
うっとうしい梅雨ですが、農作物に必要な雨です。洪水にならない程度の穏やかな降り方を祈るばかりです。
あいさつと食事と家族
家族と聞いて、何を思い浮かべますか?親がいて、子どもがいて、祖父母がいて、といったところでしょうか。実は、家族は社会を構成する基本単位としてとても大切なものと言われています。婚姻や血縁や養子縁組などで共同生活をする集団が家族であり、この家族を単位として様々な法が作られています。
では、社会の基本単位として家族は安定した集団なのかと問われたら、イエスと答えられないのがつらいところです。たとえ、血のつながりがあっても、婚姻関係があっても、養子縁組をしたとしても、感情的いさかいや、利害関係の対立は往々にして起こっています。深刻な問題に陥ってしまうこともよくあります。本来なら、家族全員が笑顔で過ごすのが理想だと思いますが、うまくいかずに、中には家庭裁判所にお世話になる場合もあります。
そこで、家族の問題が発生する原因を考えたいと思います。それは、多くの場合、家族の間で、自分の思いを伝えあうことができないときに問題は発生するようです。特に、家族の間での話し合いの際に、感情的になったり、暴力で解決したりしようとすると、そこには無力感や絶望感が生まれ、それが家族の間のスムーズな会話を止めてしまいます。会話が途切れると同時に心の交流も止まります。心の交流が止まるということは、お互いの信頼感が薄れていきます。あとは、バラバラの集団になってしまうという悪循環です。
思春期に入った子どもさんとの会話が止まることはよく聞きます。しかし、会話が止まっても、心の交流がそこにはあるという実感さえあれば、これといった問題にはなりません。では、どうするか。それは挨拶です。朝、「おはよう」という家族同士の挨拶がありさえすれば、心の交流は必ず保たれます。そして、食事を一緒に取ること。ご飯を食べながらちょっとした話題で会話をすることです。もし、お仕事の都合で夕食を共にできないということがあれば、少なくとも朝食は一緒に取る。挨拶をすることも、食事を一緒に取ることも、そこには続けるための意志が必要です。
もうお分かりだと思いますが、家族は放っておいても続くものではなく、明確な意志をもって維持するものです。朝の挨拶を交わすことや食事を一緒に取ることは、心の交流を生み、相互の信頼を生みます。結果として家族の中に愛が生まれます。
家庭児童相談室とは
3人の子ども家庭支援員(家庭児童相談員兼務)が、妊産婦から18才までの子どもがいる家庭に寄り添い、必要な情報提供をしたり、子育ての悩みを聞いたり、地域の関係機関と連携しながら、安心して暮らせるようサポートします。
1 すべての子どもが心身ともに健やかに育つことを願い、家庭における子どもの養育や家庭の人間関係などさまざまな問題について相談に応じています。
2 家族の方々に限らず、幼稚園、保育園、学校、民生委員の方など、どなたからの相談にも応じます。
3 相談内容について秘密は厳守します。
4 18才未満の子どものことであれば、どんなことでも相談に応じます。
相談内容
1 心と身体の発達に関する相談(多動、神経質、自己中心的など)
2 心身障害に関する相談(ことば、知能、精神発達など)
3 学校生活の相談(集団生活への不適応、不登校、いじめなど)
4 非行・不良行為のある子の相談(夜遊び、万引き、薬物乱用(シンナー)、たばこなど)
5 児童虐待に関する相談(原因不明の傷、激しい泣き声や人見知りなど気になる家庭の子)
6 その他 (DV…配偶者等暴力・暴言など)
相談方法
子どもや子育て等に関する心のモヤモヤを誰かに聞いてほしいとき、どこに言えばいいかわからないときは、ひとりで悩まず、お気軽にご連絡ください。3人の子ども家庭支援員が心を込めて対応します。
1 電話相談 柳井市役所 こどもサポート課 家庭児童相談室
電話 0820-22-2111(内線325)
直通 0820-23-1294
2 来所相談 柳井市役所 3階 こどもサポート課内 家庭児童相談室
受付時間 午前8時30分~午後5時15分(土日祝日及び年末年始は除く)
家庭児童相談員(子ども家庭支援員)が対応します。できるだけ事前に連絡してください。
3 家庭訪問 必要に応じてご自宅にお伺いします。
大事なお知らせ
1 秘密は守ります。あなたの同意がない限り、個人情報や相談内容を第三者に提供しません。ただし、あなたやあなたの周りの方の身体や命に危険があると判断した場合など、緊急時には、警察などの関係機関に連絡して、相談内容を含む個人情報を共有する場合があります。
※相談内容は、個人が特定できないよう配慮し、加工した上で、相談対応の検証等に活用する場合があります。
2 急いで相談したいときは、家庭児童相談室 電話 0820-22-2111(内線325)、直通 0820-23-1294での電話相談をお願いします。
3 いたずらなどの目的外の利用と判断される内容のご相談には、対応できない場合があります。
関係機関と連携
相談によって、児童相談所、教育委員会、学校、ことばの教室、保健センター、警察、人権擁護機関、民生委員児童委員、主任児童委員などと連携して、さまざまな制度をご紹介することができます。


