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長溝(ながみぞ)とは、およそ300年以上前、新庄の庄屋であった岩政次郎右衛門が、新庄地区に水を引くためにつくった用水路のことです。
岩政翁は本校の校歌にも歌われており、県内の小学生が使用する社会科の副読本にも「長溝」が紹介されています。
今回、3年生はこの「長溝」について、地域の方を講師にお招きし、詳しく学習しました。
学習の中で子どもたちは、次のようなことを知りました。
・岩政次郎右衛門が幾多の困難を乗り越え、大工事を成し遂げたこと
・水路は7km以上にも及ぶこと
・3年間で延べ9,000人もの人々が工事に関わったこと
・作業には鉄の道具ではなく、木のくわが使われていたこと
・水の流れを保つための勾配は、竹を使って測られていたこと(1mで5mm)
・完成した用水路の水が公平に分配され、多くの田が開かれ、新庄が豊かになったこと
・現在もその用水路が使われ続けていること
子どもたちは、先人の努力や知恵に驚きながら、熱心に話を聞いていました。
共同体の絆として水を守り、公平に分け合ってきた歴史を学ぶことで、新庄のよさやこれからの未来について考えるよい機会となりました。
また、新庄小学校では、毎年8月19日を登校日とし、岩政翁のお参りを行っています。これは90年前から続く本校の大切な伝統です。
