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考えてから作るか、作りながら考えるか。
1年生は空き箱や、カップ麺の容器、紙コップ、卵のパック容器、食品トレイなどをつかっておもちゃを作っています。
つくったおもちゃは「風で動く」というコンセプト。だからうちわも持っているのですね。
子どもたちの様子を観察すると…
時間をかけて材料をしげしげと眺め何をつくるのか決めてから作り始める子、
いきなり切ったりはったりし始める子、
友だちの様子をじっと観察している子…いろいろなタイプに分かれます。
それがいいんです。集団で学ぶことのよさです。
どんどん手を動かして作っている子にとなりの子が話しかけています。
「なにつくりよるん?」
「う~ん、いまかんがえちゅう。」
完成したおもちゃをわれ先にと見せてくれるのが1年生です。どれも、笑顔にさせられるものばかり。
「これ、ぼうしになるんですよ」
「なるほど。ところで、どうやって風で動くのですか?」
「…」