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5年生は、熟語の構成や意味について学習を進めています。
例えば、「消化」と「消火」のように、同じ読みでも意味が違う熟語。また、「風車」は「ふうしゃ」と「かざぐるま」のように複数の読み方があるもの、「人気」は「にんき」と「ひとけ」のように読み方によって意味が変わるものもあります。
日頃使っている言葉(熟語)を、構成や意味の観点から分類し、理解していく学習です。
子どもたちの傍らには、「辞書」があります。
辞書を引くと、新しい言葉に出会えるのはもちろんのこと、「わかっていたつもりになっていた」言葉の本当の意味や、1つの言葉に複数の意味があることを知るきっかけになります。また、目的とは異なる言葉に偶然出会う楽しさもあります。
そして何より、辞書の厚みや重さは、「自分が知らない言葉がまだこんなにもたくさんある」という事実に気づかせてくれます。
