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「ほこりあり わが里 水の神 岩政翁」
本校校歌2番の歌い出しです。
「岩政翁」とは、今から約340年前、新庄地区に用水路(長溝)を引いた「岩政次郎右衛門」のことです。その水路は現在も変わらず新庄の田畑を潤しています。
毎年8月19日には、3年生以上の子どもたちは学校から北へ徒歩10分ほどのところにある碑にお参りに行くのが恒例となっています。
もちろん、地域の方を講師としてお迎えし、これまで新庄の長溝について学んできました。
自分たちが住む場所の歴史を知ること、先人の努力や苦労を知ることにより、ふるさとを大切に思う気持ちが育まれるはず。そして、その気持ちは、ふるさと新庄の未来を考えることにもつながるはずです。
始業式。元気な歌声を空の向こうの「岩政翁」に届けてほしいものです。