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高山寺の大モクセイ 昭和50年9月30日指定 | ![]() | |||
本堂の裏、西北西隅に大きなモクセイがある。 この木は、根元から三幹に分かれたように見えるが、最初三株いっしょに植えたのが一体となったのかもしれない。 目通り幹囲りは、二体合体のものが216センチメートル。大幹のものが146センチメートル。根囲りは、三幹合体で約340センチメートルある。 樹高1500センチメートル。枝張りは東約650センチメートル。西約780センチメートル。南約620センチメートル。 北約780センチメートル。 花は、十月に黄白色の小花を葉腋に束生し、峻烈な芳香を放つ。なお、花の色は日陰などで白色のこともある。 花冠は四裂し、径5~6ミリメートル。花糸は葯より短い。 樹高、樹幹、枝張りなど、いずれもまれにみる大きさである。ちなみにモクセイは柳井市の市木に選定されている。 | ||||