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高山寺の木造釈迦如来坐像及び迦葉・阿難尊者立像 三躯

更新日:2022年3月1日更新 印刷ページ表示

高山寺木造釈迦如来坐像(こうざんじもくぞうしゃかにょらいざぞう)及び迦葉・阿難尊者立像(かしょう・あなんそんじゃりつぞう) 三躯

令和4年1月14日指定
柳井市伊陸5324
高山寺

高山寺木造釈迦如来坐像及び迦葉・阿難尊者立像 三躯

 日照高山寺は、山口県柳井市伊陸字門前5324番地に立地し、室町時代初期の周防安国寺遺跡として知られている。

 高山寺開山堂本尊の釈迦如来像は、体躯や衣文表現にバランスのとれた写実的表現が認められる一方、顔を前方に出した猫背気味の姿勢や截金と盛上げ彩色を駆使した表面仕上げなど、中国宋代彫刻の影響(宋風)も看取されることなどから、制作時期は鎌倉時代に遡るとみられる。脇侍(わきじ)の迦葉・阿難像も作風や表面仕上げが釈迦如来像と共通し、三尊一具として制作されたと考えられる。