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「みんながもっとかしこくなれる秘密がこのグラフの中にかくれています」
その秘密とは?
テストの(好)結果に比べて、「自分たちから学ぼうとする」ことを表すスコアが低かったのです(4月に行った全国学力学習状況調査の結果より)。そこが伸びれば学力は更に高まっていくにちがいありません。「学んだ力」(結果)はもちろん大切ですが、「学ぼうとする力」のほうがより重要です。それは未来を切り拓いていく力です。
熟議のテーマは「授業ってだれのもの?」
すべての6年生児童と学校運営協議会の委員さんそして先生で「授業」について考える時間をもちました。
「授業はみんなのものだと思います。だから楽しい雰囲気でみんなで勉強したいです。」
「ひとりではわからないことでもみんなで考えるとわかることがある。そんな授業がよいと思う。」
「授業は自分のものだと思う。自分がわからなければ意味がない。だからわからないところは誰かに聞けるようにしたい。もっとおもしろくなるように自分たちで工夫できると思う。」
「クイズのようなわくわくする授業がいい。もっとICTをつかったらそんな授業になる気がします。」
「授業は未来の自分につながっていると思います。」
みんなしっかりと発言しています。その様子に大人たちが驚いています。この熟議のような授業だったらいいんですね。
最後に熟議を見守っていた大人から
「じゃあ、この後から自分の授業の取り組み方が変わるぞ!と思う人は?」との質問に…「3人」が挙手。ほか子たちは「う~ん」と考え込んでいます。でも、心の中で何かが動いている(動き始めた)様子です。
ある子がこうつぶやいていました。
「こんなこと考えもしなかった。」
いいですね!さあこれからです!!