本文
元気な音読の声が廊下まで聞こえてきます。
「わたしは不思議でたまらない
黒い雲から降る雨が
銀に光っていることが
わたしはふしぎでたまらない…」
金子みすゞの詩です。
元気な声が、途中で少し止まるところもありながらも最後まで読み切りました。
そして、すぐに大きな拍手の音。
学年をこえて音読発表をするのはいつものこと。読みにくい漢字には自分でフリガナを書き込んでいます。だから自信をもって元気に読めるのでしょう。
おおぞら学級でも詩の音読をがんばっています。
「先生ちゃんと聞いてくれましたか?」
もちろん。