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余田臥龍梅(よたがりゅうばい)は、山口県柳井市余田地区の赤子山北麓にある国指定の天然記念物です。幹が地を這うように伸び、まるで龍が伏せている姿に見えたことからその名が付けられました。
花の姿:紅がく、白花、一重の小輪の野生梅
歴史:室町時代のものと伝えられる古木
現状:原木は枯れましたが、そこから伸びた枝が地に根付き、独立株となった「飛び梅」が11本存在
梅林:周囲には約70本の梅が植えられ、毎年見事な花を咲かせます
開花時期:例年 2月下旬~3月中旬(山の北側にあるため日光があたりにくく遅めです)
白い花が一斉に咲き誇り、龍が花を纏っているような幻想的な景観を楽しめます
所在地:山口県柳井市余田河添2450番地
交通:山陽自動車道・玖珂ICから約30分、熊毛ICから約25分
設備:駐車場(約8台)、仮設トイレ(開花期間中のみ)
全国でも数少ない「梅の天然記念物」のひとつです。全国で梅が天然記念物に指定されているのは わずか5か所 しかなく、その希少性も大きな魅力です。
| 梅の木の国指定天然記念物 | 所在地 |
|---|---|
| 朝鮮ウメ<外部リンク> ※仙台市HP | 宮城県仙台市若林区古城2丁目 |
| 高岡の月知梅<外部リンク> ※宮崎市HP | 宮崎県宮崎市高岡町高浜梅元323-2 |
| 湯ノ宮の座論梅<外部リンク> ※新富町HP | 宮崎県児湯群新富町大字新田字湯ノ宮 |
| 藤川天神の臥龍梅<外部リンク> ※薩摩川内観光物産ガイド こころHP | 鹿児島県薩摩川内市東郷町藤川 |
