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「『わたしはスケートができます。』これを疑問にすると?」
「わたしはスケートができますか?」
英語では
「I can skete.」が「Can I skete?」
なんだか難しそうなことを学習している5年生です。国語の授業です。
そもそも使っている文字がちがいます。表意文字の漢字と表音文字のひらがな、カタカナを組み合わせて使う日本語と、表音文字のアルファベットを使う言語。
語順が大切な英語と、それほどではない日本語。
疑問形の表し方も大いに異なります。
人間はことばを用いて考えます。言葉がちがえば考え方もちがうのはあたりまえですね。
日本語でしか表せないことがあれば、日本語では表せないことも世界にはたくさんあります。
外国語を学ぶということは、自分の知らなかった世界に、表現に、価値に出会うということでもあるのですね。ちょっと大げさですが。